W124 500E ATIダンパー装着報告/ ATI Dumper report for M119 500E W124 and PWM control electric fan
以前 8月にご紹介しました M119用ATIダンパーとハブ、プーリーセット
昨年、装着のレポートが 届いておりますので、遅ればせながらお伝えします

A7075 8PKのアルミビレット プーリーの奥にちらり見えるのは、
M119専用に製作したハブに装着された 7インチのATI社製フルードダンパー
プーリーは、3孔のシボレーピッチにあわせて、軽量化のために肉抜きしてあります。
赤いスタビライザーの奥のオイルクーラーホースの其の億に見えるのが、アルミフィン付オイルパンです。
10mmピッチの凹凸がちらり見えます。
この角度で見れることはあまりないですが、放熱面積を増やしてるのがわかると思います。

ATIダンパー、ドラッグレースでは、一定クラスより上では、
安全上の要請で、レギュレーション上の必需品、
蝸牛のベンツ、往年の500Eでは、
こんなもん、絶対に欲しがる人がいないと思って、
私歌版で造ったものです。
ありがたいことに、世の中には奇特な好事家もいるもので、
拙稿、ブログを見て、関東、関西のお二方から、高価な品物をご所望いただきました。
自分用は、4PKx2のプーリーだったので、当然にそのままではつかないのと、
寸法だしと、図面起こしの作業もあるので、プーリー込みでお納めしました。
6pkと8pkの注文だったので、これで4pKのダブル、
前期後期とも、すべて対応できます(笑)

そのうち一台は関西、
大阪のエグゼファクトリー http://www.exe-factory.com/
で装着作業がされました。
500E,メルセデス、M119エンジンには、
私なんぞがいうまでもなく、
充分な経験と高度なノウハウをお持ちのところですので、装着にあたって、
なんの心配もありませんでしたが、
ハブの寸法をできるだけ追い込んで、ギリギリで造っているので、ハブ、
ダンパーの装着に関しては、冷熱間での装着を、菅波さんにお伝えしました。
そのため、
電動ファン、ラジエター、コンデンサーを外して、正面からの装着作業になります。
そのついで、タイミングをあわせて、
同時に、PWM制御の電動ファン装着をしたとのことです。
さすが、やりますねー
こちらは長くなるので、別に次回ご紹介します。
さてW124 500Eの冷却ファン、
ご存じのように、機械式ファンと電動ファンのコンビ、
M119エンジンでは、機械式ファンがバランサー的役目もしてます。
すなわち、エンジン回転の逆回転でファンを回転させて、
エンジンのマスダンパー的な使い方、バランサーシャフトみたいな役目をさせてます。
ですので、その前のモデルの、M117ですと、ファンの回転が逆です。
このためか電動ファンにして、機械式ファンを取り外すと、
2500回転位の回転域でエンジンにザラツキがでましたが、
このデメリットは、ATIダンパーの装着で、無事に打ち消されてます。
のみならず、
さらに変速時のショックの低減や、特に6リッターモデル由来の
ロングストローククランクのアンバランス感も見事なまでに減り、
機械式ファンが装着されていたとき以上に、絹ごしの色気を味わえているようです。
これ、いくら文章で語っても、
装着前後を比較して、実際に乗ってみるとか、
普段の自分の車と比べてみないと、わからない、
表現が難しい部分ではありますが、そのさわりの部分については、
ご想像いただけるかと思います。

写真のように、スチール、鉄の塊に、
ゴムをサンドイッチして焼き付けた、販売価格は高いけど、コストはかかってない
量産品、妥協品の純正のゴムダンパーと、
ビレットのアルミケースにフリクションリング、シリコンフルードの高級ダンパー、
比べること自体がやや酷ではあります。
(でも、ダンパー、ハブの合計値段(プーリー別)は一緒位です)
写真みると、純正ダンパーにはバランスホールが空いてます。
バランスとるのはいいことなんですが、回転アンバランスをバランサーで見た跡でしょうが、
単体では、バランスが取れてないってことの証左でありましょう。
ちなみに、ATIダンパーは、ダンパーが、ダンパー効果で、アンバランス吸収してしまうので、単品で
バランスとれません。バランスホール孔、空いてません。
GMのカマロやコルベット、ダッジチャレンジャー等のハイエンドモデルでは、
これらが純正採用されてる理由からもご推測いただけると思います。
オーナーの武内さんは、きっとニヤケ笑いが止まらないことだと思います。
メタルの当たりも良くなるでしょうし、
ビレット製7075アルミの高級クランクプーリーによる
オーバーハング、マスウエイトの軽減もきっと堪能されてることと思います。
昨年、装着のレポートが 届いておりますので、遅ればせながらお伝えします

