M119 エンジンのたこ足 (29) 試行錯誤(6) 左側 通りました。 エキゾーストマニホールド製作中 管径φ48.6 左側その2 プライマリ入りました!
前々回も
すこし紹介しました プライマリー
左側 400㎜で なんとか入りました
ポテトチップスの下円板が フランジから 400㎜位置です。

オートマのベルハウジング(これは722.3)との距離や
フレームの位置、上に見上げる洞窟探検のような風景です。
前にも少しお話しましたが、今回は、クロスバンク 180°集合でやってみようと思います。
なので、左バンクは、5-8 と7-6 外々、中々で集合で 4-2となります(両バンクだと、8-4)
( ちなみに、270°集合のときは、左バンクは、5-6と7-8の 4-2(8-4) 集合でした。)

やはり、苦労して管を太くした分、迫力があります。
菅長を長くしたのは、 何度も書いているように、排気脈動、反射波をつかって、
排気時にエキゾーストバルブ、集合部に、負圧作り出すことによる吸い出し効果を狙っているからです。
何度も書いていますが、排気ガスの進む速度は排気温度他によって、変わります。
なので、概算は簡易な計算、中高生レベルの数学ででます。
一気圧の換装した大気中では、
331.5 + 0.61t
です。
それで、排気ガスは、エンジン2回転(吸入ー圧縮ー爆発ー排気で4サイクル、クランク2回転)に一回です。
実際には爆発は、上死点前20とか30°で着火して、排気行程のクランクが下がる途中で、排気バルブが開いて
一気に排気ガスがバルブから排出されます
(カムによって、このタイミングがかわる、作用角の大きいカムは開く角度が、たとえば、50°とか40°と 早いわけです)。
この排気時に、バルブの外側が、負圧に近くなっていれば、その分、排気ガスの圧力と負圧の差で、
流量も、速度も、勢いも 増します。
吸気の過給と逆で、排気の負圧による引っ張り、吸い出し効果が狙えるわけです。
逆に、この脈動がわるければ、ここが正圧になる、反射波で高い圧力になると、排気ガスが出るどころか、
充分に でていかない、ひどくは逆流となります。
これをコントロールする要素は、圧力、気体成分、温度、湿度のほか、
菅の形状だったり、開放、閉鎖だったり、曲がりだったり、複数ありますが、
まずは管の長さでみてみます。
長ければよいわけではなく、狙う回転数によって長さが変わります。
経験値でこの長さを語る場合ですと、4-1の集合、180°集合で、 600㎜とか750㎜とか800㎜ といわれてます。
長ければ、低速、短ければ高速などといわれますが、
正確にいうと、λ≒1では、どの回転域でも、内燃機関の排気温度では、あまりに長すぎるで、
一般的には、1/2λとか、1/4λ、1/8を使います。
ですので、それが、2000rpm 4000rpm (超高回転使うなら8000rpm)だったり、
3000rpm 6000rpm(市販の自動車だとないでしょうが12000rpm)の山が出てきます。

マツダの SKY ACTIVE(けっこう恥ずかしいネーミングだと思います(笑))のエンジンなんか、
技報や特許見て、とてもよく考えているなと思います。
技法みると、サクラムの宇野さんのスピーカー計測と同じ方法使ってます。ははは
おそらく、すごく限られた、予算、なにやるのにも、下手すれば、
文房具買う、長い有給とるにも、上司のお伺い、許可がいるような、
儲かってないが故に、余計に管理された、自由度の少ない中で、
やすくなったとはいえ、費用のかかるCFDとかによらず、
実験ラボレベルで、よく頑張ってるなーと思います。
トヨタの乾いたでかい雑巾を絞る 三河流のものとも、ちょっとちがう、
出自が、三輪メーカーならではのご苦労や、創業ワンマン由来の旧体質、
慢性的な金欠、旧住銀の病み上がりや、フォードとの合弁の悲哀を乗り越えて、
まじめな技術者は 限られた環境、条件で よく頑張っているな と思います
マツダの特許や、開発、コピー、広告については、
FBでは好き放題書いてますが、
メーカーの人も、けっこう大変なようなので、
遠慮しつつ あとでまた書くようにします(笑)
人生で、一台もマツダ車、新車で買ってないくせに、結構気にしてるんですよ。
前にも書いたかもしれませんが私、実は、マツダファンなんです。
大学時代、バブルの時代、
面接いったことがあるくらい大好きなんです。
何を隠そう、大学生で124ワゴンにものってました
ただし、 W124じゃなくて、板バネの 124AのRX3 直感サバンナ、ロータリーエンジンでした(笑)という
オチが付くくらい好きでした
サクラムの宇野さんに学ぶ、 前に書いたタコ足の計算の記事はこちら
すこし紹介しました プライマリー
左側 400㎜で なんとか入りました
ポテトチップスの下円板が フランジから 400㎜位置です。

