2017/05/24

モーテックのクランクピックアップ Clank pic up study again


  モーテックを初めとした
  競技用、車外ECUにおいて、肝はクランクピックアップだと書きました。

  なぜかというと、エンジンの回転信号、回転速度、上死点位置を正確に出さないと、
  エンジンの回転数が正確に把握できない、上死点位置のずれが生じ、点火時期がずれる、
  エンジンの回転速度が正確に把握できないので、問題のある気筒が判別できない等というのが
  理由です。

  競技車両では、かならずエンジン前端のクランクプーリーなり、後端のフライホイールから
  とります。

6464184-AR260.jpg

 写真は、SBCのV8、マグネット4極のクランクピックアップです。
 (旧レギュレーションで、プラグコード、ディストリビューターモデルの制約があっても、正確な回転ピックのために、
 クランクからピックアップをとっている点に注目ください。
 ピックアップ位置を微調整できるよう長穴になっており、
 また 奥に見えるOHVのカムドライブは、ベルト駆動になっています)
 
  インジェクションが出たてのころは、既存のエンジンの改良版で、
回転信号をディストリビューターからピックアップをとったりしていましたが、メーカーもここらへんの肝は
当然わかっているし、故障予防や部品点数、コスト削減になるので、デスビでピックアップタイプはほぼないものと思います。

ヘアライン号、LHのディストリビューター方式のM119をフルコンにしたため、
ディストリビューター部に日産VHのクランクピックセンサー、カムセンサーを使用してました。

実際7000回転程度であれば、クランクプーリーピックとの差もないのかもしれませんが、
ギア駆動のバックラッシュや、チェーンの伸びもあるしで、
ATIダンパーをつけるにあたり、クランクプーリーを製作するので、クランクプーリーピックアップに
することにしました。

ATI-AEM-sheel-m.jpg

当初、写真のように ダンパーとトリガーが一体のケース アウターにギザギザがあるタイプを使用しようと思いました。

しかしながら、ATIに注文してもなかなかできてこないので、既存品を使用して、
ケースにマグネットをケースに埋め込むことにしました。




写真がそれ、1mm, 2mm, 3mmとありますが、穴あけ、接着を考えると3mmになります。
ネオジム磁石ですので、ものすごく強力で、横にづらさないと離れません。

これを、45°づつに8個なり、30°づつに12個装着して、エンジンの回転を測定します。

気筒別シーケンシャル制御なので、気筒判別用の、カムセンサーは必要なので、これまで使っていた、
日産のクランク角センサーはそのまま使うことになります。

これ考えると、ベンツ、M119で点火をディストリビューター方式、使っていても、
クランク角は、フライホイールとテスター用にクランクプーリーの2か所、
気筒判別は、カムで見てましたから、さすが優秀ですね。

ちなみに、LHモデルとMEでは、クランク角センサーのピックアップが違います。
LHだと、写真のように4つ、リングギア 円周上に大きく4個のピックアップがあります。
rear_flywheel.jpg

モトロニックのピックアップは、LHとは違って、63歯-2歯になります。

ME モトロニックのリングギア

3f00b3a07c633b37a0dd24438f07dc86.jpg

良く見ていただくとわかりますが、下のほうで2個 欠歯があります。

b403868fb39e61752465f9f2a6411f47.jpg

こちら、右端の部分かけているのがわかると思います。

当初、いろいろ、考えた、現行EZL二階建て方式を、いかすには、フライホイールを換えて、
と思ったのですが、EZL、ASR、電スロ等を活かせないので 今回は見送り

次にここに、マグネットいれようと思ったのですが、純正のクランクピックと競合してしまうので、ダメ、

で、フロントのクランクプーリーになり、現在にいたります。

あとに続く方が出てきていますので、解説のため、ここに記載します。
少しは役に立って、追いかけてきていただき、競争が産まれれば、幸せであります