夏の八ヶ岳で自動運転を改めて考える あと何年のれるかな(5) Mid Summer Day Dream in Kobuchizawa,
毎年、暑い夏のこの時期は、標高が高く、涼しい小淵沢で愛馬と一緒に避暑です。
なので、更新が滞りがちです。
天気予報で見る日本の今年の夏の暑さは、異常で、暮らしています 亜熱帯の香港より、日本の東京のほうが暑い!
こちら標高1000mの小淵沢でも、8月上旬は30℃超える日が続いていました。
暖炉、薪ストーブはあってもエアコンがない別荘では暑く感じるところもあったようです。

高原ではサイフォンコーヒーの湧きが遅く時間がかかります。
手前にあるのはEU メルセデスベンツ純正のピクニックセット(笑)
みなさんもどうぞ!
煙い 屋外 バーベキュー より、クラシックベンツには合うと勝手に思っています。
こんな中で、いつまでのれるかな? 今年は自動運転について、ぼやーっと考えていました。
前にも、お話ししましたが、大昔、AMGのアウフレヒトさんのところ、まだ西ドイツだったころの旧い工場に、
お邪魔してパッシブセーフティについて伺った話ですが、「馬(馬車)のレベルに追い付いていない」といってました。
今では、ドイツでは有名な障害馬術競技の女性ライダーになった御嬢さんがまだ小さい頃で、
工場の中庭に馬を放牧したり、ホーストレーラーを引っ張る位、馬には造詣の深い氏がそういってたことを思い返しています。
馬は、とても敏感、臆病で、なおかつとても賢い、さらに記憶力の優れた動物ですから、
自分から他の車に突っ込んで行ったりはしません。接触しそうになれば、避けるか、止まる、減速します。
自分の厩舎や家は覚えているから、乗り手が迷っても、自分で導いてくれます。
こちらでは、毎日、山の中、森林の中、十数キロを馬で移動していますが、
ライダーが、林間で道に迷っても、馬が勝手に案内してくれます。
部班、隊列を組んで、他の馬とルートを行く際も、距離は自分で調整して歩幅をすすめます。
調教度の高い馬でしたら、もちろんライダーの技量にもよりますが、
音声認識のSIRI以上に 音声扶助だけで、停止、発進、並足、速足、駆け足が出ます。
さて、自動車で、すべての道路で、自動運行、運転、危険回避、これをやろうとすると、
あと10年、20年のレベルでは無理だと思っています。
人工知能、制御系の進歩を見ても、過去から想定する以上、やはり困難という方向になると思います。

興味ある方はご存じのとおり、自動運転については、レベル0~5迄定めてありますが、
条件の整った自動車専用道路、高速道路では、レベル4,5はインフラ整備とあわせて、実現可能でしょう。
鉄道とは異なり、レールの無い道路、
山道、混雑する狭い道路で、追い越し、割り込み等、交差点があり、歩行者、自転車、オートバイとなると、
法規制含めて、よほどインフラを整備するか、双方向通信、センサー類、AIが進歩しないと難しいのではないかと思っています。

写真は、6月に帰国したときに、飯田橋 九段下のホテルで見かけた、BMWの自動運転(だろうと思う)試験車の様子。
カメラを多くつけて、画像認識、レーダーから、車間距離等をコントロールするんでしょう。
ドイツ人らしく技術者数名が、このような車数台でたむろしていました。
電動パワステになって、ハンドルアングル等のコントロールでできるでしょうが、
数センチ単位になると、まだ現段階では危うくはあります
おそらく、道路にセンサーを付ける、ラインを目安にする等のインフラがあったとしても、
市街地や、未舗装路、山岳路では、やはり難しいのではと思います。
前にお話ししたテスラの自動運転は、こちらでの実走ですと、高速道路のオートクルーズにブレーキアシスト、
ハンドル操作とカーナビが付いた程度のもので、一定の条件下では、そこそこ使えますが、とてもまだ
居眠りしてても帰れるというレベルではありません。
自動運転の事故における保険会社の利害や、これまでの各国毎の判例法理との関係から、
ドライバーが免責になるということは、革命や極端な立法、法を曲げるでもない限り考えられず、
そうなると、さらに、やっかいな消費者保護、製造物責任、ディープポケットからとればいい、
それに食い詰め弁護士が、ローン返済、飯のために、救急車を追いかけるの理屈からすると、
インフラ以外に、法的整備が困難なので、もうすこし解決するには時間がかかるというのが私の予想です。
馬車インフラが発達したイギリスで、馬を驚かせないように、自動車の運行を制限する「赤旗法」が制定された
がごとく、この分野でも今後、紆余曲折があることでしょう
なので、更新が滞りがちです。
天気予報で見る日本の今年の夏の暑さは、異常で、暮らしています 亜熱帯の香港より、日本の東京のほうが暑い!
こちら標高1000mの小淵沢でも、8月上旬は30℃超える日が続いていました。
暖炉、薪ストーブはあってもエアコンがない別荘では暑く感じるところもあったようです。

