2009/09/10

DLCマシーン 本邦初公開!




写真だけアップして忘れてましたが、これがDLCマシーンです。
神奈川県の産業技術センター内にある不二WPCで撮影してきました。国からNEDOの予算がついて購入された機械で、構造は真空にして内部にアセチレンのガスを入れて、電極に吊るしたモノに
ダイヤモンド結晶のカーボン皮膜を造るというものです。

まずは、ピストンピンとカムをやりまして、今回製作中のピストン、リング等をお願いしにいったときの
ものです。

アルミにコーティングするにあたって、そのままだと食いつきが悪いので、WPCで表面を荒らして、
カーバイトをバインダーにしてから、DLC処理します。

ピストンピンはラップ研磨で表面粗さを1μまで仕上げてあります。その上に処理ですね。
そうでないとヤスリになってしまうわけです。
カムの場合も研磨後にガスで表面処理してからの仕上げであります。フリクションへるでしょうね

写真はあとで
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鋼の錬金術

 DLCも時代を駆け抜けましたね。最先端の研究は今やS-MAGIC。

素晴らしい自己潤滑性能

 それって金属有機分子力学を応用した工具鋼なんでしょ?凄いですね。

オルレアンMAGIC

 ナノマシンって実用化されていたんですね。信州大の遠藤教授が絶賛していましたよ。

トライボフィルムの真実

それにしても日立金属の高性能工具鋼SLD-MAGIC(S-MAGIC)の評判高いですね。少し前にその自己潤滑性とかいう話を日本トライボロジー学会で聞いたが、モリブデンとかカーボン、それにDLCコーティングなどの怪しげな論説とも整合し、油中添加剤の極圧効果にも拡張できる話は面白かった。そのメカニズムをひらたくいえば世界初かつ世界最小の本格的ナノマシンであるボールベアリング状の分子性結晶(グラファイト層間化合物)が金属表面に自己組織化されて、フリクションが良くなるということらしい。