2011/06/15

ECU・コンピューターをOHしようと思うその前に!BeforeW124 500E's ECU Over Haul !

ここのところ、E-GASモジュールの記事、電解キャパシタ(コンデンサ)の時間熱劣化の記事を書きました。

まだ、全部を記事にしてませんが、
ベースモジュール、LHモジュール、ASR/ABSモジュールも同じく予防的に
OH修理を完了してます。

500Eオーナーのみなさん、同じように、興味を持っている、困ってらっしゃるようで、
お問い合わせもいただきましたが、個別にお答えするよりは、記事として残した方が
知識のストックになると思うので、ここにまとめます。

私が書くと、高飛車な表現になりますが、あえて警告を込めて

「ECU(コンピューター)『だけ』直しても、ASR点灯(故障表示)は解決しません」

という当たり前の話

雑誌連載の頃から見ていただいている熱心な読者諸兄はご存知のことと思いますが、
我がヘアライン号、ここにいたるまで、
多くの部品を交換、あるものは修理だったり、あるものは予防的に交換してます。

スロットル、エンジンハーネスは新車から3度目、4機、4本目です(笑)
悪いこといいません、ECU・コンピューター疑う前に、換えてないもの換えましょう。
SJに頼まれて書いている訳ではありませんが、W124、500Eは、
経年劣化する部品交換をすることが前提の車です。

のりっぱなし、ノーメンテでいける信頼性の高い国産車とは違います。
でも、それに優る時代を超えた素晴らしいドライブフィーリング、満足感、安堵感のある名車です。


さて、さて、10年位前の昔、まだコンピューターの寿命が来てない頃ですと、

ASRが点灯、アクセルが全開にならない → とりあえずDASをあてて、エラーを見て

            劣化したハーネス交換、スロットルアクチュエター交換 ①

                      か
                     
            ダイアグテスター見て、ブレーキランプスイッチや、
            シフトモジュール、オーバーロードスイッチ等のセンサー類②
              
                     を換える。

①が交換済みで、よく判らないときは、DASを参考に、経験値で判断する。
わからないときは、どうせ交換時期が来るから、
②の安いものから換えていく等の修理が主流だったと思います。

他方、今では、キャパシター(コンデンサ)寿命でも書きましたが、
多くのECUは電解キャパシタ(コンデンサ)が寿命を迎えてます。
家庭用アンプでもそうですし、コンピューターのマザーボードでもそうです。

じゃあ、最初にECU・コンピューターOHか、というと私はそうは思いません。

これまでも、修理の過程で、試験的に予備や他車のコンピューター差替試験等をするところも
あったと思いますが、これには相当の注意が必要です。

つまり、①②(特にハーネス類)が壊れた状態で、コンピューターだけを換えても、
またショートさせて、コンピューターを壊すという危険が潜んでることをお忘れなく!
(そもそも、SST使わずに抜き差しして、望まずとも壊してしまう人もいます。)

私は、CPの差換試験でもしかり、きちんと他のものを直してから、
ECU・コンピューターのOHステップに進むべきだと思います。
そうでないと、修理したばかりのECU・コンピューターを再度壊すことになってしまいます。


500Eオーナーの、
車庫塞いで、焦る気持ち、家族連れで不具合で、いらだつ気持ち、
予定が変わって、もう駄目かもしれない、
いくらかかるか先行き不透明で、いっそ売っちゃおうかという懸念、心配も、
同じオーナーとして、良くわかる.....

そして、藁をも掴む気持ち、ヤケになる気持ちも。起死回生の一献も良くわかるのです、

ただ、少なくとも①に目視で不具合や配線割れ等がある場合には、
まず、それらを交換することを強くお勧めします。

ヘアライン号は、あれだけ熱対策して、ヒートシールドやったり、
保護材巻いた、水温も対策したけれども、
エンジンハーネスは、5年で割れが出てきました。スロットルアクチュエターの配線も同じです。

その上で、全部完調で、予防的にECU・コンピューターのOHに行う位のお気持ち、
または、最後の手段として、ECU・コンピューターOHを行う位のほうが、
結果として、良い結果になると思っています
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