2009/10/05

フロア下の空力の重要性




雑誌の連載で紹介したリアデフューザー、全景を紹介していなかったのでアップします。
ご覧のように、フルフラット形状にするためにトランク床のタイヤスペアハウスを短縮カットして、その後に
フロアからステーを立てて、13個のズースファスナーでジュラルミン製のパネルを留めています。

ジュラルミン製のパネルはリブをたててあり、右側の凸部はフロアのフレーム部の出っ張りをカバーするバルジです。
黒いのは、アルマイトでなく、パウダーコートで仕上げてあるからです。
裏面にはジュラルミンのアングルで補強してあります。ズースファスナーや、補強のリブが必要なのは、ここには相当
力がかかるからで、人がぶら下がっても平気なくらいの強度が必要だからです。

さすがは、UCHI、内倉さんの力作です。ビューティフル!

最近になって、床下の空力の重要性が言われていますが、御多分の例にもれず、ヘアライン号も
フロントからの走行風で前から入った空気を、床下を通して(圧縮して)、リアからスムーズに抜くといったて、
ベンチュリー効果を狙ってのものです。

第一弾の、トランクカットだけでも大分、リアバンパーの膨れは解消しました。
第二弾の、リアデフューザーで、空気をリアに積極的に抜くことを狙っています。
高速域でのリアリフト、具体的には200~220km位から感じる持ち上がり感が減少して、逆に路面に吸い付けられる様になります。
フロントを上げたドラッグ仕様のセッティングでは、リア荷重が高くなりすぎる感がでて、あまりマッチングが良くなかったので、
車高を前5mm(ヒゲ1本)下げたところ、更に安定度が増しました。

雨の日に乗ると、120km程度でも水しぶきが、遠く後ろまで飛んで、後続車からではナンバープレートが水煙に隠れて昼間でも読めません。

走行抵抗も少なくなったようで、レブに当たるまでの時間だけでなく、中間加速も多少ですが良くなったようです。
空気抵抗が減少したのか、安定が増したため踏めるようになったのかは不明ですが、とても良い感じです。

床下見るとわかりますが、ベンツは昔から床下考えてあってロアアームにはカバーがあるし、床下はマフラー以外がフラットです。
燃料ポンプのフラットカバーがついていますね。

これから更に改善するのだとしたら、前後タイヤ前にストレーキーつけて、タイヤに当たる走行風を減少させることや、
フロアの更なるフラット化や、ゴム製のサイドスカート等で、床下からボディ横への抜けを防止して、前からの空気をリアにもっと効率的に抜くこと
になると思います。

ベンツの500EはCD値が0.31といいますが、超高速での加速がタルいのは、エアロダイナミックが実際より悪いからだと思います。
燃費向上にも繋がるところなので、もう少し向上を図りたい部分です。
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コメント

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No title

読者のコメントが少ないのでなかなか書き込めずにおりましたが、完成度が本当に素晴らしいと思います、その性能もさることながらシャーシ裏側を見て惚れ惚れするW124というのはヘアライン号さんと田中編集長さんのブラバスぐらいだと思います。今現在もずっと目標としております。財力が追いつく限り参考とさせて下さい。

アクセスに比べてコメントが少ないのはたぶんコメントのしょうがないからでしょう (笑)

床下美学は哲人 ミナグチ氏の受け売りで こんなこと初めてやった氏の眼力と思い切りに改めて感服しています。

改造なんてのはあくまでも道楽ですから 無理しないで 気長にやればいいと思います 機会をみて エイヤでいいと思っています。