2010/01/13

ローフリクションのハブベアリング



フリクション、 良くこのブログで書く言葉ですが、日本語に直すと「走行抵抗」か「機関擦動抵抗」とでも訳しましょうか、


えちごやの皆口さんによれば、NAのベンツは、「足算(ターボと違って過給(圧縮圧力)上げるわけには行かない)が
ほとんどないので (慣性過給や、排気脈動くらいでしょう)、引き算(抵抗)を減らす」ことに注力してます。
3年くらいまえのCARBOYの記事にも出てましたが、チューニング部品が少ないので、基本的なことを追い込んでいきます。

フリクションの少ない車というのは、乗って気持ちがよく、少しアクセルをさわれば、前に、アクセルを離しても、スッと進んでいく感じです。

 
最近の省燃費指向でも良く聞きますが、ハブベアリングで1.5%燃費向上とか、実現可能なんですね、スタート時に大きい摩擦でしょうが
走行時もずっと擦動している部分ですから、全域で影響が大きいのでしょう。

ドラッグレースでも、PRIのブースでローフリクションベアリングなるデモがあります。スピンドルにホイールが付いていて、手で廻す。
高精度のものは、いつまでも廻るが、一般のものだと重いし、すぐ止まる。

ベンツでは、フロントのスピンドルのハブベアリングのアウターレースを磨くと、体感できるくらいの効果があります。
私のはアウターレースをピカールで磨いただけですが、気合入っている人だと、研磨後にWPC表面処理したり、ベアリングも
超高精度のものを入手したりしているようです。

アウターレースをバフで磨いて、良いグリースを入れただけで、車にのってアクセルを踏んだらわかります。
鈍感な人でもゆっくりハンドルを切ったときの前への進み具合で気が付くことでしょう。

お金かからないチューニングなので、ハブの調整時にお奨めでもあります。


日経テクノの NTN ローフリクションベアリングのページ

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100104/178921/
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インパクト物理

先日、SLD-MAGICという高性能工具鋼の自己潤滑性の話を日本トライボロジー学会で聞いたが、モリブデンとかカーボン、それにDLCコーティングなどの怪しげな論説とも整合し、油中添加剤の極圧効果にも拡張できる話は面白かった。そのメカニズムをひらたくいえば世界初の本格的ナノマシンであるボールベアリング状の分子性結晶が表面に自己組織化されて、滑りが良くなるということらしい。

No title

こちらでもコメントありがとうございます。Sldーmagic、少し調べて見たいと思います。