2012/12/29

 500Eにのるということ(3)―趣味性の高い実用車にいくらかかるの?―

 どんなひと? に続いて、いくらかかるの?
 
 
 通貨、貨幣は経済的交換価値でしかなく、それで得られるものの価値自体ではない

と私は思っています。

そういった意味で、
だから、私は、いくらかかった とか、いくら というのは趣味ではあんまり話するのに食指が動きません。
なんか 考えても ちっとも 面白くもないし、真理の発見にはならないと思ってます。

誤解ないようにいいますと、価格を気にするのは非常に合理的で 限られた資源を使用するのに
とても有効な手法なんで、それを記録する、議論、比較するのはとてもよいことです。
でも、それ自体に縛られちゃいけない、手段であって目的ではないはずです。




良いと思うから、維持したいから、交換財を払うだけで、それがそのものの価値ではないと思います。
別の見方みれば、共有するお互い(人も、車もね)有限の時間に対価を払う、こんなところだと思います。

ところが、恋愛やセックスもそうで、損得や価格で縛られちゃうと急に色っぽくなくなるというか、
風俗店の価格交渉になっちゃいます。

例を挙げれば、惚れた女がいる、だからいいカッコしようとして、仕事がんばる、稼ぐ、
見栄張って、うまいもん喰って、相手の気をひく、それで、いいわけで、
ホテル行くまでにいくらかかったとか、避妊具は費用に含まれるかってなると、ゲンが悪いですね

たぶん、男の車との付き合い方、趣味ってのは、その男の女との付き合い方に似ている(と、私は思う。)

そうだとすると、その女といくらかけて付き合ってるとか、
何するのにいくら、何したからいくらってのは、やっぱり私はカッコよくないと思うんだと思います。

一発やるのにいくら、射精一回いくらじゃなく、その過程やプロセスも含めて楽しむわけですよね?

 それが、価格、値段だけにつかまってしますと、
 面白くない、粋じゃないというか、得られるもの事態が野卑になっちゃう、
 いや、むしろ、そのときになって自分のやってきたこと否定するに等しい自傷行為だと想います。

 小説では、女と別れるときにこれまでかかった金を請求して、価値を下げる男の話しを聞きますけど、
 そんなカッコ悪さ、自傷を感じさせます。

 いい女と付き合えば、その間はいいオトコでいる(ように装う?)わけですから、
 それ相応のカッコや見栄は張りますし、
 そのためにはかかるもんはかかります。と思います。車も女もここは一緒でしょう

 交渉だとか折衝、ゲームの理論だとか、囚人のジレンマだとか、
 普段からそんなこと(さすがに仕事で風俗店の価格交渉はしてないけど)
 ばっかりやってるせいだと思いますが、道楽では あんまり、やりたくないことですね

 そうはいっても、お問い合わせも多いので、前にざっと計算したときのことをお話すると
 年に2万キロ乗るとして、車両価格別にしても、1キロあたり100円ってことはないと思います
 
たとえば、ある例を上げると

①都心で職場と家、屋根がついてて囲いのあるガレージ2台借りれば、1年で約2百万、
②出先の駐車場代や高速代、ガソリン代、洗車、車両保険でこれも同じくらい2百万、
 
まったく故障しなくっても、
③オイル交換やATF、LLC、タイヤや税金、ブレーキやフルード、法定整備だけでも100万、
部品定期的に交換すると整備代込みで相当低く見て100万、合計200万としても
 
①②③の合計年600万、1キロ走るのに300円位かかると思います。
環境や場所によると思いますけど、どう低く見ても、1キロ100円ってことはないですね

 これは、前の①②はどんな車でもかかるから、実はあとの③だけなんですが、
 ここが雑誌のいうように50万でも200万でもあんまり変わらないんですね

 都内で高級車が多いわけがわかります。車庫代より安いリース料や
 償却費じゃあ馬鹿らしくなるから、自然に高い車に乗るようになる(笑)

 趣味性考えないなら、タクシー乗ったり、ハイヤー雇ったほうが安いですね

2万㎞/年、相当ハイペースで50km/h平均で400時間/年だと、
6,000,000/400≒1時間あたり15000円、キロあたり300円

キロ100円だとしても、1時間5000円、乗る時間少ないと 
50,000/hとか100,000/hうん、こんなところなんでしょうね


趣味性の高い高級実用車ってのは、こんなところからも現れるのだなと思います。

 え? だからね、いくらかかったかを数えるんじゃなくて

 この車を通じて、その時間、そこで何を楽しめたか、どういう暮らしや時間を過ごせたかを想う、
 大変なことを一緒にできたこと、克服したこと、
 できたこと感謝するもんだと思っています。

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