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2021/02/08

あれもない これもない というか 30年たって 部品供給が あるほうがおかしいとおもいませんが?

500E前期モデルが91年~92年、中期が92-93年、後期が94年-95年ですから、
製造中止から後期で26年、前期だと、もう30年です。

部品供給停止の話ばかりですが、これは至極当たり前のことで、国産32GTRとかでも
同じことです。

500Eの誕生の原因となったセルシオ・レクサスの初代モデルなんて、
現存車も少ないのもありますが、部品なんかまったく入手できません。
特に、3世代も4世代も前の電子部品なんて、
ECUやROMの代替わりで、回路の部品自体が製造中止のものも多いので、
物理的に完成品として製造できないものが多いわけです。

EZLやGMモジュールが製造中止となるのはこういうことでしょう。



最近の話題でいうと、


前期ヘッドライトに加え、
9AH138-351-021.jpg


前期のスロットルアクチュエターも製造中止で、
後期のスロットルアクチュエターも、ついに製造中止になったようです。
(記事見返すと、15万で新品gakaetanndesune09年当時!)

スロットルアクチュエターは、配線の修理、やりなおしはできますが、
専用のコネクターの入手が難しいようですし、
モーター自体が同形式のものの部品メーカーの供給がないので、
そうすると消耗品のアクチュエターモーターの交換ができないことになります。

結局、修理といっても、ごまかし、一時の先延ばしでしかなく、
事実上の死亡宣告(もう乗るな!オブジェ宣告、)でしょう。

これを動かそうとすると、
社外ECUを使って、汎用のボッシュモータースポーツの電子スロットルを使うか、

もっと簡単に電子スロットルをやめて
機械式にする等の対応で、対応をするということになるでしょう

純正、メルセデスネームが好きな方は、
配線からすべてW210(これも相当古い)
モトロニックにするという選択肢もあるでしょう、モトロニックの電子スロットルはまだ供給されてるようです

以前、といっても2000年代なら、
内装が生きていれば、外装は塗装板金でやり直しがきく、
内装も張り替えがきく、部品は交換すれば、新車になるということを
豊富な部品供給をもとに、いってましたが、
もう、これも、できなくはないですが、難しいでしょう

3Dプリンターや、リプロで部品再生は可能でも、
電子部品は新型、現行品に置き換えることが必要になってきます。

そうなると、いまさら8ビット制御のEPロムに始まり、メインのCPUを
作るなんてことはないので、ここは必然、淘汰されることになるでしょう

そもそも、
車両の配線自体、銅線も、被服も、コネクター端子もすべてが劣化してますので、
配線全部を引き直し、ヒューズボックスはもちろん、その前後の端子、コネクターから
やり直す必要が出てきます。

部品があるうちに、配線セットを購入しておくツワモノもいるようですが、
私は、PDMを利用して配線引き直しすることになると思います。(フルコン後、電子5速化後の2017年の年頭抱負でいってますが、できてないですね(笑))


まあ、国産旧車なら、もう当たり前の作業ですので、
さほどの難儀ではないでしょう

おそらく私が人柱になるかと思っていたら、
すでに検討をしている方もいるようなので、
今回は、そちらを参考にしたいなと思っています。