近況報告2021 12
近況ご報告
12月になって更新をしていなかったため、死んだのではないか等のお話も伝え聞きまして、
反省して近況のご報告

タイ王国 フアヒン コートロウ島にて
毎年、12月は1年を振り返り、くる年や先のこと 車のことを書いています。
この一年は、8月に一年遅れの東京オリンピックのために帰国して、その前後、例年のように
小淵沢で馬と過ごしていました。
ヘアライン号もこのとき、サスペンションの測定、アーム計測とリンク設計をやりましたが、
その後は、帰国してしまったため、大きな進展はありません。
まもなく、同じチームエスコートの安藤号のタイムアタックシーズン準備のために
チーム総出でかかりきりになったということも原因であります
その結果もあり、2021年12月 日に、筑波サーキットでもコースレコードを出しました
50秒233 です。
動画見てもらうとわかりますが、
筑波サーキットが、ジムカーナコースのように見えます。バックストレッチやメインスタンド前なんか、
あっという間、1コーナーがヘアピンに見えます。ダンロップ下なんか、もうダッチロールです。
私が最初に走ったサーキットは筑波なんですが、まあ、同じコースには見えません。
本庄サーキット位に見えます!
とはいえ、ヘアライン号由来のチタンボルトや1gでも軽くのビレット加工は、
「すべてのサーキットでコースレコード!」に微力ながら役立ってると思います。
それで、他は何をしているかといいますと、
飛行機の操縦訓練続けてます。
年取ると、やり残したことを考えるんですね

写真は、タイ空軍の輸送機C130で降下訓練(笑)のとき 終わった後なので笑ってます 他は軍事機密(笑)
ホアヒン飛行場にて
普段の練習は、CT4というレシプロ6気筒の単発機、セスナより頑丈な軍用機ですので、耐Gが強く、
宙返り、アクロバティック飛行もさせてもらって、Gを堪能してます。
単発操縦訓練が終わったら、次は双発免許に挑戦したいと思ってます。
その次はジェット(機種別)ですが、うーん、ここは難しそうです。
アメリカまでいけば、ファントムは操縦できるかな?
ところで、馬術は、こちらでアフリカ馬疫という馬の伝染病の影響で馬の輸送ができません。
そのため、残念ながら自分の馬にはまったく乗れず会えずで、借り馬で、ほそぼそと忘れない程度でやっています。

