2012/03/29

フルコン化検討比較2

私にとって、すごく興味があって、ここのところ、ずーっと考えてるテーマです。

 W124、4気筒、6気筒、8気筒とありますが、私の直接の周りには、8気筒(M119)で500Eをフルコン化している人は現時点ではいらっしゃいません。

 4気筒では、ハルテック、MOTEC、EMSとやってます。
身近なSJの2.3-16はEMSへの制御系の変更、気筒別点火、流用インジェクター化、クラセンは日産のSR用で1~2割弱は出力があがり、トルクのマスクエリア(トルクカーブの下側)も上がりました。茂木サーキットでは正直、500Eよりタイムが上だと思います。セッティングは、マニュアルシフトで、基本全開です。

 6気筒(単カム)では、こちらも日産用のクラセン流用で、ハルテック、モーテックでミナグチさんなんかはやっています。こちらは街乗り専用ですから、ハーフ、パーシャルや、エアコンオンオフ、アイドルアップ、電動ファンもうまくコントロールしてると思います。

 8気筒(M119)は、KEモデルでしたらW124のワゴンにM119搭載車(Sfacに置きっぱなし(笑))をハルテックで制御してます。
この車は中古車で手に入れたので誰がやったかわかりません、同じような車を何台か見たことがあります。車検キレで動かしてないのでエンジンがかかる、動く程度の評価のしようしかありません(汗)

 興味あるテーマで、諸賢兄からコメントをいただいたことでもありますので、何回かに分けてテーマとして取り上げたいと思います。

 まず、なんでフルコン化が普及しないのか について、私の感想をまとめます。これによって、必要な理由、メリット、デメリットも顕在化してくると思います。

 何回か同じようなことを書いてますが、LHのM119の制御は、クランク角センサー(プーリーとフライホイール)、ノックセンサー(左右バンク)エアマス(スロットル直前)、吸気温度(運転席側ライト裏)、水温(インマニ前)、負圧(インマニからEZLまで)、スロットル開度(スロットル内部のポジションセンサー)、大気圧、
O2センサー、カムポジションセンサー、キックダウンスイッチ(アクセルペダル裏)、速度センサー(デフ)、シフトモジュール(何速か、AT横)、オーバーロードスイッチ(AT横)電圧、エアコンスイッチ等多々を見てます。

 ここは別に大した障害ではなく、燃圧や燃料温度、左右バンクのλ管理でない、シーケンシャルでない、グループ噴射の分、純正のほうがここは幼いです。

 500Eの魅力で書きましたように、基本パーシャルの実質3速ATで、フラットトルクで、どこまでもいける感じの色気が大事な車(だと思う)なので、フルコン初期制御のアクセル全開か全閉だと魅力を強調する方向にはならないんだと思います。
 あと、ボッシュの方形波が、一般的な国産のクランクセンサーなんかの波形とは違うこと(だからSRやVHのクラセン使いますね)、
 電子スロットル制御があること、CANでつながってるので、ASR、GM他結局全部のユニットが関連していること等の理由で、手が出しづらいなど等だと思います。

 しかも、EZLの点火マップが事実上、いじれない、もっと進角させたいけどできないとなり、

 さらに、油圧タペットによるカムプロフィールと回転制限で、高回転まで狙うんだったら、油圧タペットをソリッドにするのと、カムプロフィールは、少なくとも(6000回転より上狙うなら)変更する必要がでてくる。

 それなら、「気難しい大人」の純正ロムを、燃料補正の範囲でいじる、エアマスやO2、インジェクターの基本定数等を変更する、O2センサーのフィードバックをさせないという基本セオリーの範囲で、相手の育ち、生い立ちや個性、考え方を尊重した「大人のおつきあい」をするか、

燃料制御系の苦手な部分、悪い部分を直すんじゃなくって、エンジン補機側で、排気系タコ足とフロントパイプで排気の二次反射の吸出し効果で、トルクの山をフラット化なり、山を変更する、トルクカーブの下側のマスクエリアを増やす、もしくはフリクションを抜いて、ロス馬力を減らすという方法になるんだと思います。


 これを、フルコン、なんでも言うこと聞く素直な子供、でも経験値や学習値が今は低く、しかも外部との連絡交渉(CAN)が苦手な子供ですと、
 アクセル全開時のセッティングは皆さんやっても、そこから先の、日常結構ある状況、
 たとえばコールドスタート時にライトが点灯した、エアコンが入った、電圧が低下した、アクセル開度も低いという状況や、
 そこでシフト(ギア)が変化する、負荷もまた変わる、アクセル開度が少し変わる等というのだと、よく覚えこまさないと、しっくりこない、ぎくしゃくするマナーが悪いままになってしまうんだと思います。

 でもね、多少マナー悪くってもいいから、あとから覚えさせればよい、しかもログもついてくるという魅力は十分あります。何より点火を弄れるのは最大の魅力!

 躾ける人の腕にもよりますが、将来の発展性の高いのはフルコン、
きっちり躾けられてて、その分、融通が利かないのが純正ロムってところでしょうか、

 ところが、この躾けがいいはずの、純正ロムの屋台骨、コンデンサーだとか、パワトラ、ダイオードが寿命で、
体の自由がきかないから本来のお育ちや持てる魅力を出し切れないということが今、我々が抱えている現状なのだと思います。

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コメント

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No title

niibeさんこんばんは
6発も4発もKEですよね。
LHはそんなにややこしいのかな。
MEもフルコン化って聞かないかも。
M119のフルコン化は私が知ってるのは雑誌手見たAVOの500Eと、オートワークス?に掲載されていたKE M119の500SLだけです。
知り合いの知り合いに期待してるのですが。

LHはM119もM120も点火系死亡時の燃料カットできない(しない)ことだけがノーマルシステムの最大の欠陥でしょうか。

ノーマルでやることやりきったら、良いも悪いも引き受けた上でやっぱりフルコンに惹かれるのは当然だと思います。

No title

 ノーマルのパーツの高さ、そして今後の入手などを考えると私がniibeさんの立場ならフルコンにしてしまうと思います

 そして街乗りや色々な条件を考えるとエアフロを使ったL-JETにすると思われます

 500Eの制御や特性は私は完全に理解して無いのですが、私も似た様な事態に成った時に純正のECUを残したままで、エンジン制御だけ別のECUで動かしたりしました。

 私の技術レベルではCANやイモビの関係で純正ECUを完全に取る事は出来ませんでした。
 
 なので純正コンピューターにはエンジンが掛かってるのを気が付かれない様にして違うECUでエンジンの制御のみ動かしました。 その結果には非常に満足して居ますが、かなりのコストと時間と手間が掛かりました。

 niibeさんがどの様な答えを出すのかは非常に興味が有りますが点火や燃料も含めて最適化するとエンジンは別物になる様な気がしますねえ、、、

No title

そうそう、今思い出しましたけど、niibeさんW210にM120乗せてましたよね。
あのときは制御どうなさってたんですか?