2009/06/02

カーボンルーフ

記事に書きました、CFRP、カーボンに用いられる、炭素繊維とは、
記事とは別の言い方をすれば、炭素が90 重量%以上含まれる繊維のことです。
鉄(比重7.8)に較べてきわめて軽く(比重1.8)、重さあたりの強度や弾性率が鉄の10 倍であるとされる素材です。


この炭素繊維は、二種類があり、ひとつは、アクリルからつくるPAN 系炭素繊維、もう
一つは石油等から作るピッチ系炭素繊維です。
現在、炭素繊維市場での比率はPAN 系が90%で残りがピッチ系です。

記事で紹介しました、進藤博士が実用化したのが、アクリルから造るPAN系炭素繊維で、和魂洋才の真骨頂、日本生まれの技術です。
博士の職場は、旧 大阪工業試験場という地域の産業を振興するための国の機関でして、通産省の下部組織で現在の産業技術総合研究所でした。

 日本が、産業構造の転換に際して、つまり、戦前、戦後までの主要産業であった絹、繊維産業が、衰退し、これにどう対処しようかと行政がおこなった諸方策の一つによってできた機関です。

 日本だけでなく、世界中でこの開発競争、実用化競争がおこなわれましたが、日本がシェアの70%以上を占めており、この分野でのプロフィットをとれているといえます。
 方や、イギリスのロールスロイスは、これをジェット機のタービンブレードに実用化しようとして、多額の投資を行いましたが成功せず、失敗してしまったという経緯、ロールスロイスの身売りにつながったというエピソードに繋がります。

 これをね、自分の車に使える喜びってのは、道楽冥利につきます。
 だから、カーボンは 見栄えだけで(G)FRPと変わらない
 巷にいう「ウエット」ではなく「ドライ」でなくてはならないと思います。

P1010902.jpg


 さて、造りましたサンルーフ、190やSクラスにも共通なのですね。
 W124や201エボのオーナー等で、欲しいという方がいたらお譲りします。
 値段は......  まあ 洒落ですね 
 

 第二弾で 屋根全部をカーボンにするべく 現在奮闘中であります。

サンルーフCFRP製作中








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