M119 500E エンジンオイルパン NIIBE パン 製作中! We will release Niibe pan for M119 w124 500E soon !
品切れが 長らく続いていました W123036 M119 エンジン用 NIIBEオイルパン
鋳込み準備中です。もう少しでできます
500E 用でつくりましたが、同じエンジンならW210でもR129でも勿論使えます。
前にもお書きしましたが、M117でも使えるということを、お聞きしました。
品番調べてみたら確かに互換性ありでした。オートマATFパンのときもそうでしたが、
熱心な方からこういった情報をいただくことは、とてもうれしく、励みになります。
昨今の夏の暑さ、日本の夏の暑さは異常で、普段暮らしている香港より
東京のほうが、はるかに熱いです(笑)
そんなわけですから、M119エンジン搭載の車両の中でも、
もっとも熱に厳しい、ラジエターとエンジンの間が狭く、空気の逃げ場が少ない
500Eでご愛顧いただくわけもわかります。
なんで、再製作に時間がかかるかというと、
これも昨今の日本の産業構造の変化に影響されていまして、
中小製造業の高齢化が進み、跡取りもいない、また自動車産業自体が大量消費地のアメリカ、
中国やタイ等に海外拠点を設けて、製造もそこでしているので、仕事量が減り、廃業に追い込まれる
ところが多いことが原因です。
そうなると、残った国内の仕事は、特定の場所に集中するわけで、
昔だったら「ちょっと暇になったときにお願い!」といえたものが、暇が途切れない、単価が上がるのは仕方がないにせよ、
加工屋さんや、熱処理屋さんも 数が減って、そもそも加工自体が新しいところではできない、
やったことがない、冶具もないというような塩梅です。
昔でしたら、近所の鋳造屋さんが、ご近所の熱処理屋さんにもっていって、それを加工屋さんに届けて帰ってくるというのが
半径数キロですんだのが、ひどい場合は数百キロになる。そうなると配送チャーターやら、
梱包、開梱の手間がかかる、それぞれの時間差、待ち時間考えると、あっという間に数か月単位になっちゃいます。
できた製品の配送も、ご存知のように問題で、消費税増税前の配送料の増加や、その前からある大手通販の物流量の増加に由来する
運送業の極端な人手不足。
それに輪をかけて、長時間運転や運行管理を原因とした交通事故がおこったため、
おまけに、一億総コンプライアンス化で物流、宅配業の運用すら難しくなってきてます。
ほんと、この国の行き先は、どうなっちゃうんだろうと思います。
さて、ではありますが、無事に出来上がる見込みができましたので、
バックオーダーいただいた方は
出来次第ご連絡させていだたきます。
本当は、作るのやめようかと思ったんですが、自分用のスペアで予備に持っていた一個も、
北村さんが勝手に売っちゃったので、やむなく、作った次第です。
そんなわけなので次回作るかどうかは正直わかりません(汗)
