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2018/06/01

きっと世界初!? AMG レベライザーショックのオーバーホール Rebuilt SACHS absorber with a Levelizer

 長らく車道楽なんかをやっていると、やがて、大概の事では そんなに驚かないようになってきます。

 免許取り立ての頃であれば、誰が免許とったこと、 車買ったとか、
 先輩が車高下げたとか、アルミホイール買った、マフラー換えた、ソレックスつけた等で 大騒ぎして、
 自分のことのように喜んだり、感動したり、おれだったら どうするとか 大きなお世話を
 考えたりしてました。
 
 これが減ってきます。慣れなのか、感性が鈍るのか、寂しいことですが、現実です。

 特に自分が 弄ってる車や わかる範囲のことですと、だいたい想像がつくというか、
 経験値もそれなりに蓄積しているので、
 新しい技術や工夫のブラッシュアップはあっても、常識、定石を覆されるというようなことは 
 あまりありません。

 こうやって、歳をとっていく、経験を積んだとはいいながら、固定観念に囚われていく、
 自分では まだまだ 行けてるつもりでも (そもそも、この段階でおかしいんですが)、
 実は、すでに成長速度は衰えている現実を、
 貯金の取り崩しで、糊塗してしまってるんじゃないかと思うことがあります。

 そんなことが、最近、w124 500Eでもありました。

 500Eで 装着されているレベライザーショック、オーバーホールできるんです。

 とても、興味深い内容ですので、何回かにわけてお話ししようと思います。




 レベライザーショック、ニボマット "NIVOMAT "とも呼ばれる ザックス の、油圧 車高維持ショックアブソーバー
 登場したのは いつ頃だったでしょうか?

 私の記憶では、一般的なのはバブルの560SE、W124もワゴンでは一般的でしたし、
 そういえば、その前のモデルのW123 ワゴンでも、そうでした。

 W201でも 2.3-16はリア、エボなんかは4輪レベライザーもあったように記憶してます。

 そうすると、すでに30数年前、ということになります。
 長年の間に、特許が切れたのか、契約独占がなくなったのかわかりませんが、
 最近では、メルセデスに限らず、昔のボルボ、キャデラックや他のメーカ―も広く採用してます。

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 倒立式のショックアブソーバーを用いて、
 蓄圧室(アキュームレター)、 蓄圧された高圧ガスと、エンジンによって駆動されるオイルポンプで加圧された
 ハイドリックオイルを レバースイッチにより、
 当該倒立式ショックアブソーバーに組み込まれた減衰力調整ピストンの動作位置を任意で制御し、
 一定の車高に保って、姿勢を安定させようとする仕組みです。

The Nivomat Shock Absorber

 ザックスの解説を見てみますと、重量積載時や乗車人員の増加時に、リアの車高が下がるのを
 防いで、同時のコーナリング姿勢の安定や、ドライブシャフト、ベアリングの負荷を低減、ヘッドライトの調整
 ということのようです。


 なので、荷物運搬のTモデル、ワゴンや トレーラーオプション ならいざ知らず、
 定員マックスで運転されることのすくない、500Eや W201の2.3-16に、なんでこれを採用したのか、
 真意がわかりませんが、ベンツ得意の、「最上モデル演出」、
 おそらく何らかの+α、プレミアムを演出するツールであったんだと思います

 私の思うに、500Eの登場背景にある、トヨタのセルシオショック、LEXUS SHOCK!の影響だと考えます。
 マルチリンクにエアサスが装備されてる(タイプcでしたっけ?)セルシオに対して、素のマルチリンクと
 コイルスプリングでは、SLから持ってきたエンジン載せただけでは、物足りなく見えたんでしょうね(汗)

 そんな、500Eでは、レベライザーを殺して、”鐡脚”にする人(特にLSD装着にあわせて)、
 私を含めた、えちごや信者の他にも、少なからずいますが、
 純正装着のレベライザーを活かして、のってる人も多数います。

 私のこの記事では、どうしても私の主観によっていますが、どっちが好きと言われれば、
 自分の乗り方や使い方では、鐡脚+LSDになりますが、
 それぞれの乗り方、脚を積極的に動かして、トラクションをかける、左右の駆動輪の差は、
 LSDでツジツマをあわせる ってのだと これがいいと思いますが、

 前世期の 1.7tのセダンで、そんなことするより、
 高速コーナーで、LSDデフ差動させる乗り方するより、フラットな姿勢維持で乗りたい。
 リアにトラクションかけて、上下するのより、レベ一定のほうが上品と思う
 車高下げたアピアランスが好きなので、脚を動かさない、動かせないなら、
 レベライザ―は、あったほうがいい 
 トレーラーひっぱる、荷物つんで人載せるから、レベは必要

 等という意見も至極もっともであり、尊重すべきものであると思います。

 とはいえ、そのレベショック、唯一の供給先がザックスで、
 純正か、ザックスOEMか、AMGブランド供給での純正しかありませんでした。

 そんな中で、唯一のHD代替選択肢 HD版?、減衰力が強い(といわれてた)タイプが、
 AMGのレベライザーショックであったわけですが、
 だいぶ前に、新品では供給中止になり、オーバーホールもできないので、
 仕方なく、ザックスOEMか 純正の500E用を選択するという方法しかありませんでした。

 ところがですよ、
 「人が作ったものだったら、できるはず」、
 「いや、なんてことないショックのOHでしょう!」と言い切り、分解し、

 自分でオーバーホールしよう、どうせなら、中のバルブやシム、オイルを調整して、
 しまおう、AMGのレベライザーショックをOHしよう、
 ついでに減衰力を換えようという 男気のある方、勇者先達が いらっしゃいましたので、紹介させていただきます。

 一番上の写真は、その分解図、左がザックスの内部分解で 右がAMGの内部、分解品です
 おそらく、世界初公開、
 写真でも、部品構成、違いが判るとは思いますが、 詳しい解説は 次回以降につづきます





 


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