2011/02/02

500Eの冷却風は下に流すべきか? Why shall I modify engine cooling air stream to down side ?


 
画像は、ダクト追加前のアンダーフロアクーリングデフューザー

季節外れの冷却ネタです

ヘアライン号、今の気温、0度前後ですと、水温サーモスタットが開きません。
メーター水温計、ヘッド出口で80℃少し下でピタリ安定、
ただしヒーターの効きやや弱い。
ロアホース、ラジエター後で50~60℃
推定になりますが、メーター読みで80℃だから 
-10℃で ブロック温度で目標の70℃はキープできていることでしょう。

エンジンオイルもオイルパンに油温計装着したので見てみると、
オイルパン測定で50~60℃、これは冷却フィンの効果でしょう
もちろん、オイルクーラーのサーモスタットも全閉でコアは冷たい状態です。
ヘッドは70℃~80℃ってとこでしょうかね?

この油温なら、今40wの粘度のオイルですが、30Wとかもっと柔らかい番手
で良いかと思います。

それで、質問のあった
「なんでラジエターの冷却風(コア後)を下に抜くか?」ですが、

これは、90°V8エンジンの構造に起因しています。

狭いエンジンルームにV8を押し込んでいるため、
ラジエター後からエンジンのフロントカバーまでの距離が短い上に、
前面投影面積は直6や直4より広い、しかもV型になっているから、
前から来た空気はVバンクとヘッドに遮られて上には上がれない。

だから、海を浮く船が水を掻き分けるような感じで、下に抜いてやろうというわけです。

そのため、以前アップしたえちごや謹製のラジエターインナーグリルは、
下に風を向けるようにしてあります。

直4みたいにブロック脇、左右とラジエター後、エンジン前に余裕があれば、
ボンネット上にダクトで抜きやすいのですが、500Eの形状では、
ヘッドライト裏の高圧部から左右に空気を抜いてボンネットの上がりを押さえるように
してます。

空気を滞らせずに抜くには、いかに排出開口面積を増やすかという点、ダクトの面積と
煙突のように滞りなく流速を稼ぐという床下の退出路の形状、リアのデフューザーや
床下のフラットが大事であるわけです

もっとノーズが長ければラジエター後にダクトをつけて上に抜くこともできますし、
エンジン高さが低ければ、上にも抜けると思いますが、
まず一番効果的なのは床下に抜く だと実感してます。
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