2013/05/19

キャプティブインシュランス



 キャプティブインシュランスについて、ご質問をいただきました(笑)

 仕事の話になっちゃうので簡単にいきますが、
 図をご覧いただくと、保険料に占める損害がわかると思います。
 大体、優良保険会社だと、純保険料の20%位が保険金支払額です。
 
 驚くかもしれませんが、保険料のうち、20%位は募集する代理店の手数料、募集経費で、
 保険会社の粗利益的なものが5割、ここから従業員の給与や年金、事故処理の費用、アジャスターの人件費など、
 ほかにも大きなビルの賃料、広告宣伝費、税金を払っています。

 ですので、おおざっぱにいって、すごく端折っていうと、このコストが全部かからなければ、
 保険料は8割、再保険かけても7割引きになるというのがこの図です。


 たとえば、仲間内で保険料をプールして、事故があったときにだけ払おうとすること
 (これは昔の無認可「共済」組合がそうですが)なら、理屈上はとても安くできます。

 身近なところで例をあげると、タクシー会社なんかは、これを自家保険、つまり保険にはいらないで
 やって経費を抑えるところもあります。
 わかりやすくいうと これの発展系がキャプティブインシュランスです。

 一部を再保険に掛ければ、大きなリスクは他に転嫁して、小さなリスクだけ自分で負う、つまり免責額を
 大きくするような仕組みで、しかも、保険料を払った段階で経費損金できる!

 利益を海外、税金の安いところにプールして、そこで再投資しようというのが
 キャプティブインシュランスの醍醐味でした。

 フォーブスランキング上位の会社の8割がこれで節税しているという悪名高い、大金持ち向け商品ですので
 馴染みはあまりないのかもしれませんが、日本でも一般的になってると思います。

 保険料が10億円位集まれば私が設計して、キャプティブインシュランス作成して差し上げます(笑)

 そこにいたらないで、
 保険料が1億円位だったら、代理店かブローカーとして手数料収入をあげることにより、結果として
 保険料を安くする。
 もしくは、軒先借りるレンタキャプティブという方法もあります。
 


 
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