2012/07/23

エアコン放談(2) -良いものを長くつかおう-




SJのページ 写真はリンク先から

 暑い中ですので、エアコン放談の第一弾、順不同でいきますね


 昔は、500E、W124のエアコントラブルというと、エバポレーターからの冷媒もれが定番でした。
 これもあとで紹介しますが、ダッシュボード分解という作業のため金額がかさむのですが、
 一度きちんとやってしまえば、二度目の作業というのはあまり聞いたことがありません。

 今回、最初に取り上げるのは、エアコンのコンプレッサー本体です。
 こちらも純正で銃数万と高価な部品ですが、車暦が10年を超える頃から、ポツポツと本体トラブルが出てきます。
 ヘアライン号も、4年前、北海道旅行からの帰路、クラッチ部分が壊れて、本体を交換してます。

 エアコンというのは、コンプレッサーで冷媒を圧縮し、冷媒が気化、低圧化するときの熱を利用して冷却するわけですが、この要がコンプレッサーです。500Eも純正はすべて国産のデンソー製でしたが、
それが15年前くらいから海外生産品にシフトして、純正、社外、OEM、コピー品と玉石混同の状態です。

 SJの小澤さんのブログにもありますが、OEM、純正同等といって販売しているエアコンコンプレッサーも
 流通経路が不明なものは、値段なり、不良率が高く、SJでも過去には苦労した記憶があります。
 箱、パッケージだけでは、信用できない、ホログラムまで偽造されてますから、もう流通経路で判断するしかない状況です。

多少、自慢風をふかせて言えば、
SJ設立以降、それ以前は、極端な話、並行車は部品を売ってもらえないといった、
すごく閉鎖的だったわが国の外国自動車部品の流通が活性化したといえます。ここは一石を投じられたといっていいでしょう

しかし、選択枝が多様化した結果、ネットで部品が家にいながら買えるようになったのはよいのですが、
世の不況を反映して、地方、小資本、在宅でも、オークション出品をして、手数料を稼ぐというスモールビジネスモデルが出てきました。

まじめな方も、もちろん多いのでしょうが、流通する部品の質、内容にはインチキなまがいものが多くなったのはとても残念なことです。

私たちは、「良いものを大事に修理しながら長く使う」という車文化に賛同しています。
旧い500Eを修理しながら乗るのは、よいものだから、長く使おう、修理して使おうだと思います。

その過程で、私は、自動車工学や世の中の仕組み、道理、物理法則を学ぼうということを体現しようとします。
(ここは人それぞれで、多様性があるのがいいと思います。)


だけどね、色々な商売の仕方がある、生活費を稼ぐには手段を選べないという事情もわかりますが、
現状より、少しでもより良いものにするために、修理をしようとする人に
程度の低い、粗悪品を売って、そこから、わずかなサヤ、スプレッド、利益を取って、なにをされようとするのでしょう

悪い部品を組み込めば、悪い程度にしか動かず、また二次、三次の故障を引き起こしますし、
工賃も嵩んでしまいます。
それは、「良いものを長く使う美風」を阻害しているだけでなく、邪魔しているわけですね

残念ながら、マーケットにはこのような方が少なからずいらっしゃいます。
ですので、どうか、同好の貴殿らは、慧眼、峻別眼をもって、よい部品を選んで使ってください。

つづく
さて、SJの強みは、世のネット通販部品商と違って、実際に自分でその商品を使って試していることです。
 少なくとも500Eに関して、ここまで調べ、悩み、考えて、部品の売買している人はいないと思います。

 そんなわけで、ヘアライン号のエアコンコンプレッサーもDENSOのマレーシア製です、
もちろん、交換後のトラブルはありません。

つづく
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