2012/01/17

プロペラシャフトのバランス取り









ヘアライン号は、ATOH時にプロペラシャフトのバランス取りをしています。
雑誌記事にしたときは、ATがメインだったので数文字の記載でしたが、実は重要な作業です。

純正プロペラシャフトはさすがベンツ、二分割、炭素鋼の引抜管でとても良い素材で精度です。
ただ、スチール製です結構重量もあり、純正でも当然バランスは取ってあるのですが、
量産中、当然誤差があるわけで、再測定すると結構ずれてます。

二枚目の写真の右側の四角い鉄板を溶接してあるのが、ウエイトです。わかるかな?

バランス済みのプロペラシャフト、乗り心地、スムーズさが変わります。
 
4速巡航時には、直結、変速比が1:1ですから、エンジン回転と同じ回転で、長くて重たいプロペラシャフトが回ってることになります。
ホイールより重たくて、ホイールの2.82倍(500E標準で)速い高回転で、車体の中心で回っている訳ですから、ここのバランスは、「すべるような感じ」の走行感にはとても重要です。

難点は、プロペラシャフトの予備なんか普通は持っていない(笑)ので、
プロペラシャフトのバランス取りをするために、車両からマフラーを外す、プロペラシャフトを外す、
ボーリング屋さんでバランスがとれるまでの期間、リフトで上げっぱなしにしなくてはならない点が大変です。

ですので、エンジン、ATのオーバーホールといった大作業や、LSDデフの装着、
定期交換部品であるディスクジョイントイントやセンターベアリングの交換時には、おすすめの作業です。

プロペラシャフトの振動を原因とする変な振動は減りますから、センターベアリングの寿命は延びますし、
ATやデフのフロント&リアシール、ベアリングには不要な負荷がかからなくなるという二次的メリットも
あるからおすすめです。
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