2010/07/27

エボアッパーマウント その2

アッパーマウント1[2]

前のアッパーマウント記事

前にお話しましたエボアッパーマウントセット、
おかげさまで好評でSJでは在庫が無くなったそうです。

判りづらいとのお叱りをいただきましたので、あらためて解説しますと
上写真の左がエボ用で、右がW124用、これだけ見ると、
左のほうが頭位置が高いので、R129や4MATIC用のようにハイマウントに見えますが、さにあらず、
下の写真をご覧ください。

アッパーマウント3[2]

ストラットの固定ボルトよりの上のゴム高さは一緒ですが、中が凹んで取り付けられるようになっているので、
先に説明したとおり、ショックの取り付け位置が下がってつけられる構造です。ぶれるザグり穴もないです。
そのため、金属板、マウンティングプレートの形状も違います。

そして、下のラバー部分が長いです。エボ専用バンプラバー(スポンジ)とあわせて、バンプタッチ後の
荷重コントロールしようとしてるんでしょうかね


それで、駐車場で馬に車を載せてATオーバーホールで忙しい、
M村氏から、ヒアリングした内容を、正確にお話しますと、
アッパーマウントゴム自体は、まだ入手可能なのですが、
ゴムマウントを抑える金属のマウンティングプレートが "DisContinue" 生産中止、
世界中で在庫切れとなったそうです。

ドイツにも、アメリカにも、ドバイにも在庫がありません。
ないってことは、手に入りませんから、M村さんや、K村さんに電話で問い合わせても無駄です。
欠品です。もう、ありません。

なんだよ、欠品かよ と怒ることなかれ、

よく考えても見れば、わずか500台のエボ2のために、ベンツはよくもこんなものを型起こしてまで
つくってくれました。まず、そこを評価しましょう。他のメーカーじゃ、まず、やらない。
しかも、販売中止後、20年も供給してくれたことに感謝です。

このお陰で、W124でも、W201でも、ピロボールのガチガチではない、ソリッドな
乗り心地と操舵感が得られました。流用ノウハウの妙技ですね。
私も、毎年、定期的にオーバーホールが必要なピロボール以外の選択肢、
街乗り、スポーツドライビングでは、これがベストだと思ってます。

きっと、エボの値段が高いのは、こういう部品の値段なんでしょうね

エボマウントゴム、エボ専用バンプラバーは、まだ在庫がありますが、いずれなくなると思います。
わずか500台のために、こんなもん在庫生産するほど、今のベンツには余裕ないでしょう。

そこで、お願いなのですが、エボのアッパーマウントセットをすでにお使いのW124、エボオーナーの方々、
金具は再使用が可能なので、アッパーマウントセットでなく、レストアの際には
バンプラバーとゴムマウントのみをお買い求めるようにしてください。
プレスで型起こしてリプロする予定はありませんし、

年代重ねてくると、オーナー同士でこういう融通が必要になってくるのだと思います。
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