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2018/02/22

CR2號のフルコン化 MOTEC Management for Carbon Roof 2nd 500E 

春節の休みを利用して帰国した際に、エスコートにお邪魔してきました。

華南からの往復の飛行機は、やはり中国人が圧倒的、家族連れが多く満席、
春節、来日数650万人は伊達じゃないと思いました。
我が国も、否応なしに人口14億人を抱える世界第二の経済大国の影響を痛感する時代になりました。

ホテル業界の方の話をきくには、春節時期と大学受験が重なるので大変とのお話しです。

さて、目的は、自分の車の打ち合わせと、O氏のフルコン化の話です。
前にも紹介してます炭屋根2号機 こと ”CR2”が、私の車なんかとは別次元、
驚くほどきれいな車体です。

日曜午後に、都内から戸田までの往復路、に乗せていただいたのですが、トータルで仕上げた足回りや
高い剛性感のシャーシ、レカロCSEシートは秀逸で、「やはり500Eはいいなー」と独り言が出る瞬間でした。

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写真撮影しようとしても塗面が平滑なため、撮影者の映り込みが出てしまい、上手くとれないレベルです

ポイントは、炭屋根2号機なので、“CR2“ Carbon Roof 2nd のエンブレムをセンス良く作成して
トランク右端部に装着しています。

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フルコン化の内容、記載しておきますと
点火系のコンピューター、EZLが60万円超に高騰した今では、
フルコンにしたほうが中長期的はいうこともなく、
短期的にも合理的になったと思います。


いくらかかりますか?2015年の記事

ポイントとなるのは、
① クランク信号のピックアップ、
② 気筒判別(シーケンシャル制御するなら)、
③ コイルの選択(デスビレスにするなら)、
④ ノックセンサー(フィードバックで点火時期制御するなら)
⑤ ツインλ(シーケンシャル制御するなら)
⑥ インジェクター

だと思います。 

①のクランク信号は、純正のクランクプーリーから取れます。
②の気筒判別は、私はVH45のクランク角センサーを使いましたが、左バンク、インテークカムの突起を
削って、シングルにすれば、純正カムセンサーを流用できるでしょう

③のプラグトップコイルは、w210のカバーと4.8番のカムホルダーを使えば純正流用できます。 

かっこいいけれど、高価なプラグコイルブラケットは必要ありません。

おまけにフロントカバーもw210用がそのまま使えますので、
デスビ撤去後のエキゾースト側のカバー製作の必用がなくなります。

④ノックセンサーは、セッティングさえ整ってて、フィードバックでノックトレースを詰めるのでなければ、NAの場合にはまず、いらないと思います。
割り切って、予算抑えるつもりなら、当面は不要、必用になったら、あとから追加でもいいでしょう。

⑤ ツインλも燃調のフィードバックで気筒別にシーケンシャル制御を補正するなら必用ですが、
これもあとからでいいんじゃないかと思います。

⑥ インジェクターは私は背の低いDENSO製12穴を使いましたが、ボッシュのEV14で背髙のとても、性能の良いものが今は出ていますので、
そちらをつかえば、フュールデリバリーや燃圧レギュレターも現行純正をそのまま使えますので、高価な製作費用が節約できます。

スロットルポジションは、純正の配線から拾えますし、純正配線を加工してほぼポンづけでできますので、お手軽だと思います。

 あとから続いていただける方が増えるのはうれしいですね