2012/02/18

三宅伸吾さん出版記念パーティー@日本工業倶楽部%500E


googleの脳みそ へのリンク

先週、金曜の夕方、日経の編集委員、三宅伸吾さんの出版記念パーティー
[Googleの脳みそ-変革者たちの思考回路-」 に行って来ました。

一見、自動車道楽には関係のないことのように思いますが、私の思うに、
実は、規模の大小の差異はあるにせよ、スタートの部分、背景の部分では、
共通している部分、深く関係する部分、根っこで通じている部分もあると思うので、
あえてお知らせしたいと思います。


場所は丸の内の明治期から由緒のある日本工業倶楽部、
デフォが、運転手付きのセンチュリー、
中には警備パトカー先導のセンチュリーが並んでる場所に、
20年オチの 500Eで自分で運転してくのは私位だったと思います(笑)

この本、著者の三宅さんとは学生時代からの友人で、夜を徹して口角泡を飛ばす議論を重ねたり、顔突き合わせての検討をして来た古くからの仲間です。
多忙な彼も、畏れ多くもこのブログも見てくれてるそうであります。

そんなことを聞くと、赤面の至りですが、同じ物書きでも、愚鈍な私などとは異なり、
彼の文章、洞察力は間違いなく日本でトップクラスです。慧眼ぶりは、学生の頃から頭一つ抜けてましたし、
本気で夢中になっていた、楽しいと思って仕事していたと思います。

その結果、若い頃から各界からも高い評価を得て、30代で日本経済新聞社の編集委員になりました。
恐らく史上最年少なんじゃなかったかと思います。

加えて、礼儀正く、律儀で好奇心旺盛な彼は、記事を書いたり、本書く度に私なんぞにまで連絡をくれます。
だからと言って、彼の本を宣伝する訳ではありません。
しかしながら、正直、ちょっと悔しいけれど、私が不惑になってから読んだ本の中で一番面白いといえます。

私にとって、自分の仕事についてはもちろん、
求道的になっている趣味道楽についても、それを通じた人生観について、
考えさせられる一冊ですので、関連する皆さんにここで紹介してお勧めする次第です。

いやね、この車、500Eに乗ることのできた人、今のってられる人というのは、なんだかんだ言っても
実は選ばれた人、経済的には恵まれた人で、内容の差異こそあれ経営者の立場にいる人、
自動車が大好きでそれが商売になった人、これから自分でリスクをとってその道を歩こうとする人が
相当数、いると思います。

そんな諸兄には、ぜひ、手に取って読んでいただきたいとおすすめする本です。

パーティの中で、今ときめく、GMOの熊谷さんもスピーチしてましたが、リンクへ楽しいと思える事への集中力、の大事さを教えてくれる本だと、私も思います。

また、ライフネット生命保険の岩瀬大輔さんは「大好きなフレーズです」として、同じくスピーチで、

『「前に進もう」「チャレンジしよう」「社会をよくしよう」。

リーダーのこうしたパッション(情熱)はよどんだ空気を入れ変える。
自己満足の追求が、社会に有益な製品やサービスそして様々な変革をもたらすとき、個人の野心や欲求は「大我」となり、人を魅了し支援者を増やす。当初、ホラ吹きと揶揄されても、くじけず遇進すれば、いずれ多くの人にとっても夢と理解され、いつの日か実現する--。』 
などとと言ってました。


 これを聞くとね、私たちがやってる事も、こんなちっぽけな自動車道楽も、大上段にかぶれば、根本は、一緒なんじゃないかと思っています。

 だから、自己満足の追求でありたいし、大我にいたる過程の、野心や真理追求の欲求は、ある時期では、
ホラ吹き、大馬鹿、何にも知らない素人、であっても、続けていれば、やがて実現化する、そんなこともあるかもしれない、そんなこともあるんじゃないかと、話を聞いて思いました。

スピーカーの方々、著者の三宅さんや私もそうですが、実はリアルタイムで、ネットバブルの中を通過してきました。だから、ベンチャー企業の栄枯盛衰、塀の中外の綱渡り、この移り変わりを見て実際に来た一人ではあるわけです。

 この車、500Eが出た頃、渋谷の街がビットバレーなどと呼ばれていて、短パン履いて好きなこと、夢中になることの夢を語ってた若僧が、こうして何人かは生き残って、スピーチしてるの見ると、なんか不可能は、ないんじゃないか、できるんじゃないかと 物凄くポジティブに思えてもくるわけです。

 それは、マクロには、時流に乗ったIT産業だから良かったということだけではなく、実際にミクロの部分では、やっぱり、好きなことでないとできなかった、生き残れなかったわけです。
 この斜陽かもしれない、アナクロな自動車道楽の部分でも、それが好きでやっていけるなら、まだ洋々の前途はあると私は思っています。


最後に、著者が締めの挨拶で言ったことには、原題は「謀反のススメ。」だったそうです。

本の中で彼が引用する。Googleのトップのいう、「許可を取って仕事を進めるより謝った方が楽!」という
名言を、彼の解釈では、「文句が有るなら掛かってこい!」と翻訳してました。

さて、これを私流に、意訳解釈すると、
『ワクワクすることのススメ』
「そう出来るように廻りの環境も整える、変えていこうとする気概」だと思っています。



 さて、さて、この車道楽、通じて見える先、見る先は、何なのだろうかと、再び考えています。

 シュリンクしていくマーケット、お客さんがお金をつかわない、もう時代じゃない。
メーカーが悪い、何が無い等と愚痴、文句、不平を言う前に、
 本当に好きなら、野心や欲求があるなら、夢中になれるなら、リスクをとって続ければいいし、

 その気概もない、楽しいと思えない、夢中にもなれないし、集中力も維持できない、
 おまけに、工夫も、変革もできないっていうなら、
 とっとと尻尾を巻いて逃げ出す、他の道を探すべきだと思います。

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