2009/06/08

インジェクター吐出量と馬力

今回テーマにしましたインジェクター、過去には、ASNUのインジェクターの吐出噴霧テスターやクリーニング、リビルトの
話は書きました。
 今回は、原点に返って、吐出量と、馬力の話です。

 いや、本当に夢無くすようでなんなんですが、ガソリンを燃焼させている内燃機関の理屈上、
インジェクターの吐出量で、絶対馬力は決まります。記事にも書きましたように、500Eですと、3barで240ccという
軽ターボ並、NAでも、AE92(カローラ、4気筒1600cc)後期並の吐出量です。
 ベンツのLHは、3.8barの燃圧ですから、√(3.8/3)で、112.5%の増量係数かけても270ccです。

 で、インジェクターは、その機構上、電磁弁ですから、すぐには動かないし(無効噴射時間)、
すぐに弁を閉めても、0噴射にはならないという仕組みですから、全噴射の約8割が、計算上の安全目安です。
 そうなると、記事の計算どおり、341馬力MAX。

 全噴射でも、383馬力、おそらく真面目というか、控えめなAMGのエンジニアは、この程度の計算式は
知っていますから、381馬力という数字を出したんだと思っています。
 NAだから、まだいいですが、ターボで100%吐出なんてことは絶対にしません。

 ブラバスの400馬力というのは、チューナーの感覚からするとちょっと甘め、イタリアンスーパーカー風の
感覚です。
 まあ、λ1、空燃費が理論の14.7:1にセットしてあるエンジンマネージメントですから、仕方ないのですが、
これ以上、パワーだそうと思ったら、インジェクターの吐出量をでかくしないと無理です。

 もっとも、前に書いたように燃圧上げればいい部分もあるので、4bar、4.5barと試して、今は調整式で
燃圧を上げています。
 インジェクターは、まだ記事にはまだしませんでしたが、私も、ボッシュの流用で280cc・3bar、試してました。
パワー空燃費の12:1前後にして、無効噴射時間ひいて、開弁率8割以下にすると、これでもギリギリだと
思います。

 そう、ロムチューンは、インジェクター換える、ポンプ換えると弄るのにあわせてやると効果的なので
馬力考えてる真面目なユーザーは、予算が無ければ、燃圧から、あればインジェクターや ポンプと同時に
やってもらいたいと思います。

それやらないと、私の知る限り、おおくの車は、あんまり意味がない、
ロムだけで、区間タイムがあがるってことは、多くの場合、ないんじゃないかと今では思っています



写真は純正の240ccインジェクター、前期は4孔、後期は2孔ですが、吐出量は同じ。
馬力に差はありません。フィーリングは....比べても判りません。
もちろん、テスターでは判るのですが、前期流用で簡単パワーアップというのはないと思います。

たぶん、アイドリング時の霧化は4孔のほうがいいんでしょうが、残りの燃料の固着等がある使用状況でつまりやすいのか、コストダウンかで変更、品番統一されてます。


純正インジェクター

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市販のチューンROMは効果ないでしょうか?
おすすめはどこのですか?

Re: タイトルなし

> 市販のチューンROMは効果ないでしょうか?
> おすすめはどこのですか?

恐れ入りますが、コメントをいただく場合にはお名前をお願いします。

市販チューンロムとありますが、いろいろあると思います。私もいくつも知っていますが、
何を持って効果というかわかりませんが、0-400mを走って、ロム交換だけで
タイムが0.5秒上がるなんてロムは未だかって知りません。

記事でも書きましたが、ロム交換する前に空燃費計つけてみましょう。

これもあとでまとめて書きますね