500E モーテック化の相談
大阪のTさんのフルコン化紹介の記事
自動車が主要な産業の日本で、
こんな”ど”中古外車のブログ
しかも、ウルトラマニアックな内容です。
普通の常識人なら、
内容も、金額も、時間も、
ほとんどわからない、理解不能なんじゃないかと思うブログ、
果たして、見ている人、何人いるのかわかりませんが、
少なくとも数人+αは見ているようで、そんな方から質問がありました。
毎度、わからないのですが、けっこうお問い合わせをいただきます。
(同好の士からの、連絡は、うれしいことで、ありますよ)
かの、えちごや や あの、エスコートの敷居の高さはわかります、
また、AVOは業者向けのためなのか、
SNSで聞くことのほうが容易だからなの理由は、わかりません。
とっつきずらいであろう、こんなブログの筆者に、
真摯なお問い合わせをいただいますので、場合によっては、まとめて、ここに記載することにします。
また、個別のご回答より、他の方にも共有してもらうほうが良いと思うので、
今回はここに記載します。
500Eの場合 (私は、前世代のM800です )
私がつかってるのはこれ、最近 AVOで装着した、500Eは、M1でみんな動かしてます
V8ですから、これをシーケンシャル、各気筒別で噴射燃料をコントロールしたいなら
処理速度がある程度上のコンピューターが必要になります。
(純正ECU、LHモデルなら、グループ制御ですし、シーケンシャルはMEになってからです)
それで、私のフルコンの仕様はといいますと、
エンジン制御、つまり燃料噴射、点火時期のコントロールを行っています。
(物理的には、電子スロットル制御も、カム遅角、進角も、もちろん可能です)
ツインラムダ、左右バンクにO2センサーを置いて、気筒別燃料制御のシーケンシャル制御です。
つまり、既存のEZLやLH,GMは残したままで、エンジンだけ、モーテックで制御する
いわゆる「二階建て」
燃料噴射と点火時期だけをフルコンが
各気筒別にコントロールして、燃料の増減、点火時期の進角等をコントロールして、
純正のLH,EZLは直接の燃料、点火制御はしていません。
なので、電動スロットルやASR、ABSやクルーズコントロールはそれがきちんと生きている限り
作動します。
吸気カムの切り替えは、純正の油圧式ソレノイドで、制御しています。
すなわち、純正機構をつかってのON/OFF、油圧ソレノイドによる制御で遅角、進角、遅角です。これは変わりません。
エアフロは、
私の場合、純正エアフロ残して、電圧だけ測定して計測して、メーターに表示させていますが、
吸入空気量での制御はしていない、
けだし、Dジェトロ、回転とアクセル開度だけです。
経験上、32ビットのCPの制御速度ですと、
エンジン回転とアクセル開度、それにO2センサーのフィードバックがあれば、
エアフロの制御は必要ないです。それくらい賢いです。
燃料が濃ければ絞りますし、薄ければ増量、次のその気筒の爆発までに調整できる演算処理速度です。
あと、
機械式722.3ATの場合には、変速時のショック軽減のために、点火時期の遅角信号がATからEZLに入ります。
(経験上、きちんとATを組んであれば、たとえ遅角しなくても、注意しないとわからないレベルだと思います。)
モーテックでこれをするにはOLスイッチから、遅角信号を貰って、遅角させます。
電子式722.6でしたら、電子的にギアがどこにあるかの信号がでるので、
ギアがかわったときにATコントローラーから
ギアポジションから、遅角信号を拾うようにすれば、これも可能です。
遅角だけでなく、失火のアンチラグや燃料カットもやろうと思えば、できます。
というのが、質問の回答その1
再度、まとめると、
純正+モーテックの
二階建てで、モーテックでエンジンの主要部分のコントロールをする、
という仕組みです。
なので、くどいですが、クルーズコントロールも、ABSもASRも
ASRのカットオフも動きます。
もちろん、さらに工夫を進めれば、純正コンピューターを全部なくして、
スタンドアローンで、社外ABSの利用もできますし、
純正電子スロットルをやめて、
汎用電子スロットルを使うこと、それによるASR制御も可能です。
さらには、MPDで、リレー類を全廃することも、当然に できます。
クランク角センサー、カムポジションセンサー(気筒別センサー)について は長くなるので次回

こちらがM1 コネクターはMILスペック
自動車が主要な産業の日本で、
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少なくとも数人+αは見ているようで、そんな方から質問がありました。
毎度、わからないのですが、けっこうお問い合わせをいただきます。
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また、AVOは業者向けのためなのか、
SNSで聞くことのほうが容易だからなの理由は、わかりません。
とっつきずらいであろう、こんなブログの筆者に、
真摯なお問い合わせをいただいますので、場合によっては、まとめて、ここに記載することにします。
また、個別のご回答より、他の方にも共有してもらうほうが良いと思うので、
今回はここに記載します。
500Eの場合 (私は、前世代のM800です )

