2011/11/07

冷却系放談2011秋(3) 500Eは「前低後高」の気圧配置だから「強制空冷」仕様



備忘のために、晩秋の水温報告、撮影は、10月下旬 東北道の高速上り線、夜間

外気温は20℃、法定速度巡航で、メーター水温(アッパー)は80℃弱、
写真では、ロアは69℃、油温は90℃、映ってないけど切り替えてATFも72℃と70℃台



こんな状況で、前をトラックが塞ぐと、ロア水温が73℃位まで上がって低速ファンが廻ることが
ありますが、理想の水温に収まっています。

ローテンプのサーモスタットは、きちんと動いているため、外気温が6度とかになると、メーター表示はこのままで、ヒーターの利きも、メーター水温90℃台の熱風というより、温風となります。

ここは、シートヒーターに頑張ってもらって、トレードオフでもやむなしと思います。

現状でも、この外気温なら、長い上り坂の全開走行でも、83℃設定の高速ファンは一度も回りません。

ATFクーラーも、ラジエター前の一等地できちんと仕事をしていて、70℃台で安定しています。
エンジンオイル温度は、アルフィンパンのおかげで90℃台、上がっても100℃行きません。
水温、油温、ATF共に、理想の温度なんでしょう。
難は、純正サーモスタットのためか、オイルクーラーは仕事してませんね

お節介、僭越な言い方ですが、この時期、この程度の外気温で、
水温に心配なく乗れないようなら、その500Eは、どこか調子が悪いということだと思います。
これ以下だと、路面凍結や雪が心配になる季節になってしまいますね。


さて、前回の話

冷却系放談2011秋(2) 冷却風をいかに抜くかが大事

と大分重なりますが、この程度の気温、外気温20℃前後で、
前をトラックが塞いだだけで(車間距離は50m以上はあります)、低速ファンが廻る、水温が上がる、、、、
ダクトだらけのUFCDに、クーリングボンネット、空気逃げのないヘアライン号でも
低速ファンが廻るということは.....

つまり、ここまでやっても、前の風圧、気圧がわずか弱まっただけでも、バランスが崩れるギリギリの空気抜け状態なんでしょう

 ラジエター前の気圧とラジエター後のエンジンルーム内の気圧を比べると、
「前低後高」の気圧配置で、前からラジエターを通るべき冷却風が滞留している状態なんでしょうね

でかいグリルを通してエンジンルーム内に風は入るけど、頭のでかいDOHCV型エンジンと補機類で
抜け場所がないから、高圧帯ができる。そうすると空気がそれ以上入っていかないという構造です。

これらを総括すると、500Eのラジエターは、走行風による冷却だけではもともと、不十分な構造なんだと思います。

巨大なエンジンファンで風を無理矢理。常時送り続けるのが必要な、
「強制空(水)冷」仕様ということでしょうか

純正ファンのクラッチが切れるのが3500回転前後ですから、それを超えた速度域で、
じりじりと水温が上がっていくのも、当然といえば当然の帰結であるということがわかります


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