W124 500E ラスト コンサート 2022年版 計画(3) 海外旅行のすすめ ユーラシア大陸横断
いまさらですが、こんなときこそ、海外旅行のすすめです。
昭和40年 生まれとすると、海外旅行というのは ある種独特の思い込みがあります。
とくに小学生のころ、70年代なんかそうでした。ドル持ち出し制限があったとか、プラザ合意前、
パック旅行が当たり前のころでした。
英語が話せれば、世界と通じられるなどといわれてたころです(笑)
海外旅行=飛行機で、
そんなあこがれもあったのか、時間に追われて忙しく生きていたからか、
飛行機では、旅客としては、 地球何周分も乗って、
JAL亀タグ、エメラルドステイタスまで乗りました。
自分で操縦も、最近は、レシプロ単発ですが、週2-3日は 真面目に乗っているので、やや おなかいっぱいです。
なので、自動車、自家用車 できれば自分の車で世界を旅行したい!
ヨットやボートでは、自家用小型飛行機でより、私には現実的じゃないし、クルーズ船は もっと年取ってからでいいや(笑)
さて、自分の車で海外旅行をしたい、大陸横断をしたいなんてことを、島国日本で 考える人なんか
まあ いないって思ってましたが、意外にも、そう思う人はいるようで 反響がありました。
で、気を良くして
簡単な順 以下 備忘です。
ユーラシア大陸にわたるにはいくつかルートがありまして、
1. 福岡から釜山まで かめりあライン

書いてて気が付いたんですが、椿=カメリア で かめりあ なんですね
チョーヨンピルの”釜山港へ帰れ”の椿咲くの意味が 今になってわかりました。
2. 下関から釜山 関釜フェリー
日韓の協定で日本のナンバーでそのままいけます。ただし、車検証上の所有者が運転者でないとだめです
所有権留保やディーラー名義所有者の場合は要注意!
下関から乗って、玄界灘超え、夜が明ける頃には、海雲台!〽 チョンハへの道! @新井英一
福岡からだと 昼発の夕方着です。 ほかにも大阪南港発もあるようです。
上陸時に釜山で保険加入でいけます。
自走で北朝鮮の休戦ライン、38度線まではいけます。
平和ボケの平均的な日本人だと思いつきもしませんが、第二次世界大戦(大東亜戦争)の後、
1945年 ポツダム宣言受諾(8/14)と降伏文書締結後(9/9)、朝鮮半島は連合軍の軍政下
ソビエトと米国によって48年まで分割統治 建国委員会が設置され、
それぞれの影響下で朝鮮民主主義共和国と大韓民国が成立。50年から両国は戦争状態になります。
朝鮮戦争です。
現在の民族分断の歴史は、日本の韓国併合、統治がそもそもの原因となったもので
現在は休戦しているものの、今まで続く悲しい歴史を感じる部分であります。
話戻って、釜山からソウル、38度線までは、これは大昔に経験済み
感じるに レンタカー借りて旅行するのと あんまりかわらない、レベルです。
昔は、白バイの先導サービスとかありましたけど、いまはないんでしょうね? たぶん
でも、今は 翻訳ソフトもあるし、ナビもあるので、昔よりは きっと 楽でしょう。
ソウルの街を日本からのW126で運転したことありますが、結構、注目度 高かったです。
3. 境港から韓国東海、ウラジオストック
旅客減少で、現在閉鎖中? RO_RO コンテナいれないで移動できるかは不明 難易度は1,2に比べて高いけど
ウラジオストックまでいける
以上は、カーフェリー旅客同一便の定期航路
以下は、国際カルネ/国際ナンバー 関連

画像は ユーラシア大陸横断をされた 青山さん omnipot blog から
>自動車カルネ(正式名"AIT/FIA Carnet de Passages en Douane")は、自家用自動車(含自動二輪)の一時輸入の通関手続きを>簡素化する書類です。
>これによって一時輸入された自動車は、その国に登録する必要はなく日本登録のままで外国を走行することができますが、定>められた期間内に再輸出しなければなりません。
>国境またぐと課税関係が生じるので、カルネ条約批准国は、カルネ(カード)があれば、所定条件では課税がされません。
JAF ATAカルネ
車両が日本で登録されており、車検が切れていないこと
必ず日本へ持ち帰ること
カルネ名義人本人が海外へ渡航すること
滞在国への持込期間が、その国が定めた期限を越えないこと


ただ、ごらんのとおり、条約加盟国(以外にすくない、そもそもEUや米国は加盟してない!)だけなので
韓国、中国やロシアはこのリストには入ってない、そもそも条約加盟国が限定的なんですが、
韓国は日韓協定、中国は別途通関と一時利用許可(免許も)、
ロシアも別途通関、トランジットなり、ビジネスビザ、一時輸入でなんとかなるようです
陸続きで車の往来が多いところは、一時輸入制度があります。
様式美のすきな日本人は、通常は、カルネとって、いわゆるローマ字表記にした 国際ナンバープレートつくるんですが、
実のところ、なくても大丈夫のようです
そもそも、韓国は加盟国じゃなかったのでか、関釜フェリーからはカルネなんか 要求された記憶もなかったですね
まあ、海外で写真とったときには、ひらがなナンバーのほうがインパクトありますが、
日本もってきて、記念のためにナンバーは作っておこうかなと思います。

作り先は 小松自動車工業 最近 品川陸事から すこし遠くに移転したようです
車検証をもとに 登録証(3か月以内)添付すれば 作ってくれます。

なので、ここから下は、やや難易度があがります。 つまりコンテナにつむか、RORO船見つけて 自動車だけ運ぶ
3. 韓国経由 ロシア ウラジオストック(前述、おそらく日本で唯一の三国間フェリー)
4. 韓国経由 天津
3は、旅客同一のフェリーでいけるか、運行再開次第
コンテナやROROだと 人は別便、 自動車だけ 通関に加え、コンテナだとデバックがあるので
また難易度が一段階あがります
5. コンテナ、ROROで 天津、上海 直行
6. コンテナ ROROで シンガポール(ATAカルネ)ASEAN協定で マレーシア、タイ、ラオス(もしくは、カンボジア、ベトナム)で中国へ(4と同じ)
7. そのあと、中国から極東ロシア(たとえば、イルクーツク)経由でモスクワ
8. もしくは、最南に下って、シンガポール(コンテナ・RORO)から マレーシア、タイ、ラオス、中国雲南経由で 陸路 ロシア
9. そのほか コンテナ、RORO 使えば 多々
てな感じです。 日本の主要産業は、まだ自動車なのでRORO船は世界各地に出てますが、割り込んで乗せてもらえるか
が問題、コンテナで部品といっしょに運んでも、全量を自動車に積んでいける走れる量しかもっていけないので、
ROROのほうが楽といえば 楽 などなど
新車以外でも、日本の中古車とかオークションで輸出してるから、結構需要あるんでしょうね

いわゆる自動車専用船、RORO そういえば、北米アメリカからは自分でも、何度か運んだことありましたし
日本からもイースタンライナーでも コンテナでも 運んだことありました 笑)
いや、人生、いろんなことやってます
備忘で記載しておきます