2012/10/22

最近のインジェクターの無効噴射時間

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インジェクターのお話、ご要望がありましたので、再掲しますが、

過去の記事

 最近のインジェクターは、目で見てわかる霧化、孔の数だけでなく、
 無効噴射時間が短くなってます。

 上のグラフ、無効噴射時間のデータ、メーカーによってはデーター開示していないので、オシロで推定するか、相対比較でしかないですが、
 ベンツ純正の240ccのは、KEジェトロからの進化での、第一世代、80年代仕様、ファットボブと呼ばれるコイルの
大きいタイプなので相当遅いのはわかります。

500Eのロムチューンで、社外のフルコン見たいに無効噴射時間を調整するなんてのは聞いたたことは無い
(私のレベルでは)ので、(できるのかもしれないけど、私にはわかりません)、
無効噴射時間の短い最近のインジェクターを流用すると、その分噴射パルス毎の燃料、吐出量は増えます。

欧州や日本の排気ガス基準、燃費規制がここ20年でどんどん厳しくなってるので、それに併せてメーカーは
莫大な研究開発投資をして、ここを工夫しているんでしょう。
20年前、30年前のインジェクターより最近のインジェクターのほうが、無効噴射時間も短いし、
霧化も良いので、同じ吐出量のものでも、交換するだけで、排気ガスがきれいになる。フィーリングがアップしたり、なん%かはパワーがあがるようです。
インジェクター単体の値段も純正よりは、下がっていますし、流用のノウハウがあれば、社外品流用もお勧めですね
 
 それで、無効噴射時間ですが、LHのECUが、電磁弁のインジェクターに「開け」と命令して、信号(電圧)を出してから、
 コイルが帯磁して、ソレノイドが動き出すまでの時間です。
 つまり、ECUは、「2ms開け」と命令しても、無効噴射時間が1.5msの昔のタイプだと実際にインジェクターが開いているのが 
 0.5msであったのが、無効噴射時間が0.5msなら、1.5ms開いているわけで、その分、吐出量は変わります。
 また、噴出してから、霧が安定するまでの、「先走り」や、閉じ加減、キレ、閉じたあとの「おつり」もありますので、
 Ev6や EV14なんかの最近のインジェクターは良い仕事をしてくれます。

また、インジェクターのコイルの熱による変化(ここでもエンジンルーム内の熱を下げる合理性が出てきます!)や、
オルタネーターの発電電圧、バッテリー電圧(ここは賢いECUで自動補正してくれます、でも安定は大事ですね)が
大事になるわけです
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