あんまり書きたくない配線、電装系のこと
わかりきってることなのですが、結構 大変なので、先延ばしにしている電装系のこと
これまでリレー、ヒューズレスのPDM化については書きましたが、配線そのものには触れてません(笑)
旧く言えば、
雑誌連載時代にオルタネーター電源のPOSケーブルの被覆が破損して燃えるとか、
オギジュアリーファンのレジスターが中低速では過熱して、その熱が伝わって被覆が破損、銅線が酸化劣化や
エアコンのブロアファンのレジスター、大電流での加熱等は書いてきたかと思います。
あと、語りつくされた感ある 昔のW124特有の事象、環境配慮の被覆によるエンジンハーネスの劣化もそうですね
今回は、そういうレベルじゃなくて、メインハーネス、車体前後のテールランプからヘッドライトウインカーまで
縦横無尽に走っている血管みたいな電気配線 ぜーんぶ の話です

これ エスコートでレストアしてるR107 SLの配線製作です。
後ろはカーボンボディにパイプフレームのR35GTR 安藤号
旧車レストアしてる方でしたら、当たり前なのですが、半端に旧い世代のベンツだと、
なんとかごまかして使おう、延命しようとしますが、現実、難しいと思います
思うに 旧式の碍子式ヒューズボックスや、リレー自体の問題も、なくはないですが、
そこだけ変えても、その前についている配線や端子の劣化は解決しません。
要は、真面目にレストア、新車状態に近づけようと思ったら、経年変化や酸化、熱等で劣化した配線、端子は
修理交換が必要になります。
銅配線は酸化します、酸化により抵抗が増すと、さらに酸化して、被覆が溶ける ニクロム線状態になります
絶縁被覆そのものも熱や酸、アルカリ、オゾンや油脂で劣化します。
近年の電装化が進んだ車両火災の多くは、電気系が原因であるといいますがこれは本当でしょう、
安全のためにも、配線引き直しを含めた抜本的対策が必要であることは確かです。
こういう、今使えてるけど、だんだん悪くなる、見てくれ、オプティカルに訴えない修理ってのは
多くの場合先延ばしにされます。

写真はバフ掛けされてピカピカになったカムカバーと汎用リレーと ヒューズボックス
大電量が通る太い配線
カムカバー バフ掛けしてる人がいうと説得力ないですが、
塗膜を削って表面を整えてピカピカにみえるようにする磨き、外装塗装コーティングや、
見てわかりやすいホイール交換と違って
見てもわかりませんし、喜んでやる人なんか聞いたことありません。
まあ、車は所詮道具、ツールですので、人間で例える表現は 嫌いなんですが、
あえていうと動脈硬化、血管の硬化、コレステロールの蓄積、
突発大事故が徐々に蓄積する緩慢な病気みたいなもんだと思います。
もうラインオフから30年ですから、この段階で、外装磨きする前に、ホイール買える前に
電気系の修理をするべき時期なんだと思います。
脳卒中寸前、進行性のガン患者が、根本治療ほっておいて、あかすりエステや
眼瞼下垂にかこつけて、二重瞼美容整形するようなもんだと思います
そんな配線、良い例がでましたので、レストア中のR107 SL
電気配線、どれも信用できないし、部品なんかでない、コネクターの信頼性も低いので、
MILスペックの配線で引き直しです。
信頼性の低いボッシュのリレーや接触抵抗の多い旧式のヒューズはやめて、国産品に置き換えです。
PMDやリレーレスにしようという案もあったようですが、結局、これまで他の車種でやったことのある方法で
やることになりました。
ベンツでも、ヒューズボックスだけ置き換えようとする人もいるようですが、
もとの配線が劣化しているところに、端子そのままで、
ブレードヒューズボックスにしたところで、
その前の配線や、そこにくっつく端子、コネクターが劣化してますし、
自動車用電装でしたら行うであろう振動試験や恒熱試験、電圧負荷かけた経年試験しないで、
純正配線のまま、ヒューズボックスだけ置き換えで
コネクター接続の数を増やす仕様のものは、さらにトラブルの原因になると私は思っています。
燃える前に配線かえましょう!

