ドアミラーのエアロスタビライジングフィン ”さかなくん”

写真は、香港の”赤級”警報の暴風雨の中を走行中のトヨタカムリ。
空力に優れたボクスタードアミラーの記事は、前に書きましたが、W124のドアミラーは
空力が非常に悪いです。
風切音もそうですが、雨の中を走行すると、たとえば右側ですと、左と同じく大きく乱流が発生して、
ドアガラスの真ん中より後ろで、渦を巻いて、水滴が斜め上に流れていきます。
対して、2014年のトヨタカムリでは、最近のトレンドでAピラーとドアミラーの間に隙間をあけて、
そこに風を通しています。
写真を良く見ていただくとわかりますが、ドアミラー、Aピラーのドアサッシのところに凸が見えます。
これ トヨタの最近の流行エアロパーツ「さかなくん」 エアロスタビライジングフィンです。
トヨタの斉藤尚彦氏が、これについて、詳しく語っていますが、
テールレンズやCピラーに、魚形状のフィンを立てることにより、小さな乱流を意図的に発生させ、
空気の剥離を少なくするものです。 まあいわゆるボルテックスジェネレーターです。
エーモンや、社外でも似たようなもの売っていますので、
試してみると、意外にも効果があることに気が付きます。
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