2013/12/08

あと何年乗れるかな?(2)自動運転と法規制、=良いものを長く使うということ=



 隔年開催の東京モーターショーも終わり、
 今後の自動車の方向性が見えてきたように思います。


 あと何年乗れるかということ、自分の寿命、部品供給のことは先に書きましたが、
 それ以外のインフラ、ソフトのことについて、考えていることを記載したいと思います。

 で、今回は「自動運転と法規制」、そして=良いものを長く使う=ということ



 自動車は、多くの法規制や税制によって間接的にコントロールされているものです。
 クローズドサーキット専用で乗るならば別ですが、
 自動車の型式認定、登録、検査、自動車税、重量税、賠償責任保険、保安基準、揮発油税
 道路交通法など、本当に多くの法制度が関与しています。

 今回私がテーマを絞って書きたいと思うのが、「自動運転」。

 写真は、衆議院議員 東京一区(千代田、新宿、港区)山田美樹さんのブログから

 山田美樹オフィシャルサイト

 ちなみに彼女は、大学の知的財産権法ゼミ(中山信弘先生)の後輩です。

 経済産業省、コンサル、エルメスと転職したと思ったら、公募で東京一区から立候補
して前大臣と争って、無事に当選しました。

新宿六丁目の選挙事務所が家から近かったので、応援にいきましたが、当選確定がでるまでは、
本当にヤキモキしました。
自動車については薀蓄がある「宅女」なので、きっと良い、自動車税制度を応援してくれることでしょう!

間違っても古い車に重課税しようとなんてしないでね!
「良いものを長く使う」というのが文化です!

エルメス勤めてたんだからわかるよね 美樹ちゃん!!


 さて、ご存知のように現在の自動車は、内燃機関で化石燃料の燃焼、爆発で
 発生させたエネルギーを、クランク、ギアで駆動力に変えて、
 運転手がハンドル、アクセル、ブレーキなどを操作して、目的地まで移動するものです。

 なので、操作を誤れば自動車事故になりますし、ゆるい上り坂で速度が下がる、車間距離が狭い、ブレーキなど
未熟な操作が原因で渋滞も起こり、物流の阻害や環境にも影響を与えています。

これが自動操縦になれば、決められた速度で、決められた車間距離で、目的地まで移動することができます。
すでにオートクルーズと連動したものや、メルセデスのSクラスなどでは、さらに高度なものが実用化されており、あとは法制度だけでしょう

上の山田さんのブログに出ているのは、立法府の国会議員向けのアピールというわけです。 
立法府、国会で国民の代表が多数決で法律を作るのが民主主義ですから、
そこへメーカーはアピール、するようになります。


自動運転、これはとてもすばらしいシステム、自動で移動する自動車室内空間なのですが、
アクセルに反応する加速G、ブレーキ、ハンドルの感覚とコーナーなど運転する楽しさとは
また別のことになります。

 「運転する楽しさ」と 「楽に移動(空間)」できる自動運転 とは違います。


500Eの楽しさ、前にも書きましたが、フリクションのない加速感etcは、前に車がいない高速度域という環境下で実感できるもの。具体的には140km/hとか、180km/hとか、220k/mで空いているストリップを自在に走っているから楽しいわけで、昨今の高速道路のように、登録台数が増えて、速度規制のなくなった軽自動車が追い越し車線にいる。もしくは、空力の悪いミニバンが後ろも見ずに追い越し車線にいる。
速度リミッターのついた大型トラックがコンボイ状態で車線をふさいでいる状況では、これは、あまり、楽しくないです。

これと同じように、自動操縦車が一定数いるようになる、主流になる。となれば、
手動操縦で、労多くして、自動操縦の車に追従することが求められる ようになります。

また、各種規制も入るでしょうし、エコカー減税のような税制や、保険料の高騰、割引があるかもしれません。

要は、こういう外的環境が変わると、「運転する楽しさ」自体が少なくなると危惧している部分もあります。

私なんかの世代にとって、自動車ってのは、ある種不良の香り、速度超過の暴走族だったり、
ストリートゼロヨン、峠のタイムアタック、最高速バンザイランみたいな雰囲気がありました。

