2009/10/07

UFCD・アンダーフロアクーリングデフューザー



連載でも、本ブログでも何回も取り上げているアンダークーリングデフューザー(UFCD)。
今回は写真付で紹介しようと思います。連載で紹介したときは、意匠登録出願の前だったのでマスクしての紹介でしたが、昨年無事に特許庁に意匠登録が完了して権利化できましたので、公開いたします。

前から入った空気を段階的に広げたダクトで抜く構造です。
NACA(NASA)ダクトと同じ構造ですが、開放面積を上げたいので段々のルーバー形状となっています。

これは、滞留したエンジンルームの熱気を抜くのに、とても効果がある手法で、できるだけ多くの空気を床下に排出するようにしてあります。
前回紹介したエアロ導風板とセットで使うと、ラジエター後、エンジンにあたってボンネット上に上がる空気を下に向けられますので、熱気の排出はより効果的に作用します。


エアロ導風板単独の使用で、純正のアンダーカバーですと、高速走行時の風圧に負けて脱落する危険性も出てくる位なのが、UFCDとのセットですと、それが積極的に排出されて強力なダウンフォースになるので、それぞれの作用が良くわかります。

ちなみに、UFCDを抜けた熱気は床下を通って後方に抜くように設計されています。
それが、後ろに、純正のスペアタイヤハウスのような出っ張りがあると、そこで空気が滞留してしまって、抜けやすい左右の床から出てしまうことになります。その原因となる風の通り道の真ん中をふさぐ、スペアタイヤハウスは大きな障害となるわけです。

Evo2なんかは、純正でリアフロアフラットにしたいから、スペアタイヤがトランク室内の上に頭を出しています。
ベンツも、ここの大事さはわかっていたんでしょうね、でも量産セダンの500Eにはトランク容量のために、空力を犠牲にした。エボ2は割り切ったといったところでしょうか

ヘアライン号の場合、このUFCDと、リアのデフューザーのお陰で後方視界の邪魔となるGTウイングをつけずに楽な高速走行が可能となっています。

床下の空力の重要さを痛感させてくれるスペシャル製品群です。
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