こちらも、フアヒン、王様のリゾートですね 海岸にて フライトスーツ着て馬乗るのは初めてでした
そのぶん、同じくライフワークの武芸については、稽古の時間も増えて、やわらとり 年甲斐もなく
ひたすら鍛錬重ねてます。
さて、本ブログテーマの自動車のこと W124 500Eのことについては といいますと
メルセデスのみならず 各メーカーが 内燃機関の廃止を打ち出してますのは
何年も前に、既報のとおりです。もう、この流れはかわりません。
化石燃料がなくなる前に、内燃機関の灯が消えるのは間違いないでしょう。
そのため、いつまでも、永遠にさえ続くかと思った、ベンツの伝説の部品供給も 変節しました。
時代と同時に方針も変わりました。もう、小手先で、普通の人、中間層、アベレージが乗れる車じゃないと思います。
高度1万mで ジェット機乗ろうとする輩がいうんだから間違いないです。
新品部品がいつまで買えるなどというのは夢物語です
3Dプリンタの活用で、プラスチックや金属部品は少量生産が可能ですが、
80年代の旧世代電子部品、半導体他は部品メーカーの製造ライン自体がなく、後継品に代替されてるので
絶望的です。在庫価格は保管コストや残存需要でどんどんあがります。
よく引き合いに出されるEZL イグナイターなんか、素の500E用でも、いまじゃ定価が約89万円です。
インジェクター制御のLHやベースモジュール自体の供給もなくなりましたので、中古をごまかして修理できるのも、
時間の問題でしょう
純正オリジナルが好きな方は、コンクール用に保存しておいて、
足で転がす、のるなら、フルコン稼働させたほうが良いですよ
私も、古いおバカな8ビットマイコン、グループ制御モデルに、何十万円もかけて修理する気には、
そもそもなりませんので、
だいぶ前にMOTECにして、気筒別シーケンシャル制御です。ボッシュMS電子スロットルも制御できます。
本当に良かったと思います。
今思うに、点火EZLと燃調LHが不調なら、
32ビットの賢いフルコンにして、各気筒別制御、シーケンシャルにしたほうが絶対に、
安いしお得です。この流れも、おそらく、かわらないでしょう
最新のM1モデルでしたら、そもそも自律なので、特別な事例を除きセッティングすらいりません(笑)
おかしなヒューズや、朽ちた配線、劣化した端子も、全部引き直して、リレーレス、ヒューズレスの電子制御にPMDでできます。
あと、いまになってもお話を聞きますが、笑い話の、ディストリビューターのリーク、失火、
原因、オイル、湿気について
何度もお話してますが、私、一度もなったことありません。
最初は、保管状況、室内、空調付き保管の諸条件なんだと思いましたが、
近年の状況を鑑みるに、見てみると、エンジンの圧縮が抜けててて、
ブローバイガスが多い。これが原因でしょう
そのためディストリビューター内に
クランクケース、ヘッドからのブローダウンガスが増えて、クランク室、ヘッドカムカバー内の圧力が高くなる。
おまけに、そういう車は、たいして回せない、多くは、燃焼管理も点火も管理がきちんとできてない、タイミングチェーンは伸びる、
バルタイはずれるから、
未燃焼ガス、水蒸気、オイルを多量に含んだブローバイガスが、
ディストリビューター内に噴き出て悪さするんだと思います。
つまり、ピストンリング、シリンダーが摩耗してるわけです。
走行距離が多い車でこの状況の場合、はい、まず圧縮圧力見てみましょう。
WISでは10.5~12.5が規定値で 8.5bar 下がったら要OHです。
圧縮抜け、エンジン腰上、ヘッドのバルブ当たりによる場合(つまりシリンダーヘッドのバルブガイドの摩耗ガタと
バルブシートの摩耗)と、シリンダーブロック腰下の場合(つまりシリンダー、ピストンとピストンリングの摩耗)があります。
走行距離がいった500Eですと 最初に腰上で圧縮が少し減って、
次に、腰下で大きく圧縮減というのが通例です。
腰上だと、ブローバイガスは増えませんが、腰下だと如実にブローバイガスが増えます。
ヘッドカバーあければ、スラッジで真っ黒で、
インマニの中上から覗いてみれば、オイルがたまってるはずです。
固いオイルいれれば、ピストン、リングの密着が高まるので、圧縮はあがりますが、
それは、すなわちシリンダーの摩耗を示しているわけです。
はい、もう、こうなると、これまでの小手先の軽整備では無理です。
エンジンおろして、ヘッドばらす、シート、ガイド打ち換えるという作業が必要になります。
これ、できるうちに、ガスケットが手に入るうちにしておいたほうがいいですよ!
もう、そういう時代になってきたんだと思います。
そのために、どうしようか、なにをしようかを 考えましょう
みなさま どうぞ良いお年を!
12月になって更新をしていなかったため、死んだのではないか等のお話も伝え聞きまして、
反省して近況のご報告

タイ王国 フアヒン コートロウ島にて
毎年、12月は1年を振り返り、くる年や先のこと 車のことを書いています。
この一年は、8月に一年遅れの東京オリンピックのために帰国して、その前後、例年のように
小淵沢で馬と過ごしていました。
ヘアライン号もこのとき、サスペンションの測定、アーム計測とリンク設計をやりましたが、
その後は、帰国してしまったため、大きな進展はありません。
まもなく、同じチームエスコートの安藤号のタイムアタックシーズン準備のために
チーム総出でかかりきりになったということも原因であります
その結果もあり、2021年12月 日に、筑波サーキットでもコースレコードを出しました
50秒233 です。
動画見てもらうとわかりますが、
筑波サーキットが、ジムカーナコースのように見えます。バックストレッチやメインスタンド前なんか、
あっという間、1コーナーがヘアピンに見えます。ダンロップ下なんか、もうダッチロールです。
私が最初に走ったサーキットは筑波なんですが、まあ、同じコースには見えません。
本庄サーキット位に見えます!
とはいえ、ヘアライン号由来のチタンボルトや1gでも軽くのビレット加工は、
「すべてのサーキットでコースレコード!」に微力ながら役立ってると思います。
それで、他は何をしているかといいますと、
飛行機の操縦訓練続けてます。
年取ると、やり残したことを考えるんですね

写真は、タイ空軍の輸送機C130で降下訓練(笑)のとき 終わった後なので笑ってます 他は軍事機密(笑)
ホアヒン飛行場にて
普段の練習は、CT4というレシプロ6気筒の単発機、セスナより頑丈な軍用機ですので、耐Gが強く、
宙返り、アクロバティック飛行もさせてもらって、Gを堪能してます。
単発操縦訓練が終わったら、次は双発免許に挑戦したいと思ってます。
その次はジェット(機種別)ですが、うーん、ここは難しそうです。
アメリカまでいけば、ファントムは操縦できるかな?
ところで、馬術は、こちらでアフリカ馬疫という馬の伝染病の影響で馬の輸送ができません。
そのため、残念ながら自分の馬にはまったく乗れず会えずで、借り馬で、ほそぼそと忘れない程度でやっています。