オートマのベルハウジング(これは722.3)との距離や
フレームの位置、上に見上げる洞窟探検のような風景です。
前にも少しお話しましたが、今回は、クロスバンク 180°集合でやってみようと思います。
なので、左バンクは、5-8 と7-6 外々、中々で集合で 4-2となります(両バンクだと、8-4)
( ちなみに、270°集合のときは、左バンクは、5-6と7-8の 4-2(8-4) 集合でした。)

やはり、苦労して管を太くした分、迫力があります。
菅長を長くしたのは、 何度も書いているように、排気脈動、反射波をつかって、
排気時にエキゾーストバルブ、集合部に、負圧作り出すことによる吸い出し効果を狙っているからです。
何度も書いていますが、排気ガスの進む速度は排気温度他によって、変わります。
なので、概算は簡易な計算、中高生レベルの数学ででます。
一気圧の換装した大気中では、
331.5 + 0.61t
です。
それで、排気ガスは、エンジン2回転(吸入ー圧縮ー爆発ー排気で4サイクル、クランク2回転)に一回です。
実際には爆発は、上死点前20とか30°で着火して、排気行程のクランクが下がる途中で、排気バルブが開いて
一気に排気ガスがバルブから排出されます
(カムによって、このタイミングがかわる、作用角の大きいカムは開く角度が、たとえば、50°とか40°と 早いわけです)。
この排気時に、バルブの外側が、負圧に近くなっていれば、その分、排気ガスの圧力と負圧の差で、
流量も、速度も、勢いも 増します。
吸気の過給と逆で、排気の負圧による引っ張り、吸い出し効果が狙えるわけです。
逆に、この脈動がわるければ、ここが正圧になる、反射波で高い圧力になると、排気ガスが出るどころか、
充分に でていかない、ひどくは逆流となります。
これをコントロールする要素は、圧力、気体成分、温度、湿度のほか、
菅の形状だったり、開放、閉鎖だったり、曲がりだったり、複数ありますが、
まずは管の長さでみてみます。
長ければよいわけではなく、狙う回転数によって長さが変わります。
経験値でこの長さを語る場合ですと、4-1の集合、180°集合で、 600㎜とか750㎜とか800㎜ といわれてます。
長ければ、低速、短ければ高速などといわれますが、
正確にいうと、λ≒1では、どの回転域でも、内燃機関の排気温度では、あまりに長すぎるで、
一般的には、1/2λとか、1/4λ、1/8を使います。
ですので、それが、2000rpm 4000rpm (超高回転使うなら8000rpm)だったり、
3000rpm 6000rpm(市販の自動車だとないでしょうが12000rpm)の山が出てきます。

マツダの SKY ACTIVE(けっこう恥ずかしいネーミングだと思います(笑))のエンジンなんか、
技報や特許見て、とてもよく考えているなと思います。
技法みると、サクラムの宇野さんのスピーカー計測と同じ方法使ってます。ははは
おそらく、すごく限られた、予算、なにやるのにも、下手すれば、
文房具買う、長い有給とるにも、上司のお伺い、許可がいるような、
儲かってないが故に、余計に管理された、自由度の少ない中で、
やすくなったとはいえ、費用のかかるCFDとかによらず、
実験ラボレベルで、よく頑張ってるなーと思います。
トヨタの乾いたでかい雑巾を絞る 三河流のものとも、ちょっとちがう、
出自が、三輪メーカーならではのご苦労や、創業ワンマン由来の旧体質、
慢性的な金欠、旧住銀の病み上がりや、フォードとの合弁の悲哀を乗り越えて、
まじめな技術者は 限られた環境、条件で よく頑張っているな と思います
マツダの特許や、開発、コピー、広告については、
FBでは好き放題書いてますが、
メーカーの人も、けっこう大変なようなので、
遠慮しつつ あとでまた書くようにします(笑)
人生で、一台もマツダ車、新車で買ってないくせに、結構気にしてるんですよ。
前にも書いたかもしれませんが私、実は、マツダファンなんです。
大学時代、バブルの時代、
面接いったことがあるくらい大好きなんです。
何を隠そう、大学生で124ワゴンにものってました
ただし、 W124じゃなくて、板バネの 124AのRX3 直感サバンナ、ロータリーエンジンでした(笑)という
オチが付くくらい好きでした
サクラムの宇野さんに学ぶ、 前に書いたタコ足の計算の記事はこちら