お口なおしに、
ウォーターブラスト仕上げのインマニ、
KEジェトロはやめて、現代の燃料インジェクター EV14 とフュールレール ボッシュの電スロです
ボルトは再メッキ、もちろん6-4チタンでもできます(笑)
これまでリレー、ヒューズレスのPDM化については書きましたが、配線そのものには触れてません(笑)
旧く言えば、
雑誌連載時代にオルタネーター電源のPOSケーブルの被覆が破損して燃えるとか、
オギジュアリーファンのレジスターが中低速では過熱して、その熱が伝わって被覆が破損、銅線が酸化劣化や
エアコンのブロアファンのレジスター、大電流での加熱等は書いてきたかと思います。
あと、語りつくされた感ある 昔のW124特有の事象、環境配慮の被覆によるエンジンハーネスの劣化もそうですね
今回は、そういうレベルじゃなくて、メインハーネス、車体前後のテールランプからヘッドライトウインカーまで
縦横無尽に走っている血管みたいな電気配線 ぜーんぶ の話です

これ エスコートでレストアしてるR107 SLの配線製作です。
後ろはカーボンボディにパイプフレームのR35GTR 安藤号
旧車レストアしてる方でしたら、当たり前なのですが、半端に旧い世代のベンツだと、
なんとかごまかして使おう、延命しようとしますが、現実、難しいと思います
思うに 旧式の碍子式ヒューズボックスや、リレー自体の問題も、なくはないですが、
そこだけ変えても、その前についている配線や端子の劣化は解決しません。
要は、真面目にレストア、新車状態に近づけようと思ったら、経年変化や酸化、熱等で劣化した配線、端子は
修理交換が必要になります。
銅配線は酸化します、酸化により抵抗が増すと、さらに酸化して、被覆が溶ける ニクロム線状態になります
絶縁被覆そのものも熱や酸、アルカリ、オゾンや油脂で劣化します。
近年の電装化が進んだ車両火災の多くは、電気系が原因であるといいますがこれは本当でしょう、
安全のためにも、配線引き直しを含めた抜本的対策が必要であることは確かです。
こういう、今使えてるけど、だんだん悪くなる、見てくれ、オプティカルに訴えない修理ってのは
多くの場合先延ばしにされます。

写真はバフ掛けされてピカピカになったカムカバーと汎用リレーと ヒューズボックス
大電量が通る太い配線
カムカバー バフ掛けしてる人がいうと説得力ないですが、
塗膜を削って表面を整えてピカピカにみえるようにする磨き、外装塗装コーティングや、
見てわかりやすいホイール交換と違って
見てもわかりませんし、喜んでやる人なんか聞いたことありません。
まあ、車は所詮道具、ツールですので、人間で例える表現は 嫌いなんですが、
あえていうと動脈硬化、血管の硬化、コレステロールの蓄積、
突発大事故が徐々に蓄積する緩慢な病気みたいなもんだと思います。
もうラインオフから30年ですから、この段階で、外装磨きする前に、ホイール買える前に
電気系の修理をするべき時期なんだと思います。
脳卒中寸前、進行性のガン患者が、根本治療ほっておいて、あかすりエステや
眼瞼下垂にかこつけて、二重瞼美容整形するようなもんだと思います
そんな配線、良い例がでましたので、レストア中のR107 SL
電気配線、どれも信用できないし、部品なんかでない、コネクターの信頼性も低いので、
MILスペックの配線で引き直しです。
信頼性の低いボッシュのリレーや接触抵抗の多い旧式のヒューズはやめて、国産品に置き換えです。
PMDやリレーレスにしようという案もあったようですが、結局、これまで他の車種でやったことのある方法で
やることになりました。
ベンツでも、ヒューズボックスだけ置き換えようとする人もいるようですが、
もとの配線が劣化しているところに、端子そのままで、
ブレードヒューズボックスにしたところで、
その前の配線や、そこにくっつく端子、コネクターが劣化してますし、
自動車用電装でしたら行うであろう振動試験や恒熱試験、電圧負荷かけた経年試験しないで、
純正配線のまま、ヒューズボックスだけ置き換えで
コネクター接続の数を増やす仕様のものは、さらにトラブルの原因になると私は思っています。
燃える前に配線かえましょう!

お口なおしに、
ウォーターブラスト仕上げのインマニ、
KEジェトロはやめて、現代の燃料インジェクター EV14 とフュールレール ボッシュの電スロです
ボルトは再メッキ、もちろん6-4チタンでもできます(笑)