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2018/03/08

美しい国の美しいチタンマフラー 排気バルブ付 Titanium EX system with electric control valve 敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花 If  I were concerning, the Japanese soul, it would be a Cherry Blossom in early morning threw rising Sun.

 エスコートでの 500E フルコン会議の続きです

 K氏は、お仕事は私と同じく、自動車関係以外です。
 それでも、私以上に いや、はるかに凌駕して造詣が深く、またご自分で手を動かして 頭を使い、時間にとらわれずに
 とても 素晴らしいものを造りだしています。



 6リッターのエンジンが搭載されているとても美しい500Eです。
クロームメッキを同色でペイントしたAMGのバンパー下から、ちらり覗くテールエンドにご注目ください。

ストレートにのびるテールパイプは φ60のデュアルです



ただの60デュアル管ではありません。
リモートコントロール電磁バルブ付です。

それだけではなく、材質はチタン、タイコもチタン板をロールさせて、オーバル状の蓋を切り出して、車高あわせで、
パイプ位置をオフセットして、付きあわせで溶接して作成してあります。 
きっちりの寸法とバリ取りで、溶接棒つかわずに仕上げてあります。
汎用のカシメでできたタイコではないのがわかります。

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エキマニフランジから テールエンドまで、途中のタイコ、フランジも、ボルトまでチタン、です。
マフラーの吊り金具マフラーハンガ―も、吊りゴムにあわせて、チタンで切り出して製作してます。

DSC_1501.jpg



途中、集合させて、分岐で フルデュアルで仕上げてます。

自作のチタンタイコの中身、パンチングロールで巻いて、吸音材までチタンだそうです(汗)。
チタンの切子で「チタンたわし」つくって、吸音させてます。
作製するときから話うかがっていましたが、遮蔽用のアルゴンボンベを何本も使っでます。

ものすごく、 おそろしく手がかかっています。
市販のパイプ材かってきて、曲げパイプ切断したやっつけのワンオフとは次元が違います。



 床下の最低地上高をできるだけ稼ぐために、、ロアアームのピボット部分をよけて、オフセットさせて、上下左右に3次元でずらして フルデュアルを通しています。

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製作途中から話を聞いていましたが、板を切り出して、点付で止めて、
つけては外し、組んでは、外す、気の遠くなるような作業を繰り返してます。


巻き戻しで解説しますと、二匹の「大蛇」の通り道を決めるのに、タイコを仮に製作し、位置を決め、
ポイントのたるもっとも狭い場所をどうクリアしていくか、で曲げ角度を決めていきます。
デフの横、ドライブシャフトのギリギリ、ロアアームのピボットを逃げて通しています。

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水平に通す、デュアル管ですが、曲げ箇所、角度とも、当然に違うので、曲げ箇所の数が少ないほうから、合わせていく手法を
とっています。少ないといっても、角度曲げパイプ2本、短いタイコへのストレート部1本をつなぐために、
十数個の複数角度の曲げパイプを輪切りで用意して、溶接して、微妙な曲げ角度を造ってます。

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こちらは、曲げ箇所が連続しないで、曲げパイプがはいるもう片方、
同じく十数個の曲げパイプを切り出して、組み合わせで、角度をかえていく手法です。

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製作途中での、切り出した板材と、点付がよくわかります。

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 磨きのステンレス材とは また違う溶接部の色と、薄さ、
 チタン独特のチタニウムグレーの凄味がつたわりますでしょうか

 さらに 驚いたことに これ、すべて自作、DIYです。
 いや、もしかして、DIYでない、時間や作業効率を考えてだと このレベルには到達できないかもしれません。

 このために、ご自宅にリフトや、加工機械、溶接機、ガス、そのほか工具等が 
 車といっしょに、 綺麗に 並べられています。

 DIYってのは、趣味でやるものだから、時間考えなくて良い、やりたいことを追求して、探究すると
 こういうものができるという 目標になる車です。

 大和漢、敷島の瑞穂の國ののカーガイここにありと思う一台と
 山桜のごとく、美しいエキゾーストパイプの脈々であります。

 

 ところで、茶席や博物館や展示会で、書道作品、書、を拝見する機会を造っているのですが、
 書と溶接、共通点があるように思います。
 溶接のビートを見ていると、溶接した人の精神状態や、呼吸、ペースやテンポ、気持ちの揺れが わかります

 溶接は、一定の速度でトーチを動かして、溶接する場所の金属を沸かして、溶かしながら、トーチを動かすことにより、
 溶けた金属の温度が下がって、液体から固形化します。

 そのテンポが溶接の貝殻状のビートになります。

 まっすぐ動かしたつもりでも上下、前後に動きます。
 一筆書きでやるにしても、初めと終わりの「とめ、はね、はらい」は残ります。

 この溶接のビート、集中して、息を吐きながら、一定のペースで、動かして、すっと抜いて、離していった
 腕の動きがわかるようなところ、角度を変えて、繋いだところ、息継ぎしたところが、それぞれ文字のように
 見えてきます。

 一定の文法で、流れるように、語りかけてくる 凄味が私の下手な写真だとお伝えできないのが
 残念ではあります

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