2011/03/29

桐生 山もと 蒲焼き

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 震災直後から思って、実行していることなんですが、こんなときだから、こそ、
 スーパーで米やラーメンを買い集めるのではなく、
 できるだけ美味しいものを外で食べるように心がけています。

 お金は廻るという話は、自動車部品、道楽のところでも書きましたが、
 他でも一緒です。みんなが萎縮ムードになると、消費が低迷します。

 特に客商売、やってるとそれが顕著で、日本人は真面目だから、余程のことでもお店を開けます。
 従業員もそこに苦労してやって来ます。
 取引先の業者さんも苦労して何時間もかけて配達してきます。

 そうやって、普段より丁寧にお店を掃除して、盛塩してのれん掲げても、
 お客さんが来ない、一日待っても.....来ない。お茶っぴき
 ガソリンの影響や、消費萎縮もあるんでしょうが、これだと、やってられない。
 仕入、思い運んでくれた生ものは無駄になるし、ゴミも増える。
 これが何日も続くと、ひま疲れもあるでしょうが、心挫けます。

 だから、できるだけ外食にいくようにしよう.... 私はそう思ってます。
 子供の頃からの記憶なんでしょうが
 私は、こう、うなぎ に対して、特別の思い入れがあります。

 気合いれる特別のときには必ず食べにいく、自分にとってのご馳走です、

 自分でお金を稼ぐようになってからも、仕事、取引では
 ウナギ上りの縁起担ぎで、大事なときには良く食べに行きました。 

 写真の 桐生の山もとは、戦前から続くうなぎの名店です

 都内の専門店、上の 伊豆栄や、神田の菊川、麻布の野田岩と比べても遜色ないです。
 水あめや 砂糖の甘さでない さっぱりとした 醤油味のタレです。
 御主人はうなぎの顔で産地が分かるといってました。 
 それでも、焼は難しく やっぱり一生かかるんだそうです。

 そうそう、家漬けの香の物に関しては、はるかに上回っていると思います。

 老主人が一人で活きたウナギを裏の井戸から上げて、さばいて、刺して、
 家傳のたれで 焼きます。 だから正直、まあ時間もかかるんですが、これが 美味い。

 大体、うなぎやなんてのは、昼どきと夕刻すこししかやっていないから
 商売考えれば、回転で稼ぐようになります。
 数こなすには、分業で、下ごしらえ、串打って準備しておきます
 そうでないと何百も出せません。
 極端なところでは、中国から冷凍の串打って焼いてあるタレのかかった蒲焼きを暖めて出します
 (ファミレスや、いわゆる寿司てんぷらうなぎ系のレストランなんかこれですね)

 でもね、ここは一人で、さばいて、打って、焼きます。
 お茶出してくれたり、配膳は奥さんの名物おばちゃん
 
 ここ桐生は、震度6だったそうです。それでもお店開けて お客さんが来るのを
 まってる。停電だと商売ができないとこぼしてました。
 空襲からも逃れて、カスリン台風、震度6の東日本大震災にも耐えた、
 戦前の雰囲気の建物には、小さな掘りごたつ と火鉢があります。
 
 蒲焼きのうな重は2100円、その場でさばいた肝吸いは100円。

 よし、大盛り(+100円)たべて、気合いれて働こう!  

 

 やまもとかばやき
 住 所 〒376-0023 群馬県桐生市錦町2-14-29
 TEL/FAX TEL.0277-45-2559
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