2016/10/16

3.46 デフ OS-GIKEN TCDの組み込み準備 今だから語る、純正流用デフの失敗談

ひ弱なドライブシャフト、ハブの製作と合わせて、デフの準備もしています。

今使っているデフが210㎜の3.69 T48/13 なので、今回は3.46 T45/13 にしてみます。

ちなみに、この世代のベンツは210㎜のビックサイズ(126,140とか、129とか、500E)
と185㎜のスモールサイズ(190EとかW124の320E)の二種類があります。
500Eは 210mm 2.82の1種類ですが、
R129や 6リッターだと、2.65、
W210の E50の 3.07 の ミドルギア Ⅱグループ

W126の 560なんかだと 2.47
w124 400Eの 燃費仕様の2.24 の ハイギヤ Ⅰグループ

そして、私が使っているローギヤ―ド仕様 Ⅲグループの
3.27,3.46.3.69 があります。

Ⅰ  Ⅱ  Ⅲ のグループで それぞれリングギアの厚みが違うので、
それに対応するデフレンシャル、LSDも違います。



写真はOS製 Ⅲグループ用のLSDと 今回使う デフキャリアです。

ASRのセンサーホールが無いのが判ると思います。
今回、ASRセンサーはW210ワゴンのハブキャリア(ベアリング径が大きいもの)と製作したハブを使うので、
ハブ部にABS、ASRセンサーを移して仕様します。

また、ASRなしのデフは、サイドフランジの歯数は一緒でも、直径が大きいというメリットがあります(理由はあとで)
ところで、純正流用LSDの問い合わせを時々いただきますが、
労多い割に、得るものがすくないので すすめません。

前にも書きましたが、私も苦労して、2.65の純正LSDを探しだして、装着したことありますが、
1か月位で、結局OS技研のTCDに変更しました。

シムまししても、効きません。最初はいいのですが、すぐに作動トルクが下がります。

昔のトヨタの純正2ピニオンみたいな感じです。

対して、OSのLSDは、機械式のカム作動なので経年劣化がほとんどありません。

ドリフトやドラッグレースをするのわけでないからいらないと思いかもしれませんが、
高速道路での安定性や雨天時の直進性が大幅に向上します。

本当に おすすめです。 高額ではありますが、
車の魅力を増大させるコストパフォーマンスの高い商品だと思っています。

ちなみに、Ⅰ、Ⅱ  Ⅲでデフ自身の中身  厚さ  幅が違います。
つまり、w126の560の並行車についている2.47の純正デフを買っても、
2.82の500Eにはつきません。

2.65のデフがついているw126の並行のクーペとかを探す必要があります。

昔、私もこれに気が付かなくって、合計10個くらい、以上、軽トラがシャコタンになる位の分量の
LSD付のデフを買って
中身を空ける、つかないの繰り返しで、後から後悔したことがあります(笑)。

なので、500Eに純正流用するんでしたら、2.65の純正LSDを探してみてください
でも、きっと500キロも走れば、労多い割に実り少ないことに気が付き、後悔すると思います。



ちなみに、ピニオンギアのセレーションはT27です。
500Eやw140みたいに 4本爪も w124のクーペなんかの3本爪も一緒です。

いずれも、PCD110mm です。
セレーションと径が一緒なので、ボルトオンで3本⇔4本の交換ができます。



オイルシールは 内径45mm 外径65mmで共通です。

DodgeYoke_20161007185229d74.jpg

ちなみに、これはT27 Dodge の 7.25" & 8.25" 1310 の Uジョイント
このピニオンヨークと オイルシールを一緒に変えれば、
ダッジのプロペラシャフト、スパイダーが使えます。
と、自分で書いていても、呆れる位の、役に立たない流用、豆知識(笑)
でもね、くどいですけど、LSDの付いた、大パワー車は楽しいですよ。

わけのわからない ホイールを買うより先に、OS のTCD LSDつけること おすすめします。
ホイール変えても、実はオプティカルな点が中心で、走る楽しさ自身は変わりませんが、LSDつければ、性能 安定度と走る楽しさを味わえます。

良く聞かれる質問でASRカットオフスイッチがいるんじゃないかって聞かれますが、
横向いて、ドリフトを継続する、ドラッグでバーンアウトするのでもなければ、いりません。

ASRカットが必用なのは、前輪が止まって、リアだけ空転するバーンアウトや
前輪が止まって、リアだけが空転するドーナツターン位です。
純正8ビットのASRの処理スピード、許容範囲より、 LSDの作動のほうが速いので、
先に左右のリアタイヤがロックされて駆動されます。

タイヤが空転、滑ってから、ASRが作動するより先に LSDがロックして、駆動力を路面に
伝えてくれます。

逆に、純正のLSDだと、滑って後から、駆動輪に力が伝わるというタイムラグがでてきます。
つまり、コーナー入口、ブレーキ 前荷重、 アクセルオン、空転、
ワンテンポ遅れて、終わり際になって、駆動力復活、 立ち上がりっていう感じです。

なので、こういうのが好きという特殊な人でもない限り、おすすめしません。

ちなみに、OS技研のホームページには、なぜか、メルセデスベンツのデフのことは書いてません。
開発協力した みなぐちさんに遠慮してなのか?とも思いますが、書いてません。

大阪のエグゼファクトリーでは、
有用な情報が整理して記載してあります。 私も出先でのデフオイル交換に伺った際にお世話になりました。
もちろん、スピードジャパンでも OS製のLSDを取り扱っています。

できれば、ユーザー向けに LSDを組み込んだデフアッセンブリ―で、
ベアリングやオイルシール新品に組み込んで販売してもらえるとうれしいと思うのですが、
やってもらえないですかね 小沢さん!!
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