722.6 アルミフィン付 ATF パン/ATF Pan not only for W124 500E for all 722.6.
722.6 オートマティックトランスミッション 用の ATFパン
自分用は、トランスブレーキ着けたので、背の高い 米国製 B&Mのアルミ製ものを装着することにしました。
でも、あまりに、つくりがアメリカン、
パンの固定は、ボルト留めるのではなく、ピンチで挟んでゴムを潰してシールするタイプ
鋳造で丈夫そうだけど、厚くて重い、フィンがおおざっぱ
フィンのピッチが、NIIBEパンの10mm とあわない、
等ということと、
大阪でTさんの722.6 ブラバスに乗せてもらって、エグゼから空港まで送ってもらったとき、
ATF温度が高いのが気になった。
ロックアップ付ですから、コンバータークラッチがロックされれば、そこで温度が下がるはずなんですが、
ATF温度のメーターみると、ATFクーラーなしだと
思ったより温度が下がらないなんてことを目にする機会がありました。
それは、相当の手間と愛情と時間とエネルギーをかけている、シルバーのブラバスでして、
機械式のときに722.3のATFパン使ってもらっていて、
ブラバスの6リッターエンジンにも、NIIBEパン使っていただいてます。
パンのフィンが、そろわないのもカッコ良くないという貴重なご意見もいただき、製作準備に入ることにしました。
500Eで722.6搭載している方、製作してますので、ご期待ください!(日本に10台以上いるみたいです)
ということで、オートマのケースを運んで、寸法取りして等とする中で、
一緒に、しばらく品切れになっていた722.3、M119エンジンのATFパン、オイルパンも
木型引っ張り出して、再製作することにしました。

先に、722.6の木型を頼んだはずが、なぜか722.3の鋳物上がってきました。
なんでも、日産R200のエスコート製フィン付デフカバーと間違えたようです(笑)
急いでた方々ごめんなさい、割りこんじゃいました。
その分、ベンツのオイルパン、ATFいただいた方は 早く入手できることになりました。

かつては、キューポラのある町 と呼ばれた、鋳物の街、川口も、砂型鋳造してくれるところは、
高齢化による廃業、後継者不足、製造業の海外移転等で、どんどん少なくなって、頼めるところは、さらに
限られてきました。もう、きっと、ここだけでしょう。
工業地帯も、いつのまにか都市化が進んで、中小規模の分譲マンションや、賃貸物件にかわってしまい
やがて、騒音や環境等の問題で、営業も難しくなってくるんじゃないかと思います。
下の完成品みるとわかりますが フィンの角度がななめになってるので、マスター型に工夫がはいってます。

そんなわけで残存者のところに仕事が集まり、結構忙しいらしいです。
前にも書きましたが、
現物にあわせて、設計して、
木型を表を造って、裏側の雌型つくる、砂型用の箱をつくる、
砂型をおこす。アルミを鋳造する。研磨、ショット、熱処理、機械加工 というプロセスです。
こちらは、722.3用のATFパン、フィンの角度合わせるので、ななめの底で抜けないため、型が
複雑になります。
斜めになってる、底面がわかりますでしょうか?