高原ではサイフォンコーヒーの湧きが遅く時間がかかります。
手前にあるのはEU メルセデスベンツ純正のピクニックセット(笑)
みなさんもどうぞ!
煙い 屋外 バーベキュー より、クラシックベンツには合うと勝手に思っています。
こんな中で、いつまでのれるかな? 今年は自動運転について、ぼやーっと考えていました。
前にも、お話ししましたが、大昔、AMGのアウフレヒトさんのところ、まだ西ドイツだったころの旧い工場に、
お邪魔してパッシブセーフティについて伺った話ですが、「馬(馬車)のレベルに追い付いていない」といってました。
今では、ドイツでは有名な障害馬術競技の女性ライダーになった御嬢さんがまだ小さい頃で、
工場の中庭に馬を放牧したり、ホーストレーラーを引っ張る位、馬には造詣の深い氏がそういってたことを思い返しています。
馬は、とても敏感、臆病で、なおかつとても賢い、さらに記憶力の優れた動物ですから、
自分から他の車に突っ込んで行ったりはしません。接触しそうになれば、避けるか、止まる、減速します。
自分の厩舎や家は覚えているから、乗り手が迷っても、自分で導いてくれます。
こちらでは、毎日、山の中、森林の中、十数キロを馬で移動していますが、
ライダーが、林間で道に迷っても、馬が勝手に案内してくれます。
部班、隊列を組んで、他の馬とルートを行く際も、距離は自分で調整して歩幅をすすめます。
調教度の高い馬でしたら、もちろんライダーの技量にもよりますが、
音声認識のSIRI以上に 音声扶助だけで、停止、発進、並足、速足、駆け足が出ます。
さて、自動車で、すべての道路で、自動運行、運転、危険回避、これをやろうとすると、
あと10年、20年のレベルでは無理だと思っています。
人工知能、制御系の進歩を見ても、過去から想定する以上、やはり困難という方向になると思います。

興味ある方はご存じのとおり、自動運転については、レベル0~5迄定めてありますが、
条件の整った自動車専用道路、高速道路では、レベル4,5はインフラ整備とあわせて、実現可能でしょう。
鉄道とは異なり、レールの無い道路、
山道、混雑する狭い道路で、追い越し、割り込み等、交差点があり、歩行者、自転車、オートバイとなると、
法規制含めて、よほどインフラを整備するか、双方向通信、センサー類、AIが進歩しないと難しいのではないかと思っています。

写真は、6月に帰国したときに、飯田橋 九段下のホテルで見かけた、BMWの自動運転(だろうと思う)試験車の様子。
カメラを多くつけて、画像認識、レーダーから、車間距離等をコントロールするんでしょう。
ドイツ人らしく技術者数名が、このような車数台でたむろしていました。
電動パワステになって、ハンドルアングル等のコントロールでできるでしょうが、
数センチ単位になると、まだ現段階では危うくはあります
おそらく、道路にセンサーを付ける、ラインを目安にする等のインフラがあったとしても、
市街地や、未舗装路、山岳路では、やはり難しいのではと思います。
前にお話ししたテスラの自動運転は、こちらでの実走ですと、高速道路のオートクルーズにブレーキアシスト、
ハンドル操作とカーナビが付いた程度のもので、一定の条件下では、そこそこ使えますが、とてもまだ
居眠りしてても帰れるというレベルではありません。
自動運転の事故における保険会社の利害や、これまでの各国毎の判例法理との関係から、
ドライバーが免責になるということは、革命や極端な立法、法を曲げるでもない限り考えられず、
そうなると、さらに、やっかいな消費者保護、製造物責任、ディープポケットからとればいい、
それに食い詰め弁護士が、ローン返済、飯のために、救急車を追いかけるの理屈からすると、
インフラ以外に、法的整備が困難なので、もうすこし解決するには時間がかかるというのが私の予想です。
馬車インフラが発達したイギリスで、馬を驚かせないように、自動車の運行を制限する「赤旗法」が制定された
がごとく、この分野でも今後、紆余曲折があることでしょう
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