2010/01/15

カーボンルーフ第6弾 工事中2



写真撮影は 越中富山の sabu氏、炭焼職人ブログ からの転載

http://saburi3.sblo.jp/

ご覧のとおり、屋根を取りました。おくればせながら、(屋根)あけましておめでとうございます。です。
新年早々、屋根がとれちゃって、景気がいいね


ベンツ、500Eの屋根は、車の性格上からか、ベンツ得意のポップアップ付きのスライディングサンルーフ付きが多いです。
タバコを吸う人には、ポップアップさせて煙を外に出すなど便利な機能なんですが、
実際にサンルーフ開けて乗ると100km位から風巻き込んで煩いし、それでいてオープンカーほどの開放感はない。

冬の日照時間が少ない欧州で太陽をありがたがるのはわかりますが、日本では必須というほどのものではないと思います。

それで、スライドされたルーフは室内に収納される構造のため、二重の鉄板となっており、とても重い。
ノーマルルーフより車検証上で+30kgあります。

前にも書きましたけど、重心点から一番遠い場所で、高い場所にある30kgが、車の運動性能に与える影響ってのは相当なものです。

写真は、ルーフを剥いだ状態ですが、この状態でサンルーフの重量減により車高が上がっています(笑)。

厄介な作業をしていただいた板金屋さんには本当に頭が下がります。
数の多いスポットを揉んで、二重のところをタガネで叩いて、重い鉄板をどかすのにさぞかし重かったことでしょう。

これに、sabu氏謹製のCFRPにケブラーハニカムサンドイッチのマルチコンポジット・ドライカーボンルーフを、3Mのパネルボンドで接着してガラスを嵌め込めば完成です。

ご存知の方も多いのですが、正式名称は、「3Mオートミックスパネルボンド」、2液性のエポキシ接着剤で、M3、M5のドライカーボンルーフやボディ補強に使われている製品です。
鉄板同士の接着なら、せん断強さは、23.5MPa(24.0kgf/cm2)、剥離強さで7KNmあります。

ルーフ板留めているスポット溶接は、写真のように「点づけ」で、
前縁ガラス骨格、後縁ガラス骨格、左右ルーフ構造骨格と溶接されてます。

このスポットの数(溶接面積)より、全周で接着するパネルボンド工法のほうが接着面積が多いため、
せん断強さや剥離強さは薄肉鉄板をスポット溶接したより強いことになります。
 また、薄肉板一枚で張力を保っているより、ケブラーハニカムのカーボンコンポジットでルーフを成形したほうが、すべての点において鉄板より上でしょう。

鉄板1枚の屋根では、人が上にのるとベコリとへこみますが、ケブラーハニカムのCFRPルーフでは人が上に乗ってもへこみません。

ドラッグレースの表彰式では人が乗ってますね。
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