2011/12/22

M119エンジントルクダンパー試作(2)



師匠が走ると速いですね

能書きや、時間かかる言い訳かいてたら先に試作品が出来て来そうです。
エンジントルクダンパーの試作(1)

ご覧のとおり、後期M119用のエアポンプブラケットの後ろ側を
フライスで削って、その厚みでダンパー固定用のブラケットを造ってもらいました。

結構なトルクがかかることを想定して、ダンパー固定部を片持ちにはせずに
手間かけてもコの字型の両もちで、ダンパーを押えるようにしてます。
さすがですね、ここは塩原さんの発案ですが、私が漫画書いたら、
何も考えずに、他の製品を参考に片持ちにしてたかもしれません(汗)
ダンパーのレート考えたら、片持ちはありません。

ベンツは華奢なエンジンマウント取り付けボルトとミッションマウントの3点保持で
車体から浮かせています。

プルプル動くのは車室内の静粛性や高級車としての品位を保つため、
衝突の衝撃時にエンジンをあえて脱落させて、居住空間の安全を守るようにしてるので、
ここはメーカーの設計上はやむをえない。

そこで、それとはトレードオフであっても、ドライブフィーリング向上のために
トルク反力を減らそう、アクセルレスポンスを改善しようというが、今回の目標です。

そうかといって、エンジン振動がダイレクトに響くのは嫌だからプレートマウントはできない、
でも、アクセルON/OFFで1.7Tの車体が動く位の大トルク反力はなんとかしたい。
そうなると、ここは、きっちり受け止めてもらわないといけない部分です。

この意味で、ジュラルミン素材でも片持ちでは強度・剛性不足でしょう。


さて、話が変わりますがエンジン回転とトルク反力の話、
先日、AJITOの長谷川さんの新社屋にお邪魔したときにFD3ローター製作してまして、
そんな話をする機会がありました。

ロータリーエンジンは、レスプロエンジンと比べて、エンジンの重心高が高い、
つまりトルク反力の影響を受けやすいというのは良く知られた話です。

私は、高校1年生の時に、初代RX7、SA22Cの床下を見て、なんで真ん中にエンジンがないんだろう、
エンジンをオフセットさせてるのかと思いました。
そのあとのFCもFDもロータリー専用車のエンジンはオフセットしてマウントしてます。
SAのワットリンクが左右非等長なのも、きっとこのせいなんだと整備解説書を眺めて
想像してました。
その後、乗っていたRX3は、右と左、アクセルon/offでなんか操縦感覚が違いました

航空機マニアだった私は、局地戦闘機、雷電の操縦特性がこのトルク反力の影響、エンジン出力の影響で
難しいという話や、零式艦上戦闘機の尾翼の先端がトルク反力を殺すために傾いてるという話を
航空情報や航空ファンで読んだり、航空自衛隊の入間基地で小学生の頃から聞いたりしてました(笑)
ヘリコプターの尾翼は、回転翼のトルク反力を相殺するためにあるんだという説明を受けて納得した記憶があります。

三つ子の魂百迄というか、
ヘアライン号でも、馬力ロス減らすために電動ファン化→トルク反力を感じる→トルクダンパー
と3遷しようとする訳ですので、この因縁を改めて感じます。


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