2017/03/03

722.6 NAG1 エボリューションプロジェクト (4)  TRANS BRAKE  722.6 NAG1. Evolution Project (4)

旧いベンツ 500Eに 722.6乗せたい人なんて、
日本には、ほとんどいないと思いますし、
その5速オートマをチューニングしようなんて人は、さらに少ないと確信してます。

そうではありますが、
小集団、異端の中で考えつめていくということは、またその中で、切磋琢磨があるので
少しは意味のあるものだと思いつづけます。

さらに、どんどんマニアックになっていきます。
ダッチチャレンジャーやチャージャーの722.6なら、まだしも、
ベンツに関して言えば、絶対、需要のないトランスブレーキ。

PARAMOUNT NAG1

こちらは、MOPER等のチューンで有名な
パラマウント社トランスブレーキ搭載のスーパープロシリーズトランスミッション
トランスブレーキ、そもそも、どういうものか、説明が必用なレベルの部品です。
日本では 9RECORD AJITOの長谷川さんのところで扱ってるようです。

ドラッグレースのスタート時に、
エンジン回転を上げてトルクが出てくると、
フットブレーキ、ラインロックだけでは、車体を停止させておけなくなります。

そのため、オートマティックトランスミッションの内部、
バルブボディの流路を加工し、電磁ソレノイドで制御して、
1速ギアに接続して、駆動をアウトプットシャフトに伝達しつつ、
リバースギアにも接続して、両方向から正逆の駆動をかけておく、
それを電磁スイッチで解除することによって、
ロケットスタートを可能にする
というもの、ドラッグ“レース専用部品“です。



要は、マニュアルクラッチミッションで、
回転を上げて、ドンとクラッチを繋ぐのと同じようなことができるので、
最大トルク付近のトルクをスタートから使えるようになるというものです。

15826253_691548457690693_4557257403189653788_n.jpg

写真のビレットのアルミブロックは、バルブボディに接続されて、1速、バックのクラッチ、ブレーキに
油圧、流路を切り替えるためのソレノイドがついています。

できたものを、あとから考えるのは楽ですが、
流路を解析して、どこがどうつながるのか、できてから、油圧がかかるのか、立ち上がりのスピード、
油量の安定等のために経路の孔径、距離等をベンチでテストしてというプロセスが必用です。

GMやフォード等のメジャー車両であれば、
米国では、ナンバー付の市販車、ロールバー無のクラスでも
大トルクのV8車両では、必然的に使われている部品で、
GMのオートマやレースグライド用なんかですと、通販でもふつうに買うことのできる部品です。

722.6は、クライスラー、ポルシェ、ジャガー他でも
使われているオートマなので、
GM、フォードから比べるとマイナーな米国クライスラー車でも、
すでに、トランスブレーキが
普及しているため、オートマコンプリートで市販されてます。

私としては、バルブボディとスイッチだけが必用なので、全体を買う必要もなく、
また、ベンツとクライスラーでは、インプットシャフト径が違う、
ベルハウジングもエンジンが違うので、当然違うため、
WH氏から購入することにしました。
現在、オートマベンチにかけて製作中ということなので、期待しています。
関連記事

コメント

非公開コメント