私がつかってるのはこれ、最近 AVOで装着した、500Eは、M1でみんな動かしてます
V8ですから、これをシーケンシャル、各気筒別で噴射燃料をコントロールしたいなら
処理速度がある程度上のコンピューターが必要になります。
(純正ECU、LHモデルなら、グループ制御ですし、シーケンシャルはMEになってからです)
それで、私のフルコンの仕様はといいますと、
エンジン制御、つまり燃料噴射、点火時期のコントロールを行っています。
(物理的には、電子スロットル制御も、カム遅角、進角も、もちろん可能です)
ツインラムダ、左右バンクにO2センサーを置いて、気筒別燃料制御のシーケンシャル制御です。
つまり、既存のEZLやLH,GMは残したままで、エンジンだけ、モーテックで制御する
いわゆる「二階建て」
燃料噴射と点火時期だけをフルコンが
各気筒別にコントロールして、燃料の増減、点火時期の進角等をコントロールして、
純正のLH,EZLは直接の燃料、点火制御はしていません。
なので、電動スロットルやASR、ABSやクルーズコントロールはそれがきちんと生きている限り
作動します。
吸気カムの切り替えは、純正の油圧式ソレノイドで、制御しています。
すなわち、純正機構をつかってのON/OFF、油圧ソレノイドによる制御で遅角、進角、遅角です。これは変わりません。
エアフロは、
私の場合、純正エアフロ残して、電圧だけ測定して計測して、メーターに表示させていますが、
吸入空気量での制御はしていない、
けだし、Dジェトロ、回転とアクセル開度だけです。
経験上、32ビットのCPの制御速度ですと、
エンジン回転とアクセル開度、それにO2センサーのフィードバックがあれば、
エアフロの制御は必要ないです。それくらい賢いです。
燃料が濃ければ絞りますし、薄ければ増量、次のその気筒の爆発までに調整できる演算処理速度です。
あと、
機械式722.3ATの場合には、変速時のショック軽減のために、点火時期の遅角信号がATからEZLに入ります。
(経験上、きちんとATを組んであれば、たとえ遅角しなくても、注意しないとわからないレベルだと思います。)
モーテックでこれをするにはOLスイッチから、遅角信号を貰って、遅角させます。
電子式722.6でしたら、電子的にギアがどこにあるかの信号がでるので、
ギアがかわったときにATコントローラーから
ギアポジションから、遅角信号を拾うようにすれば、これも可能です。
遅角だけでなく、失火のアンチラグや燃料カットもやろうと思えば、できます。
というのが、質問の回答その1
再度、まとめると、
純正+モーテックの
二階建てで、モーテックでエンジンの主要部分のコントロールをする、
という仕組みです。
なので、くどいですが、クルーズコントロールも、ABSもASRも
ASRのカットオフも動きます。
もちろん、さらに工夫を進めれば、純正コンピューターを全部なくして、
スタンドアローンで、社外ABSの利用もできますし、
純正電子スロットルをやめて、
汎用電子スロットルを使うこと、それによるASR制御も可能です。
さらには、MPDで、リレー類を全廃することも、当然に できます。
クランク角センサー、カムポジションセンサー(気筒別センサー)について は長くなるので次回

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コメント
管理人のみ閲覧できます
2022-06-06 23:33 編集
Re: モーテックM1フルコン等についてご質問いたします
なので、いわゆる「二階建て」と私がいってるもので、全部取っ払ってではなく、クルーズコントロールも、出来の悪いASRも、背おバカなABSもそのままです。
理由は、すべて完調に動作する状態だったので、それをとる必要もなかったのと、冒険をする必要もなかったからです。
その後、電子制御5速の722.6にしたので、オートマからEZLに行く2-3変速時の遅角はないです。
機械式ATのときは、つけるの忘れてても気が付かないくらいでしたが、ログ見て気が付いて、
あとからATから信号をとりました。
それをモーテックにいれて、遅角しますが、オートマのセッティングが良いのと、特性トルコンのおかげかで
差は、ほぼわかりません。
、
真のスタンドアローンは、知りうる限り日本にはいないんじゃないかと思います。
チャレンジするお気持ちは評価しますが、”開発”になるので、ユーザー、地方のユーザーが
一人でお願いする立場でお店に頼むのは、結構冒険。
敷居が高いというより、そのものを監督する立場の人、
できれば、
ご近所で、勉強熱心で、外国語が堪能、資料を入手することができて、時間管理が上手で、
クルマのことが、よくわかっているエンジニア、理想は過去にそういうことをやったことがある人
をタイムチャージで雇うとか、請け負うという方法がとれるといいと思います。
能力の有り無し、程度の問題で、プロとか素人とかは関係ないですよ
書いてて、そんな人がどこにいるのかと思いますが、
それはさておき、がんばってください
2022-07-14 12:27 500E倶楽部制作委員会 URL 編集