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2019/09/11

  カッコいいと思うブレーキキャリパー (2) I would rather be A Porsche than A Nissan



ポルシェも 伝統的にブレーキには挑戦的

 この前のブログにも書きましたが、
私が自動車4輪の市販車で初めて ブレンボを見たのは
ポルシェ928 
これまでの鋳込みのフィン付きのものから ばかにノッペリしたキャリパーだと思ったら、 
アルミ製の ブレンボでした  

そのあと、964も たしか944だか968の一部モデルもブレンボ
ボクスターになって、ワンピースのキャリパーになってました。

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写真はリア

ボクスターのワンピースのキャリパー

これは、今から思い起こしても
それはインパクトが強く、 
車両で見て、すぐに部品で購入して検討しました。

値段は単品では意外に安く、
その造作も、秀逸、
これまでの左右分割のブロックをボルト止めしていたブリッジを廃して、
ワンピースで成形してあります。

どのようにキャリパーピストンをボーリング、ホーニングしているのかを想像した記憶があります。 
きっとアングル形状のバイトで切削してるんでしょうと思いました。

今の整備士の多くはキャリパー、オーバーホールなんかしたことないでしょうが、
 昔は、左右ピースの連結ボルトを分解脱着して、
ピストンを取り出し、シールを交換、
ピストンやシリンダーの傷や錆を清掃点検し、
時にはボーリングしてスリーブを入れて
使ってました。

 ワンピースだと左右分解はできませんが、4本~のボルトで連結されているものより 
接触面積が大きく、連結強度も剛性も高い上に、軽量というメリットがあります。

 ここの強度は、ブレーキのタッチに結構な影響を与えるもので、
このボルトを6-4チタンに変更するというのが
バイクでは定番、

当時の32GTRなんかのマル金チューン(死語)でした。 
今は亡き、フジイダイナミックのフジイさんのところは、チタンボルトの在庫が多く
あこがれていました。キャリパーボルトから、連結ボルト、ブリーダーまで用意してましたね

この後、前にも書きました水冷996GT2ターボでのPCCB採用にあわせて、 
登場したのはT6ポッドのワンピース 宇宙最強のブレーキ(当時)
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前後してですが、 矢継ぎ速に

大型SUVのカイエンの10ポッド ワンピースと続きます。
他のメーカーだったら、おそらく共用するであろう部品を、少数でも、外注のブレンボに開発させてか、提案を受けて、積極的に採用していることです。

コストダウンで左右で共通のベンチダクトのブレーキローターを使うようになった
メルセデスや、最初っから左右一緒の日産GTRのブレンボとは 性根が違います


 

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流用のブレーキチューンで一般的になった 4ポッドのF40キャリパー、
それより大きいF50キャリパーと比べると 

後継モデルの優位性もあり、重量は軽く、剛性感は高い。
いずれも、さすがポルシェと感じさせるところでした。 

ポルシェ自体、空冷モデル911までは伝統的にノンサーボの真空倍力なしで
タッチとフィーリングを高め、
踏む力に応じた制動力でしたが、さすがに車重が増えたのと、
ユーザーの嗜好にあわせてでしょうか、 

964ではターボなんかは電気式と他モデルは負圧の倍力入れるようになりました。 
(これもポルシェらしいです)

まあ、RRの特殊性とホイールベールの短さ、ロールセンター、アンチスクワット等の要因や 
ユーザーの使い方の傾向もあるんでしょうが、
ここに存分にお金をかけられるブランド力と
経営センスはさすがはポルシェと思うところです。 

ポルシェ社のブレーキについてのWEB開設ページ">


 日産自動車の35GTRのブレーキについての自社 WEB開設ページ

https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-1ed7a64dd05fc960dd6c77c776000b1f 


これを見て、 あなたはどちらの車を買いたいと思いますか?

さて、そんな宇宙一のポルシェのブレーキ
参考になる良い記事(日本語)がありますので引用します、興味ある方はご覧ください

 

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