2012/12/18

500Eにのるということ-残存率から考える-

 年末に一年を振り返って、この時期にはこの車、500Eについて
 まとめ的なテキストをまとめようと思います。

 500Eの魅力については、因数分解的に昨年書きました。

 これは、自分で長いこと乗って、分解したり、組みなおしたりして感じたこと、
 他の車種との比較について書いたものです。
 
 今年は、多少、視点を変えて、私家版 500Eに乗るということ について
 書いてみたいと思います。


 前にも書きましたが、自動車なんてのは、その人の立場や、年齢、職業や、収入、趣味や
 嗜好によって、当たり前ですが、使用方法、目的や見方、意味が当然に変わるものです。

 たとえば、ある人にとっては、例えば自動車メーカーですと
産業経営のための量産商品財ですし、
 もう少し下流に来て、輸入ディーラーのとっては、販売商品財、
 身近なところで、中古車屋さんだと、その個性に注目した商品財、在庫だったり、仕入れ、
 販売対象になります。

 部品メーカーにとっては、メーカーに注文があって納入するという多品種大量の商品供給先であり、
 メーカーの指定以上にその車という個性は、さほど気にしないと思います。
 身近な部品屋さんにとっては、商品を買ってくれるお客さんが乗っている車で、交換部品を通じて
知っているというようになります。

さて、最初に書こうと思うのは、現存台数、
これは、前にも書きましたが、身近な空冷ポルシェなんかだと、
新旧問わず、よほどの大事故でないかぎり直します。
10年たって7割~8割が残っていることになります。
アストンマーチンも8割程度だといいますね、この割合が7割超えると、私見では、
名車となるようです。つまり、壊れても直す価値があると世間、市場で評価される車 です。
(しかも10年以降はその残存率がほとんど変わらない(汗))

マーケットから評価するという、「神の見えざる手」で考えると、
本来は、大量生産された車が名車なんですが、ここでいう評価基準は、これとは異なります。

500Eが約1万台超、生産された、正規で1000台強、
国内だと、並行でどれくらい輸入されたかの正確な台数はわかりませんが、
部品販売から見た経験だと、これもヤマ勘で、最も多い時期で、新車並行、中古並行を含めて、
4000台前後、5000にはいかないかなという感じだと思います。

残存率、現存はどれくらいか正確には判りませんが、おそらく7~8割位は
残っているんじゃないかと感覚的に思います。
そうなると、日本マーケットに、2000台後半から3000台後半はこの車が残っているんでしょう

中古車オークションや中古車雑誌での流通や、部品販売状況を見ると、まあこんなものかと
実感しています。

これは、残存数値から見る名車の要件を充分に満たしていますね。
中古車マーケットでの評価や、ベンツの部品供給体制、並行部品の安価な提供、
整備情報レベルの向上、ネットでの情報交換等、いろいろな外的要因はあるとは思いますが、
これは、結構、すごい数値だと思います。

同じ年式のセルシオや、インフィニティ、クラウン、BMWの5シリーズの残存率を
見てみれば、その凄さがわかると思います。

それで、今後、この台数がどう維持されるか、についてを述べて行こうと思います。
関連記事

コメント

非公開コメント

No title

500もそうですが、124自体が残ってますね。
母体比率は500が124の中で一番多いと思いますが。

比較できる車両は、R32のGT-Rくらいでしょうか。
シルビアも全然見ないし。

124はまだ足として利用されてるからすごいなぁとおもいます。

Re: No title

 部品屋さん

> 500もそうですが、124自体が残ってますね。
> 母体比率は500が124の中で一番多いと思いますが。

 あとは、ワゴンでしょうね、ワゴンの残存率もすごいと思います。

 シルビアは20年で見ないですね、32GTRも、
 7割ってことはないでしょう、国産だとNSXが辛うじてでしょうか
 空冷ポルシェは残ってますが、BMWは圧倒的に少ないですね、
 部品も出ません。ベンツはありがたいと思います。