2016/06/01

フロントフェンダー コンバージョンスタディ PART 1



考えてみれば、この編集後記では、エアロダイナミック、リフトだとか、ドラッグだ、冷却とかの空力の話はしても、
いままでほとんど外観、アピアランスの話題がありませんでした。

前に話ました車高の話といっしょで、別に、私、外観、アピアランスのエアロが嫌いなわけではありません(笑)。
ドラッグマシンでは、レギュレーションにあわせたドラッグウイングつけます。

500Eの生い立ちから考えるに、80年代末のセルシオショックのお蔭で、なんてことない量産、タクシーシャーシの市販車に、既存の大排気量エンジンをのせて、
さらに営業上のわかりやすさのために、フェンダー4枚と、バンパーを仕立てて、地味なプレミアム感を演出した。
そんな500Eの場合、やはり「趣味性の高い実用車」であって、私にとって、
あんまり外観をいじるインセンティブ、プライオリティが少なく、それにもまして、冷却系や駆動、制御等、
それ以外のことに追われてたんだと思います。

まず最初に前から、気になっていたのは、フロントフェンダーの空気の逃げです。

ちなみに、リアは、トランクフロアのスペアタイヤ高さを切って、フラットにして、低ドラッグ、低リフトを稼いでいます。
これ、すごく効きますよ!

フロントのフェンダーは、手付かずなので、最初に考えたいと思ってました。

進行方向、一番前にある回転物のフロントタイヤは、空力、ドラッグ減にとっては大事です。
ドラッグレーサーは、できるだけ幅の少ない、空気の抵抗にならない、細い、角の丸いタイヤをはきます。
最近の燃費競争では、市販車でもタイヤの前に、カナードを置きます。これは、タイヤ前面に当てる空気を減らす、流れを変えて、
空気抵抗を減らす、燃費を良くするためです。

また、近年のGTレーサーは、タイヤが掻き揚げる空気が、前までいくと、フロント部の空気の流れが乱されて、空気抵抗が増えるのを嫌って、フェンダー後部から、空気が抜けるようにしています。

大昔、ABRのボディキットの130Zがこの形状になっていました。
これ、ものすごくカッコよくて、細木さん一流のデザインに憧れたものです。
故込谷さんが仕上げた、Lターボの130Zも、このエアロを纏ってました。

そんな、ノスタリジアもありますが、いきなり、板金屋さんに持ち込んで、あーしてくれ、こーしてくれだと、失敗、誤解、イライラが多いので、グラフィックで案を作ってみました。

いくつか、考えた中でのA案がこれ、フェンダー下部には、チャコールキャニスターと、ABSの一部があるので、移設、もしくはデザイン変更が必用です。(たぶん)

純正のフェンダーからのラインを後ろにつなげて、空気を積極的に排出するような形状です。
箱スカのサーフライン、古くは190ベンツ(最初のね)や300SL(ガルウイング)のフェンダーデザインとも似てきます。

雨の日に走ってみれば、フェンダー前から飛ぶ飛沫が減って、後ろから出ていくことを狙った形状です。

3Dのデーター、CGでデザインでできれば、簡易で空気抵抗の演算、図示もできますから、便利な世の中になったものですね

それだけでなく、理論上は3Dプリンターでイニシャルの形状ができます。

メッキ、モールをどうしよう、リアのフェンダー形状をどうしようの続きはありますが、まずは草案を公開します。
関連記事

コメント

非公開コメント