2011/08/12

夏の暑さと燃料温度

夏の暑い中、ターンフローのA型、L型はパーコレーションで大変だった、ダンドラのロータリーも、
熱でエマルジョンのキャブセッティングが変わって大変だったなどと、旧車乗りと昔話をしていたら、
ちょっと話しが飛んで、燃料温度、マツダのFD3Sの燃料温度センサーの話になりました。

燃圧計

燃料温度と吐出量

前にも燃料温度、圧力については、ブログで書いたと思いますが、
マツダのFD3Sは燃料温度センサーが燃料フロートセンダーのところについていて、
燃料の温度によって、吸気温度、水温のほか純正で燃温補正をしています。

われらが、ベンツ、500Eは一部例外的車両を除いて、
エアコンの冷媒でリターンガソリンを冷やすガソリンクーラーが、
ストラットのところについてガソリンを冷やしています。

ここに結構なコストをかけているのはさすが高級車です。
某32GTRの開発者は500Eのここを見て、さすがベンツ等といってました(笑)

ベンツは、吐出量が大きい燃料ポンプを使っているために、
アイドリング等でリターン燃料温度が上がる、タンク温度が上がるのを嫌っているのか、
ここで燃料温度を下げているので、燃料温度補正の必要がないと考えているのか、
もしくは、その両方なのかわかりませんが、燃温センサーも、もちろん燃料温度補正もありません。

できれば、燃料クーラーと燃温補正の両方ついていると、さらに世界の名車としては、
良かったですね(笑)と、暖かいまなざし


考えてみれば、
高めの水温100度≒エンジンルーム内温度
に近いところまで燃料温度が上がることを考えると、
その分下がるから、ここを冷やしたいと思うのは納得します。
V = V 0 ( 1 + t )   


ボイル・シャルルの法則により、等圧で、1℃あたり、体積が1/273増えるから、燃料ポンプ、
インジェクター吐出量は一定なので、
単位体積あたりの質量は減ります。

仮にベース値を0℃(そんなわけないけど、でもFDのCPUのベース値は何℃なんでしょうかね?)として比較して、仮に100度上がったとすると、100/273で、36%減る、50℃でも18%、25℃でも9%違うわけだから、セッティングも変わりますわね、等圧というのは、プレッシャーレギュレターで等圧にしちゃってるから、いやでも等圧になります。

まあ、もっとも温度によって、霧化や粘度、減圧沸騰、燃料冷却やプレイグニッションも理屈からいえば違うから、複雑な要素が絡むんでしょうが、それでも無視できない値です
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