fc2ブログ
2022/11/11

Mercedes Benz W124 500E のマルチリンクサスペンション スタディ  ヘアライン号よ それでも車高を下げたいか(9) 風通しの良い、悪い

 マルチリンク ずーっと勉強、考えてまして、もう途中から車高なんかどっちでもよくなっちゃいました(笑)

 どっちでもよくなったというと、やや語弊がありますが、
 車高変化によるトーインやキャンバー変化をいかに独立懸架で
 適正化するかの数値のほうが、自分にとって重要になっちゃってます。

 設計者がなんでこうしたのかとか、もう少し伸ばしたかったけどできなかったのか等
 要は設計時の力関係、メーカー内でのパワーバランスが わかるようで面白いです
 
 ベンツの設計思想みると 
 まずは パッケージ最優先(ここは社是でしょうね) > モデル間の汎用性(要はコスト、お金) > (理想)性能  
 なんでしょう


fc2blog_202211011146029b4.jpg

 ベアリング径が大きいW210ワゴンのナックルに、アーム延長して計測してます。
 リアのドライブシャフト太くする、荷重が増えるには、w124のベアリングは役不足です。
 ベアリングからみると、純正の500Eのサイズだと、4気筒~6気筒、車重1300㎏ タイヤ195の設計ですね
 
 一回りおおきなワゴン用のベアリングと、アーム長がかわったハブキャリアに
  あわせたホイールはタイ製 鍛造の15インチ 10J 
 そこから、さらにアーム好きに伸ばしたら、どのようなトーイン変化、キャンバー変化になるか測定してます

 15インチにしたのは、ファットな扁平率の高いドラッグタイヤ履きたいのと、
 アームやナックルがホイールの内側にあたるんじゃないかということに気が付いてです。

 風通しのわるい*1仕様ですが、当たったんじゃ、また荒井注です*2

 基本設計の190Eは15インチ、14インチがあったから多分大丈夫と思いましたが、
 やはりギリギリです。

 もう、ミリ単位のせめぎ合いで、
 ホイール内径、リバースリムだと無理だと思います。
 大径ブレーキがはやり始めたころ、ブレーキキャリパーがあたるのを気にしたことはありましたが、
 今回は、ナックルやアーム自体です(笑)
 こんなことやってるの、何人もいないだろうなー

 昔、ケンメリの車高下げるので13インチのホイールにアドバンレイン装着して、キャリパー削る暴挙をした輩がいましたが
 それくらい撥ねてます。
 思えば、10代のころから、風通しの悪さを追い求めてました。

ギリギリ,、きつきつ、に美しさを感じるわけです。スカスカ、ガバガバには、魅力を感じません。

fc2blog_20221101114623927.jpg

 もうこの時点でリアのディスク、直径340ミリなんか絶対無理で、ブレンボキャリパーも捨てて
 小径のディスク、ローフリクションのキャリパー搭載採用予定です

 こうなれば、インナードラムなんかいらなかったと思います(笑)

fc2blog_202211011146251a0.jpg


 ここまでやって気が付いたのは、ベンツの実用化マルチリンクサスペンション
 決して最適解ではなく、スペースとパッケージングの妥協の産物ですが、
 車高下げない前提ではよくできてます。

 ストロークでキャンバー変化最小化させるのに一か所いじると、全部いじらないとなりません

 ご覧のように、もう、トラクションロッドとかシャーシのフロア真ん中くらいまで伸びます
 
fc2blog_2022110111465440d.jpg

 ホイール内側、こんなクリアランスです
 ゴムブッシュでホイールゆがみかんがえると、やわなホイールではこれ以上はきついでしょう
 


fc2blog_20221101114658415.jpg

 うーん、ギリギリ、キッツキツの美しさ、
 実際はピロボールのカラーいれるから、とめるボルトは特注の低頭チタンボルトでないとキツイと思います

 筋彫り ホイール野郎にはわからないでしょうね

*1  筋彫り、スジボリ、外観上等! いきがって、カッコつけで分不相応な大径ホイールいれたはいいけど、キャリパーとのクリアランスがスカスカの車輪の通称。
 由来は、和風刺青の初期に最初におこなうスジボリだけで、そこから先のぼかし、色入れ、紋々等に、何らかの事情(多くは金銭だったり、痛みだったり等)で進めない人に例えた称賛を含まない比喩表現
 
 使い方例  「あの野郎のスジボリ、風通しがいいねぇ、風邪ひいちまうんじゃねぇかぃ?」

 *2 荒井注 ドリフターズのメンバーだった荒井注が、引退後、伊豆にカラオケボックスを開業するにあたり、建物を新築したが、当時大型であったカラオケ機材が部屋に入らなかったことにたとえた、「本来はいるべきものが、検討不足によりサイズが大きすぎで入らない」、ことの例え、失敗例。

 参考リンク 荒井注! 500E倶楽部での例

令和の荒井注


 なんだバカ野郎!