2011/06/19

ベーシックモジュールの修理 Repairing BASIC MODULE 500E500 W124

20110616ベースモジュール


写真は、今回オーバーホールしたヘアライン号ベーシックモジュールのオーバーホール前の写真
ご覧の通り、スカスカです。

左下にリレー用のコイル3個とパーティションの上左にトランジスタ3個+1個、
上右はCAN-BUS用というところでしょうか、そこに、古めかしい水晶発信機があるのが懐かしいです
もっと古めかしいのは、その下の丸いLUCASのダイオード(こんなのもう絶対、売ってないと思います。)
鋳込刻印みるとY93製であることがわかりますから、18年もの、
ブランデーなら、18年モノ、VDOならぬ、VSO、Very Special Oldです。

ところで、ベンツで、電源回路コンロール用の専用回路であるベーシックモジュールの採用は、そういえば、LHからですね

これまでの伝統の機械式Kジェトロ、その発展計のKジェトロ+EのKEジェトロ、
そして、環境排ガス対策で登場したLH制御(これまでのフラップ式でないエアマス採用)は、
インジェクターの噴射を電子制御や、
カム進角のソレノイド作動、
点火のEZLや、燃料ポンプリレー等をコントロールするためのECU(LHモジュール)や、

安全対策で採用されたABS、パッシブセーフティのASRでは、
電子スロットル等をコントロールする専用の回路、
つまり、ABSユニットやASRユニットポンプをコントロールするためのASR/ABSモジュールや、

電子スロットルをコントロールするE-GASモジュールが必要になったんでしょう

回路を見てるだけの推測、私の憶測でしかありませんが、
これまでの、機械的オーバーボルテージリレーでは役目を果たせないので、
オルタネーターの発電を安定させるような、電源安定機的な役目を持たせたんでしょうかね?

なら、いっそのこと電子回路が5Vなんだから、ベーシックモジュール以降を全回路5Vで動かせば効率的だと思うのですが、
どういうわけだか、そうではありません。

回路見ると、12気等用とも共用できるように、あと1個、リレー、トランジスタを配置できる構図になってます。
さすが、使いまわしが得意なメルセデス(笑)

賢い諸兄は、この回路をご覧になるとわかると思いますが、このベーシックモジュールがいかれると、
LHも、ABS/ASRも、E-GASもきちんと動作しなくなるのが、基盤からも、ご理解いただけると思います。

左上のトランジスタは、躯体伝導で放熱するようにしてあるようですが、高温になることを想定ずみなんでしょう、
回路の左上のコンデンサーは背の低いものを採用して、熱劣化がおきにくいためか一応工夫してます。
右上のコンデンサーと背の高さが違うのがわかると思います。

でも、これ、個別のファンなしに、躯体放熱だけに頼るのは、けっこうデンジャラスだと思います。
事実、走行後にLH空けてロム弄るためにここらへん触ろうとしても、素手では持てません。
75℃は優に超えているんでしょうね

関連記事

コメント

非公開コメント