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2019/10/02

M119 500E エンジンオイルパン NIIBE パン 製作中! We will release Niibe pan for M119 w124 500E soon !

品切れが 長らく続いていました W123036 M119 エンジン用 NIIBEオイルパン

鋳込み準備中です。もう少しでできます




500E 用でつくりましたが、同じエンジンならW210でもR129でも勿論使えます。



 



前にもお書きしましたが、M117でも使えるということを、お聞きしました。




品番調べてみたら確かに互換性ありでした。オートマATFパンのときもそうでしたが、



熱心な方からこういった情報をいただくことは、とてもうれしく、励みになります。



 



昨今の夏の暑さ、日本の夏の暑さは異常で、普段暮らしている香港より



東京のほうが、はるかに熱いです(笑)



 



そんなわけですから、M119エンジン搭載の車両の中でも、



もっとも熱に厳しい、ラジエターとエンジンの間が狭く、空気の逃げ場が少ない



500Eでご愛顧いただくわけもわかります。



 



なんで、再製作に時間がかかるかというと、



これも昨今の日本の産業構造の変化に影響されていまして、



中小製造業の高齢化が進み、跡取りもいない、また自動車産業自体が大量消費地のアメリカ、



中国やタイ等に海外拠点を設けて、製造もそこでしているので、仕事量が減り、廃業に追い込まれる



ところが多いことが原因です。



 



そうなると、残った国内の仕事は、特定の場所に集中するわけで、



昔だったら「ちょっと暇になったときにお願い!」といえたものが、暇が途切れない、単価が上がるのは仕方がないにせよ、



加工屋さんや、熱処理屋さんも 数が減って、そもそも加工自体が新しいところではできない、



やったことがない、冶具もないというような塩梅です。



 



昔でしたら、近所の鋳造屋さんが、ご近所の熱処理屋さんにもっていって、それを加工屋さんに届けて帰ってくるというのが



半径数キロですんだのが、ひどい場合は数百キロになる。そうなると配送チャーターやら、



梱包、開梱の手間がかかる、それぞれの時間差、待ち時間考えると、あっという間に数か月単位になっちゃいます。



 



できた製品の配送も、ご存知のように問題で、消費税増税前の配送料の増加や、その前からある大手通販の物流量の増加に由来する



運送業の極端な人手不足。



 



それに輪をかけて、長時間運転や運行管理を原因とした交通事故がおこったため、

おまけに、一億総コンプライアンス化で物流、宅配業の運用すら難しくなってきてます。



 



ほんと、この国の行き先は、どうなっちゃうんだろうと思います。



 



さて、ではありますが、無事に出来上がる見込みができましたので、

バックオーダーいただいた方は



出来次第ご連絡させていだたきます。



 



本当は、作るのやめようかと思ったんですが、自分用のスペアで予備に持っていた一個も、



北村さんが勝手に売っちゃったので、やむなく、作った次第です。



 



そんなわけなので次回作るかどうかは正直わかりません(汗)


木型をもとに、砂型鋳造の準備で 型屋さんに
オイル偏り防止のバッフルの中に、今回は名前をいれることにしました。




後からつくった、ATFパンには、思い付きでいれたのですが、
エンジンオイルパンにはついてませんでした。
今回、型修正のタイミングで文字を入れることにしました。




ユーザーからのリクエストでいれることにしたのですが、
ATFパンは ストレーナー交換で外しますので、見えますが、
エンジンオイルパンは、
オイルパン下すときは、エンジンを開けるとき、
もしくは、ストレーナを変える時で、普段は 見えないはずなのですが、
こんな感じでいいですか?(笑)