2010/07/21

バンジョーと圧損








NA チューンは、乾いたタオルを絞る というか、紙1枚、1枚を貼って麻雀牌造るような作業です。
特に、実質3速ATで、電スロ、点火は別制御、冷却厳しい という四重苦のハンディ背負っていますと、
過給上げて排気系と燃料弄って600馬力とかは夢の又夢です。

でも、ハンディというか、乏しい故に、考える楽しみがでて来るわけで、
軽量化、フリクション低減、冷却等、チューニングの非常にベーシックな部分の研鑽が進みます。

今回お話するのは、油圧の維持、圧損の低減です。
通路が長ければ長いほど、継ぎ手の数や曲げ等が多ければおおいほど、流体を押し出すには
圧力が必要になり、その分、力が必要となります。これが圧損。

特にATFの場合は、フルードでコンバーターを動かして、駆動力としていますので、
直結となるまでの圧損はダイレクトに感じられます。


ベンツの機械式ATは、左側出口からバンジョーボルトを経て、金属管からスプリング巻のATFホースへ、
ラジエター下の潰れた金属管を通って、
ラジエターの右サイドタンクの上まで伸びてバンジョー(2)、ラジエターの中を通って、
下のバンジョー(3)からでて、スプリング巻のATFホースに繋がって、金属管を通り、入り口のバンジョー(4)へ、都合、3m位の長旅をしてます。

最近、これをバンジョーボルトから、M14×1.5のアダプターを挟んで、AN8でフィッティングに変更したら、圧損が減って下のフィール、クリープの出が良くなったというお話を、皆口氏から聞きました。

確かに、小さい穴を抜けるバンジョーボルトの圧損は、チューブタイプのフィッティングより相当あるでしょうから、効果的なんでしょう。コンバーターを動かした後の戻り側でも動いてることには変わらないので、効果的だそうです。

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