2017/07/07

Fuel Pump Up grade again RETRO FIT IN TANK (1)  Good seed makes a good crop.


だいぶ前に、W124/ 500Eの ロムチューンのときにも お話しをしました。

真面目にチューニング、パワーアップをしていけば、
ガソリンを燃やして、動力を得る内燃機関の宿命、
自然に行き当たる入口、燃料系の話です。燃料ポンプの吐出量のところで

“山より大きい猪はいない” という話でした。

あれから 何年、ヘアライン号、フルコン、モーテック化で点火自由度やシーケンシャル制御で
噴射タイミング調整幅が増しました。

点火時期を100mmボアに合わせて、上死点前BTDCを決めて、
ノックセンサーでギリギリまで追い込む、爆発圧力がもっとも高くなる
位置に点火時期をセットする。

そうすると、エンジンが燃料を“呑む”ようになる。

吸気バルブの開閉に合わせて噴射タイミングも調整する。

そうこうして、ようやく約490馬力。
550ccインジェクター、ログで見ると最大負荷で
開弁率約75%@燃圧3bar 噴いてる計算です。

モーテックで、ポート噴射のインジェクターだと、
定石は、吸気バルブが閉じたときに、噴射が始まって、開くときには噴射を終えるように
タイミングをセットします。

これメーカーのベンチでも実験結果でも出てる、実走試験してもわかる経験値の公知事実ですが、
吸気バルブ開いているときに、燃料噴射すると燃焼が安定しません。
フィーリングも悪い、パワーも乗ってこないです。

つまり、吸気バルブ開いている時期、1/4を除くと、3/4≒75%しか、インジェクター開弁率を
活かせないことになります。

今、燃圧3barで合わせてますから、燃圧をベンツ風に3.8bar とか
もう少し上げれば、まだ、もうちょっとこのインジェクターでいけます(NAなんでターボより余裕あります)。


でも、そうなると、ガソリン供給元の燃料ポンプが追いついてきません。
今、ボッシュ044の200L/h@5bar 14A.13.8Vを使ってますが、
全噴射550cc x 8 x 60min = 264L/h をインジェクターが噴くことになるので、開弁率75%なら198L/h です。
安全マージン考えると 余裕がないのと ローラータイプのため、駆動音が煩い

熱ダレや 電圧変動もあるので、ポンプ吐出量のマージンを8割とみると 330L/H 必用
将来、もっと大きいインジェクターを使うとすると更に吐出量の大きいものが必用になります。

なので、えいやで、最近の450L/h のインタンクポンプを使うようにしました。 HOLLEY製 レトロフィットスタイルです。







937cc x8x60=450.2L/h  ポンプ容量マージンみても、750ccサイズのインジェクターまで使えます。
NAで875馬力強までカバーする吐出容量です。
もちろん、要求アンペアも大きいので、電源系の変更整備も必要です。
60psi/ 4.13bar 13.5v・16.9A です。サイズも044と比べると、小さいんですよね

ただし、このサイズのポンプ、常時全開だとリターン流量が増えすぎてしまうので、
エンジン負荷に応じて、ポンプ駆動を
モーテックでPWM制御コントロールするようにします。

最近の車では、燃料ポンプの音を気にしてか、このようにしてますね
音もタンクの中でガソリンにつかるため、燃料がダンパーになって静かです。
ポンプの発熱も燃料で冷却できる(燃温が低ければ)というメリットもあります。

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