 これが自動操縦となると、この種の楽しさはたぶん、減る。 と考えています。
 快適さのために、楽しさの規制によるトレードオフになるんだと思います。
 

私の私見では、かつて、ヨーロッパやアメリカで、移動交通手段の主流であった馬や馬車が、自動車に置き換わったのと同じことになるでしょう

現代の日本で、馬、馬車を移動手段として使うことはほとんどありません。
私自身、馬車も乗ることは稀にはありますし(笑)、馬には毎週乗っています、昨日も今日も乗りました....が、いくら楽しいからといって、
これで自動車と同じ道路を移動することは、しません。
法律上は可能でも明らかに危険ですし、馬をつなぐ場所もありません。

そうなると、今の馬術競技のように、すごく限られた場所で、かぎられた人たちが
楽しむことに自動車運転もなるのかと思っています。

つづく
関連記事

コメント

非公開コメント

トラックは古くて良い物なんてありません。ですから買い替えの促進には大賛成です。ケチな運送屋が、公害撒き散らし、路上故障で渋滞作るだけだから、長くて8年間までの車検受検が個人的にイイと思います。

対して趣向生の高い乗用車は、2万ccツインターボのトラックに比べたら吐き出す物は知れてるので、無税でよくない?って感覚です。

詰まる所、ハイブリッドや減税対象車、リミッター付きは総じて第一車線限定の自動操縦になれば、良い物長くの諸先輩とも共存できるものかと思います。

おはようございます。

古いクルマへの重課税、如何なものでしょうね。
自動車税も重量税も廃止して、ガソリンにかかる税だけにしたらいいと思うのは私だけ?
排気量や重量で税額が違うなんて、未だに納得できません。
それなら、100kgの人は50kgの人より多く税金を払うのか、と。

レギュラーリッター300円とか。

あっ、そうなるとカタログ数値だけの低燃費車や減税対象車は売れなくなるのか!
それではメーカーからの賛同は得られませんね。

いずれにせよ、6L超にして、節税(脱税?)の恩恵を受けないとおさまりません(笑。

失礼しました。

No title

長岡さん

第一車線規制というとドイツのアウトバーンの例がよく引用されますね、つい最近までは、軽自動車も車線規制があったのですが、速度規制撤廃と同時になくなりました。衝突安全考えると危ないと思っています。今回の軽自動車税値上げ反対の運動と同じく、業界団体の圧力の強さが適切な制度設計をゆがめているのでしょう。トラック運輸も圧力団体ですから、ここが歪んだ規制の原因なのかもしれません

No title

虎狛さん

課税は高度な専門性が必要で、また財務省官僚や、道路特定財源他の関係省庁の権力の源泉ですから、政治家が口を出しづらい部分です。東京都の猪瀬知事なんか、この虎の尾っぽを踏んだから、昔の子と引っ張り出されて、今、いじめられてる原因でしょう。圧力団体の件、先にも書きましたが、もうこうなると議員に直接陳情や霞ヶ関デモでもするしかないかと思ってます。500E並べて永田町か霞ヶ関行進しましょうか。ところで車拝見しました。いやーいいですね、写真とったのですが、私だけで独占するのも気が引けるのですが、ブログにアップしていいですか?

こんにちは。

400Eは私のクルマという位置付けではありますが、皆口氏の作品です。
えちごやを語る上でも、存分にアピールしてください。

なお、昨日、納車となりましたが、想像以上の仕上がりです。
いいですよ、ホントに!

にーべ号

ハマりまくりでした。
マサ君は拗ねてました
ナオさんは、マサ君と僕の会話で笑ってましたが、キャリパーの件は笑えませんでしたよ(笑)

No title

虎狛さん

では、追って記事アップさせて貰います。
さぞや、車の仕上がりを堪能している事でしょう、いい色で、プレスラインも綺麗に出てますね、こんな車に乗れる環境に感謝してることと思います。

No title

長岡さん、
作業お手間お掛けした様ですみません。
黒染のキャップボルトの錆び付きか?と思います。
ようやく、アームも届いた様ですので、ハの字にならないで
走れそうです