A7075 8PKのアルミビレット プーリーの奥にちらり見えるのは、
M119専用に製作したハブに装着された 7インチのATI社製フルードダンパー
プーリーは、3孔のシボレーピッチにあわせて、軽量化のために肉抜きしてあります。
赤いスタビライザーの奥のオイルクーラーホースの其の億に見えるのが、アルミフィン付オイルパンです。
10mmピッチの凹凸がちらり見えます。
この角度で見れることはあまりないですが、放熱面積を増やしてるのがわかると思います。

ATIダンパー、ドラッグレースでは、一定クラスより上では、
安全上の要請で、レギュレーション上の必需品、
蝸牛のベンツ、往年の500Eでは、
こんなもん、絶対に欲しがる人がいないと思って、
私歌版で造ったものです。
ありがたいことに、世の中には奇特な好事家もいるもので、
拙稿、ブログを見て、関東、関西のお二方から、高価な品物をご所望いただきました。
自分用は、4PKx2のプーリーだったので、当然にそのままではつかないのと、
寸法だしと、図面起こしの作業もあるので、プーリー込みでお納めしました。
6pkと8pkの注文だったので、これで4pKのダブル、
前期後期とも、すべて対応できます(笑)

そのうち一台は関西、
大阪のエグゼファクトリー http://www.exe-factory.com/
で装着作業がされました。
500E,メルセデス、M119エンジンには、
私なんぞがいうまでもなく、
充分な経験と高度なノウハウをお持ちのところですので、装着にあたって、
なんの心配もありませんでしたが、
ハブの寸法をできるだけ追い込んで、ギリギリで造っているので、ハブ、
ダンパーの装着に関しては、冷熱間での装着を、菅波さんにお伝えしました。
そのため、
電動ファン、ラジエター、コンデンサーを外して、正面からの装着作業になります。
そのついで、タイミングをあわせて、
同時に、PWM制御の電動ファン装着をしたとのことです。
さすが、やりますねー
こちらは長くなるので、別に次回ご紹介します。
さてW124 500Eの冷却ファン、
ご存じのように、機械式ファンと電動ファンのコンビ、
M119エンジンでは、機械式ファンがバランサー的役目もしてます。
すなわち、エンジン回転の逆回転でファンを回転させて、
エンジンのマスダンパー的な使い方、バランサーシャフトみたいな役目をさせてます。
ですので、その前のモデルの、M117ですと、ファンの回転が逆です。
このためか電動ファンにして、機械式ファンを取り外すと、
2500回転位の回転域でエンジンにザラツキがでましたが、
このデメリットは、ATIダンパーの装着で、無事に打ち消されてます。
のみならず、
さらに変速時のショックの低減や、特に6リッターモデル由来の
ロングストローククランクのアンバランス感も見事なまでに減り、
機械式ファンが装着されていたとき以上に、絹ごしの色気を味わえているようです。
これ、いくら文章で語っても、
装着前後を比較して、実際に乗ってみるとか、
普段の自分の車と比べてみないと、わからない、
表現が難しい部分ではありますが、そのさわりの部分については、
ご想像いただけるかと思います。

写真のように、スチール、鉄の塊に、
ゴムをサンドイッチして焼き付けた、販売価格は高いけど、コストはかかってない
量産品、妥協品の純正のゴムダンパーと、
ビレットのアルミケースにフリクションリング、シリコンフルードの高級ダンパー、
比べること自体がやや酷ではあります。
(でも、ダンパー、ハブの合計値段(プーリー別)は一緒位です)
写真みると、純正ダンパーにはバランスホールが空いてます。
バランスとるのはいいことなんですが、回転アンバランスをバランサーで見た跡でしょうが、
単体では、バランスが取れてないってことの証左でありましょう。
ちなみに、ATIダンパーは、ダンパーが、ダンパー効果で、アンバランス吸収してしまうので、単品で
バランスとれません。バランスホール孔、空いてません。
GMのカマロやコルベット、ダッジチャレンジャー等のハイエンドモデルでは、
これらが純正採用されてる理由からもご推測いただけると思います。
オーナーの武内さんは、きっとニヤケ笑いが止まらないことだと思います。
メタルの当たりも良くなるでしょうし、
ビレット製7075アルミの高級クランクプーリーによる
オーバーハング、マスウエイトの軽減もきっと堪能されてることと思います。