2012/08/01

電動ファンフルコース & バリューセット

冷却系の要、電動ファン化の問い合わせをいただきました。
難易度高いですよ!

5リッター純正で、エンジンファン、エアコン用電動ファン作動でも、熱が高めです。
ここは皆さん、御苦労されていることだと思います。夏の風物詩でもありますね
風量に優れたエンジンファンでさえも、困難な5リッターの冷却を、
電動ファンだけでやろうというのは難しいです。

それを、更に困難な6リッターで、エンジンファンレスにするのはどうしたらいいか?
ここで難易度が更にあがります。

私の知る限り、世界中で500E/6リッターで、フル電動ファン化して、
安定して、長期に使っている車はすべてえちごや製です。
他にあったら教えていただきたいと思います。

なぜかというと、
先にお話しのとおり、5リッター・エンジンファンでも
熱対策が必要なものを、排気量を2割も上げて発熱量が増えるわけですから、
相当アレンジする必要がでてきます。

ヘアライン号、実施内容をピックアップすると(⑧は未実施)




 写真は、未実施、あこがれの、えちごやコールドエアスクープ(笑)

① フル電動ファンだと、オルタネーターの発電容量が足りない→えちごや/アドバンスオルタネーター
② 純正配線だと容量がたりない→配線引きなおし
③ 電動ファンのシュラウド製作が必要→えちごやオリジナルでアルミ溶接で製作
④ ファンコントロール→ビリオンファンコントオr-ラーorPMC制御のコントローラー
⑤ 冷却風の抜けが悪い(床面)→えちごやUFCD、リアトランクカット、リアデフューザー
⑥ 冷却風の抜けが悪い(上面)→えちごやオリジナルダクト付ボンネット
⑦ 純正電動ファンの性能が悪い→大容量ブラシレス・シングルファン
⑧ 冷却風が逃げる→えちごやオリジナルコンデンサーエアダクトガード
⑨ コンデンサーの性能が悪い→えちごやオリジナルコンデンサー製作
⑩ ラジエターコアの容量不足→純正ラジエターをボロン加工
⑪ ATF温度を下げる→ATフルスペックで組みなおし、ATFクーラー最大サイズ
⑫ 油温を下げる→純正オイルクーラー→ポルシェ用フルサイズコア、配管

をやっています。(⑧は未実施の理由は、巨大ATFクーラーのため装着できず(笑))

つまり、エンジンが完璧に調子が良い状態で、全部で12段階やって初めて、安定して夏のれるように
なったわけです。

これを省いて、④と⑦だけやっても、残念ながら期待できる効果には、いたらないと思います。
(エンジン駆動のファンより、電動ファンのほうが出力は低いし、両方つけるスペースもないです)

 世に言う、「6リッターは夏は乗れない」というのはある意味正しい表現かもしれません。

 これ、12段階のステップ全部、開発した皆口さんは偉いですね、私も自分ひとりではとてもできなかったと思います。
 できたものをお願いしてつけてもらっただけで、私は、開発はこれに関してはやってません。

 私の知る限りで、あちこちのショップでもフル電動ファン化に挑戦されたようですが、
えちごやのほかで成功したというお話は存じ上げません。

12個全部のフルコースが効果としては望ましいですが、①②③④+⑦のセットでも、まあ賞味できます。
これが一番お得、ファンロスが減って体感加速アップ、冷却もアップ、発電量もアップなバリューセットというか
ランチコースみたいなものだと思います。
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