2009/05/28

編集後記というか筆者放談

今回5月8日号で書いた、ダイムラーの株主総会の話、
オンブに抱っこ(もしてもらえない)の、三流(中古車)自動車雑誌で書いてもしょうがないんだけど、ダイムラーだめですね。

 車の数増やしすぎました。

 21世紀はブランドとデザイン、知価社会の時代だと、いわれたのは、知財学会での堺屋太一の挨拶だったでしょうか。
原価200円のスカーフをエルメスが作ると3万円になる。150倍の価値と日本の話をしていたと思いました。
で、ベンツ、ブランド価値低下させて、デザインも悪くなった。

 勝負どころのS,Eクラスが売れない。苦手な廉価車、Cクラス以下で2/3の売り上げですから、これじゃあ小型車が得意のトヨタに負けますというか、勝負にならない。 
 アラバマや旧共産圏に工場造って、三望星つけてもドイツの車じゃないですね。

 対して、ポルシェVW・AUDIはまだ強い、

 その昔、80,90年代だったら、AUDIは農夫が乗る車とか、フォルクスワーゲンは労働者が乗る車、水冷ポルシェの頃、経営に失敗した前世代の車などと思っていた相手に見事抜かれてます。 対して、BMWは天晴れですね。買収したMINIのブランドと自前のデザインで、まったく、イギリスのMINIとは関係の無いMINI造って売れてます。
ロールスロイスにしても、そうですね。こっちは、まったく関係なくはないけど、マイバッハと比べれば偉そうだし、現に売れています。商業的、経営としては成功です。

 そういえば現ポルシェのDrヴァンデリン氏は、余程ダイムラーのことが嫌いらしく、補助金泥棒だとか、F1のペースカー出してとか、経営戦略の失敗悪し様にいっていますね。

 実は、もう15年も前、日本に来たときに自動車工業会の縁でお会いしたことがあって、創業家筋だとは聞いてましたが、たしか購買部長がまさかCEOになるとは思いませんでした。

当時、何某氏がいったことですが、
ポルシェが作ったベンツを買う人はいても、
ベンツが作ったポルシェを欲しい人はいない(笑)

15年たって、ブランドの価値を改めて感じます。




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