こちらも、フアヒン、王様のリゾートですね 海岸にて フライトスーツ着て馬乗るのは初めてでした
そのぶん、同じくライフワークの武芸については、稽古の時間も増えて、やわらとり 年甲斐もなく
ひたすら鍛錬重ねてます。
さて、本ブログテーマの自動車のこと W124 500Eのことについては といいますと
メルセデスのみならず 各メーカーが 内燃機関の廃止を打ち出してますのは
何年も前に、既報のとおりです。もう、この流れはかわりません。
化石燃料がなくなる前に、内燃機関の灯が消えるのは間違いないでしょう。
そのため、いつまでも、永遠にさえ続くかと思った、ベンツの伝説の部品供給も 変節しました。
時代と同時に方針も変わりました。もう、小手先で、普通の人、中間層、アベレージが乗れる車じゃないと思います。
高度1万mで ジェット機乗ろうとする輩がいうんだから間違いないです。
新品部品がいつまで買えるなどというのは夢物語です
3Dプリンタの活用で、プラスチックや金属部品は少量生産が可能ですが、
80年代の旧世代電子部品、半導体他は部品メーカーの製造ライン自体がなく、後継品に代替されてるので
絶望的です。在庫価格は保管コストや残存需要でどんどんあがります。
よく引き合いに出されるEZL イグナイターなんか、素の500E用でも、いまじゃ定価が約89万円です。
インジェクター制御のLHやベースモジュール自体の供給もなくなりましたので、中古をごまかして修理できるのも、
時間の問題でしょう
純正オリジナルが好きな方は、コンクール用に保存しておいて、
足で転がす、のるなら、フルコン稼働させたほうが良いですよ
私も、古いおバカな8ビットマイコン、グループ制御モデルに、何十万円もかけて修理する気には、
そもそもなりませんので、
だいぶ前にMOTECにして、気筒別シーケンシャル制御です。ボッシュMS電子スロットルも制御できます。
本当に良かったと思います。
今思うに、点火EZLと燃調LHが不調なら、
32ビットの賢いフルコンにして、各気筒別制御、シーケンシャルにしたほうが絶対に、
安いしお得です。この流れも、おそらく、かわらないでしょう
最新のM1モデルでしたら、そもそも自律なので、特別な事例を除きセッティングすらいりません(笑)
おかしなヒューズや、朽ちた配線、劣化した端子も、全部引き直して、リレーレス、ヒューズレスの電子制御にPMDでできます。
あと、いまになってもお話を聞きますが、笑い話の、ディストリビューターのリーク、失火、
原因、オイル、湿気について
何度もお話してますが、私、一度もなったことありません。
最初は、保管状況、室内、空調付き保管の諸条件なんだと思いましたが、
近年の状況を鑑みるに、見てみると、エンジンの圧縮が抜けててて、
ブローバイガスが多い。これが原因でしょう
そのためディストリビューター内に
クランクケース、ヘッドからのブローダウンガスが増えて、クランク室、ヘッドカムカバー内の圧力が高くなる。
おまけに、そういう車は、たいして回せない、多くは、燃焼管理も点火も管理がきちんとできてない、タイミングチェーンは伸びる、
バルタイはずれるから、
未燃焼ガス、水蒸気、オイルを多量に含んだブローバイガスが、
ディストリビューター内に噴き出て悪さするんだと思います。
つまり、ピストンリング、シリンダーが摩耗してるわけです。
走行距離が多い車でこの状況の場合、はい、まず圧縮圧力見てみましょう。
WISでは10.5~12.5が規定値で 8.5bar 下がったら要OHです。
圧縮抜け、エンジン腰上、ヘッドのバルブ当たりによる場合(つまりシリンダーヘッドのバルブガイドの摩耗ガタと
バルブシートの摩耗)と、シリンダーブロック腰下の場合(つまりシリンダー、ピストンとピストンリングの摩耗)があります。
走行距離がいった500Eですと 最初に腰上で圧縮が少し減って、
次に、腰下で大きく圧縮減というのが通例です。
腰上だと、ブローバイガスは増えませんが、腰下だと如実にブローバイガスが増えます。
ヘッドカバーあければ、スラッジで真っ黒で、
インマニの中上から覗いてみれば、オイルがたまってるはずです。
固いオイルいれれば、ピストン、リングの密着が高まるので、圧縮はあがりますが、
それは、すなわちシリンダーの摩耗を示しているわけです。
はい、もう、こうなると、これまでの小手先の軽整備では無理です。
エンジンおろして、ヘッドばらす、シート、ガイド打ち換えるという作業が必要になります。
これ、できるうちに、ガスケットが手に入るうちにしておいたほうがいいですよ!
もう、そういう時代になってきたんだと思います。
そのために、どうしようか、なにをしようかを 考えましょう
みなさま どうぞ良いお年を!