2009/11/16

倍音考 排気音に惚れて車を買う!(1)


 (写真はサクラムのブログから)

日曜日の夜、愚政、悪策のつけである週末の上り線の大渋滞を抜けて、群馬からサクラムさんへお邪魔しました。

お目当ては、水冷ポルシェ(996)のマフラーの一次試作品の視聴です。

前に、排気音のところで書きましたが、いわゆるフェラーリサウンド(倍音)は、排気温度が高い、ミッドシップでないと出ないとか、
シングルプレーンのフェラーリV8や等間隔爆発の12気筒でないと出ないとか、ポルシェの水平対向では、バサバサいって出ないとか、ダブルプレーンのV8だとダメとか、圧縮がどうしたとか、

巷間で都市伝説的に誠したかに語られておりますが、そんなことはありません。

現実に、サクラムの製品を見ると、4気筒のユーノスロードスターでも、BMWの直六でも、V6のZ34でも、きっちり倍音が出てます。
無理やりベンツに繋げるようですが、宇野さんが 特別に熱心な500Eオーナーのために造った 500E用の等長の排気管、クロスプレーンのV8、M119、タコ足なしでも倍音でてて、「クォオーーン」と色気のある音で啼いています。

私自身、実際に、何度もこの耳で聴いてますし、デジタルレコーディングで録音して、周波数の山、谷を目でも確かめてますから、間違いありません。

できる人、わかっている人がやれば、啼かせられます。

マフラー、排気管だと思うから、その上のエンジンのことが気になるのであって、
発動機排気管を楽器だと思えばよろしい、桜夢金管楽器製作所 です。


さて、自動車メーカーでも、最近は、この音もマーケティングのターゲットとして、倍音、チューニングしてます。

フェラーリやアルファロメオは、ここの重要さを大分前から知って、サウンドチューニングをしてますし、
最近のBMWやゴルフ、ベンツの一部車種も排気音(吸気音も)を殺すだけでなく、聞かせる方向で良く考えてます。


15年以上も前の話ですが、プロパテント(知的財産権の重視)が言われ始めたころ、

 知的財産権の学会での研究発表で ハーレーダビッドソンの「ドドドン」ってな3拍子の排気音に、自他商品識別性だか、出所表示機能だったか、を認めて、商標権的な保護を与えるといってた、米国の制度案だったかについて、先輩方が報告されたたことを覚えてます。

 まあ、なんらかの顧客誘引力がある「音色」、それ自身に一定の条件下で独占的権利を認めるかどうかは、政策的、産業保護制度の問題だと思います。
 (私としても、排気音の音色に一定の「識別機能」や「ブランド」的なものはあると思ってます。)

 ハーレの、独特のVツインの排気音に、識別性があることは、バイク好きなら認めますし、あの音に魅力を感じて、バイクを買う人は確かにいます。
 技術のレーサーレプリカが廃れて、速度規制以下の現状で、ハーレーの独り勝ちも、ブームを別にしても納得がいく部分もあります。

(ただし、なんてことない、前世紀の技術であるV型9045°二気筒エンジンの、排気音を、一つのメーカーに独占させるかどうかは、まったく別です。

 ホンダのVツインの「ドドドン」があってもいいし、4気筒のクランク位置かえた「ドドドン」を売る自由や、それを似せる自由は認められても良いと思います。)

 私自身、KHやSSは、独特の2サイクル三気筒のギャンギャンいった音や、FX(倍音出てました。)の音が魅力でバイク買いました。

 同じように、サクラムの音、聴くと、この音が欲しくって、車買っちゃうって人も、いらっしゃいます。

 実際、自分で聴けばわかりますが、こう、パーシャルの時や、ガバっとあけた時に、聞こえる「クゥオォーーーーン」を聴くと、

 車買い換えても、欲しくなるんですね。ユーノス買った人や、Z買う人がいるのは、納得しますね。

 まあ、視聴の結果は、次回に譲りますが、第一発目の出来をご覧ください。 つづく

 サクラムブログ
関連記事

コメント

非公開コメント