2009/10/06

ラジエター・エアロ導風板




写真は、ARMのM氏の400E6.0に装着されたラジエター・エアロ導風板。

ARMのWEB

一見素の地味な400Eに見えるのですが、玄人好みの燻し銀、ホイールはマグネシウムの鍛造、ブレーキはアジアサービスのブレンボ、エンジン中身はえちごやスペシャルの6Lです。

エンジン開けているところをお邪魔したら、ヘアライン号より相当前にカムのDLC加工済ませて、ローフリクションエンジン、創り上げています。
広いトルクバンドとフラットトルクで、ローフリクションのすばらしい自動車に仕上げてます。

さすが御本業だけあって、バルブガイド、シートリングも自家製(笑)というか、ヘッド、ブロック、バランスの加工はARM謹製。

書くところ盛りだくさんですが、一例を挙げれば、バルブスプリングとバルブはバレル研磨後、WPC処理されているようです。
バルブのステムと、バルブリテーナー、スプリングを樽研磨するのは初耳でしたが、リフト毎に回転して着座するバルブスプリング、リテーナーの面粗度を下げることは、摩擦熱の発生を押さえて、油温の低下となるとのことでした。

今、えちごやで組んでいる新エンジンにはスペシャルのバルブステムやチタンリテーナーが奢られることでしょう。

国産のターボで、えいや!でドンという風にパワーを稼げないマイナー車種のNAでは、こういう部分の積み重ねです。

1円玉で1万円貯めるとはチューニングを例える表現ですが、こんなことの積み重ねです。

さて、写真のラジエターエアロ導風板は、効果的にラジエターコアに空気を集めて、冷却に資するもの、FRP製でエアコンのバルブのところを上手く逃げています。
ライト裏へのインテークのエアも取り入れられる形状です。

今回注目したいのは、風の向きを下に向けて、vバンクブロックの両脇から、アンダーパネルに効率的に抜くための真ん中のフラップ。

以前にも書きましたが、500Eはエンジンルーム内の空気の抜けが悪く、ほうっておくと、ボンネットの左右脇に空気溜まりができて、高速走行時にはリフトのみならず、ボンネットの脇が運転席から見てわかるくらい持ち上がります。

それを防ぐために、ヘアライン号他のえちごやメンテモデルでは、ボンネットにダクトを切って、エンジンルーム内で上がった空気を左右に抜き分けて、抜いて冷却に役立てているわけです。

冷却のためには、グリルを抜けてラジエターを通過した熱風を、エンジンルームに滞留させずに如何に上手く抜くかがポイントで、前出のダクトはエンジンルーム内の空気を左右上方向に抜くためのもので、このエアロ導風板は、中央部のフラップで下に空気を下げて、フロア床下から熱気を抜く機能を持ちます。

F1でいう、ハイノーズというか、床下に積極的に空気を流す工夫です。

ヘアライン号は、アルミ板で導風板造ってコアに当てて、そこそこの効果を狙っていますが、ここまで出来は良くありません。
初期のモデルでは、ATFクーラーにダクトつけて下に空気を送っていましたが、容量が小さいため、
12段に大型クーラーにしてからは、まだ装着していません。

贔屓目でみれば、パワステラインクーラーは2段のコアを左フェンダー内の熱気出口に設置しているので、パワステのラインが内ためヘアライン号のほうが見た目はすっきりしているかな....


現在は、写真のような風の向きを下に下げるフラップもついていないので、今後、大容量オイルクーラーの設置&ATFクーラー移設後には、フラップを装着して効果を確かめてみたいと思っています。




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