こちらは、M119 オイルパンの砂型用の表裏のマスター型
自分用、私歌用 につくったものですが、
縁あってお使いいただいた方からは、好評です。
こんなもの、高価なものを良く買い求める人がいると思うと同時に、
身が引き締まる思いでもあります。
SNSでの写真が縁でで、
海外にも、いくつも送ってまして、一つは 本国のAMG社で働いている方のところに嫁ぎました。
本国ドイツでも評判が良い、驚かれたようです。
なんか誇らしいですね
特に、オイルパンのピッチとATFパンのピッチを揃えたところ、
ATFパンの傾き、スラントをよけて、型分割して、フィンの角度を揃えたところは、高く評価いただいたようです。
聞いたところでは、大昔、AMG社では、創業の頃、鋳造もしてたとかで、
鋳物に関する造詣はことのほか深いらしいとのことでした。
お孫さんに囲まれてる アウフレヒトさんも 見てくれたかな?
自分用は、トランスブレーキ着けたので、背の高い 米国製 B&Mのアルミ製ものを装着することにしました。
でも、あまりに、つくりがアメリカン、
パンの固定は、ボルト留めるのではなく、ピンチで挟んでゴムを潰してシールするタイプ
鋳造で丈夫そうだけど、厚くて重い、フィンがおおざっぱ
フィンのピッチが、NIIBEパンの10mm とあわない、
等ということと、
大阪でTさんの722.6 ブラバスに乗せてもらって、エグゼから空港まで送ってもらったとき、
ATF温度が高いのが気になった。
ロックアップ付ですから、コンバータークラッチがロックされれば、そこで温度が下がるはずなんですが、
ATF温度のメーターみると、ATFクーラーなしだと
思ったより温度が下がらないなんてことを目にする機会がありました。
それは、相当の手間と愛情と時間とエネルギーをかけている、シルバーのブラバスでして、
機械式のときに722.3のATFパン使ってもらっていて、
ブラバスの6リッターエンジンにも、NIIBEパン使っていただいてます。
パンのフィンが、そろわないのもカッコ良くないという貴重なご意見もいただき、製作準備に入ることにしました。
500Eで722.6搭載している方、製作してますので、ご期待ください!(日本に10台以上いるみたいです)
ということで、オートマのケースを運んで、寸法取りして等とする中で、
一緒に、しばらく品切れになっていた722.3、M119エンジンのATFパン、オイルパンも
木型引っ張り出して、再製作することにしました。

先に、722.6の木型を頼んだはずが、なぜか722.3の鋳物上がってきました。
なんでも、日産R200のエスコート製フィン付デフカバーと間違えたようです(笑)
急いでた方々ごめんなさい、割りこんじゃいました。
その分、ベンツのオイルパン、ATFいただいた方は 早く入手できることになりました。

かつては、キューポラのある町 と呼ばれた、鋳物の街、川口も、砂型鋳造してくれるところは、
高齢化による廃業、後継者不足、製造業の海外移転等で、どんどん少なくなって、頼めるところは、さらに
限られてきました。もう、きっと、ここだけでしょう。
工業地帯も、いつのまにか都市化が進んで、中小規模の分譲マンションや、賃貸物件にかわってしまい
やがて、騒音や環境等の問題で、営業も難しくなってくるんじゃないかと思います。
下の完成品みるとわかりますが フィンの角度がななめになってるので、マスター型に工夫がはいってます。

そんなわけで残存者のところに仕事が集まり、結構忙しいらしいです。
前にも書きましたが、
現物にあわせて、設計して、
木型を表を造って、裏側の雌型つくる、砂型用の箱をつくる、
砂型をおこす。アルミを鋳造する。研磨、ショット、熱処理、機械加工 というプロセスです。
こちらは、722.3用のATFパン、フィンの角度合わせるので、ななめの底で抜けないため、型が
複雑になります。
斜めになってる、底面がわかりますでしょうか?

こちらは、M119 オイルパンの砂型用の表裏のマスター型
自分用、私歌用 につくったものですが、
縁あってお使いいただいた方からは、好評です。
こんなもの、高価なものを良く買い求める人がいると思うと同時に、
身が引き締まる思いでもあります。
SNSでの写真が縁でで、
海外にも、いくつも送ってまして、一つは 本国のAMG社で働いている方のところに嫁ぎました。
本国ドイツでも評判が良い、驚かれたようです。
なんか誇らしいですね
特に、オイルパンのピッチとATFパンのピッチを揃えたところ、
ATFパンの傾き、スラントをよけて、型分割して、フィンの角度を揃えたところは、高く評価いただいたようです。
聞いたところでは、大昔、AMG社では、創業の頃、鋳造もしてたとかで、
鋳物に関する造詣はことのほか深いらしいとのことでした。
お孫さんに囲まれてる アウフレヒトさんも 見てくれたかな?